遠距離看護

「父の声を聞くことができる」

そんな知人がいます

父が亡くなって間もない頃

私に

「大丈夫ですよ

いつも近くで見守ってくれていますよ」

と泣きながら教えてくれました

今日

何か言いたげなその知人に会いました

「最近何か言ってますか?」と聞くと

つい最近　「伝えてほしいことがある」と言って来たそうです

いろんなこと一生懸命にやってきた

人には　もちろん私にも　そこまでしなくてもいいのにと言われながらやってきた

それが僕なんや　と

それを私にも　同じようにやって欲しい

悩む事もあるだろうけど　何とかなる

こちらに来るにはとても時間がかかり

とても疲れるそうで

こういう形で来る事はもう出来ない

今度は違う形で来る

その人は父とほとんど言葉を交わした事はないのに

生前の父の口調で話したのには驚くばかりです

同じように　か

まだまだなんだね

でも　何とかなる