遠距離看護

東京の友人と一緒に病院へ行きました

この方のおかげであの人が倒れたことがわかり

こうして会いに行くことが出来るようなった私の恩人です

病院へ行った日は必ず報告メールを送っていました

いつかはわたしも病院へ行かないと・・

と気にかけてくださり今回わざわざ来てくれました

彼が病院へ来るのはこれが二度目です

先週病院へいったときに

「きてくれはるよ　しっかり思い出しておいてね」

と宿題出したのですが

はたして・・・

エレベーターのドアが開くと

食事場所の談話室で車椅子に座ったあの人の姿

私と目が合うと

あの人は　ピースしてくれました

これには友人もびっくり

「きましたよ」と友人

「どうやあ」とあの人

いつも気にかけてる後輩の姿を見ての第一声は

元気な頃とまったく同じ（だそうです）

「がんばってますよ」

そしたらあの人は涙涙・・・

暫くは二人っきりにと思い私はその場を離れYさんのお部屋へ行きました

と

それと入れ違いにお部屋でいらっしゃったお母さんが出て来られました

なんというニアミスでしょう

友人はとても焦ったそうです

いつもは夕食時にはいらっしゃらないのですが今日はどうやら夕食に付き合う様子です

私は

ピースサインに満足して帰ることにしました

「あのピースは私に向けられたものですよ」と友人

「前回に比べてとても元気そうで安心しました」

「ちゃんと私の事もわかってるし共通の友人の名前もでましたよ」

あの人にとってゆっくりゆっくり時間が過ぎているのでしょう

でも

確実に前に進んでいるようです