名作落語大全集

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  OK散歩36「北海道スペシャル」：その２３「富良野：四季彩の丘」

  「さあ、ここへ来なけりゃ、何のために北へ来たのか分からない」「洒落なんですね」「富良野のお花畑。四季彩の丘じゃ」「もう雄大な雰囲気ですね」「お花の色が見事」「ラインを作っていますね」「はい、この通り」「素晴らしい」「遠くまで続くのがいいねえ」「一度は見たい景色ですね」「角度を変えて……」「手抜きになって来たな。遠くの景色も見事ですがねえ」「とまあ、こんな感じで……」「結局いい加減なんだから」「彩を味わっていただいて……」「はい」「こちらの紹介はおしまい」「ねえ」「次回はこの旅行のメイン」「え、またですか……」「まあ、全部メインなのじゃ」「しょうがないね」「ということで、続く」

  2015.08.15

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  OK散歩36「北海道スペシャル」：その２２「旭山動物園のおまけとその他」

  「旭山動物園の、オマケコーナー」「安っぽい司会者ですね」「N●K以外ではほとんどみなくなったな」「余計な台詞」「自販機も面白い」「あ、本当だ」「こちらも」「何種類かありますね」「色々見て面白いものがあるのじゃ」「はい」「こちらはお弁当。動物さんの絵葉書になる」「いいですねえ」「二つ苦情がある」「一つは」「５０円切手をはって下さいと書かれている」「まだ消費税が上がってないんだ」「きっと昔まとめて作っておいたのじゃろうなあ……弁当の中身は……」「まさか」「もう一つの苦情は、お手拭き。これも同じ頃作った物らしく、すっかり乾ききっていて使い物にならない」「はい、年寄は文句が多い」「さあ、今回の旅で一番のメインだった動物園はこのくらいにして、富良野辺りへ移動します」「こちらは」「CMで使われたようじゃな」「煙草のCMの木がありますね」「こちらも」「ケンとメリーですか」「これも」「ええ……」「親戚の木が次々指定されているらしい」「ほう」「ということで、次回はこの旅の最大のメイン、富良野の花畠へ」「え、動物園が一番のメインて言ったじゃないですか」「そうじゃ。動物園は一番のメインで、今度は最大のメイン」「変なの」「ということで、続く」

  2015.08.14

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  OK散歩36「北海道スペシャル」：その２１「旭山動物園：大尾」

  「北の動物達の続き」「旭山動物園からです」「カバさん」「はい」「この後大きな口を開けたが横からじゃった」「残念」「ウンチ飛ばしも横からで……」「いらない」「水の中のカバさん」「ほう」「ダチョウさん」「いいスタイルですね」「クジャクさん」「はい」「お猿さん」「可愛いね」「シッポが見事」「はい」「今度はおランタン」「舌が回らないね。オランウータンです」「さあ、餌を欲しがっている」「大家さん、他人のような気がしないでしょう」「向こうの柱の根元に餌を置くと……」「おや」「木の橋を渡って行く」「お客さんの上を通り越します」「こちらは素早い動きのお猿さん」「ほう」「とまあ、こんな感じで……」「動物園はおしまいですか」「もうちょっと続くぞい」「あらら」

  2015.08.13

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  OK散歩36「北海道スペシャル」：その２０「旭山動物園：その２」

  「北の動物達を語るスペシャル」「旭山動物園の続きです」「キツネさん」「寝てる」「カンガルーさん」「寝てる」「トラさん」「寝てる」「ライオンさん」「寝てる……全部寝てるじゃないですか」「褌くらい締めればいいのにねえ」「何だそりゃ」「起きてるのもいるぞ」「ひょうー」「ここもどっちが檻の中だか分からない」「オシッコに注意」「ヤギさん」「めえ」「水生動物も人気」「へえ」「白クマさん」「はい」「ペンギンさん」「また適当になって来たな」「まだまだいるのでまた次回」「まだ続くの」

  2015.08.12

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  OK散歩36「北海道スペシャル」：その１９「旭山動物園」

  「北の動物達を語るスペシャル」「今日は動物ですか」「今回の旅の一番のメイン、人気の旭山動物園じゃ」「はい」「カピバラ君」「のんびりしていますね」「チンパン君」「元気」「こちらも」「はい」「ケンカ」「はあ……」「この動物園は、動物が人間を見るのか分からないという……」「そこが魅力ですね」「ミミズク。ミミズを食うのじゃな」「本当ですか」「白いの」「はい」「鹿さん、シカさん」「はい」「クマさん、熊さん」「動物園、お大家さんが一番はしゃいでいますね」「ううん、まだまだいるので続く」

  2015.08.11

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  OK散歩36「北海道スペシャル」：その１８「層雲峡」

  「北の大空を語るスペシャル」「何とか違う言い方をしようと無理をしているな」「本日は釧北峠を越えます」「すごい景色ですね」「大雪湖。どうも分からないのは、ここからどこへ行っても層雲峡」「へえ」「一般に層雲峡と呼ばれるのは温泉地、３３８８メートルの銀河トンネルを抜けると見学地。ここまでホテルから５７キロ」「はい」「３３８８メートルの銀河トンネルを越えてホテルから５７キロ」「ということで、ちょいと先の流星の滝から歩きます。落差90メートル」「はい」「24キロの断崖絶壁のうちほんの少しだけ、渓流に沿って」「どうでもいいなあ」「こちら不動岩。左手が……」「落差120メートルの銀河の滝」「絶景ですね」「お馴染みの記念撮影」「はいはい」「そういうことで、奇岩、名岩が続いて」「層雲峡温泉へ……」「一泊ですか」「何を言うか、まだスタートしたばかりじゃないか」「あ、そうか」「温泉を抜けて、次回は今回の蝦夷旅行のメイン」「お楽しみに」

  2015.08.10

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  OK散歩36「北海道スペシャル」：その１７「ホテル」

  「北の大地から報告致します」「北海道です」「前回の道の駅から一気にホテルまで７８キロ」「北海道は移動が多いですねえ」「温根湯温泉。美人の湯でお馴染みの大江本家」「美人の湯が続きますね」「ほれ、今回はお年寄りが多いから……せめてもの慰め」「ひどい」「ということで夕食」「はい……食べることばっかり」「こちらもジンギスカンで……」「毎晩ですか」「最終日はビール工場で飲み放題としたが、予定変更じゃな」「あら」「締めは帆立の炊き込みごはん」「いいねえ」「こちらは最初の写真と同じ場所の夜景」「雰囲気を楽しみますね」「では、朝の様子」「ちょっとほめると調子に乗る」「目の前が川で雄大な山も見える」「はい」「対岸からのホテル」「はい」「こちらに足湯があるのじゃ」「あら」「ということで、朝食」「また牛乳がありますね」「デザートはまたしてもヨーグルトと果物」「はい」「ということで３日目も張り切って出発じゃ」「参りましょう……また次回」

  2015.08.09

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  OK散歩36「北海道スペシャル」：その１６「天へ続く網走」

  「ＯＫ散歩スペシャルは北の海からの報告でございます」「タイトルがすごいね」「え……何が」「天へ続くって……」「あ、そうか。写真がかの有名な天へ続く道」「どこまでもまっすぐという道ですね」「前回の滝から２７．５キロ。国号２４４号線から道道というのか、普通県道だが北海道だから道道」「ややこしいね」「道道８２７号から国道３３５号線まで１８キロまっすぐ。ほら、右側から来ているのが国道」「分かるか」「原生花園に入るが青い車窓から見るので、写真はどうも……写真は濤沸湖」「はい」「釧路本線がここまで来ている」「今日は釧路から線路に沿って来ていると考えればいいんですね」「藻琴駅」「はい」「映画網走番外地で網走駅として使われた北浜駅」「いい雰囲気ですねえ」「こうして１７．５キロで道の駅流氷街道網走へ到着」「道の駅のハシゴですね」「ううん、しかしなあ……」「どうしました」「いくつも道の駅へ行ったが、ここが最低レベルじゃな」「あら、そうですか」「道の駅切符を買おうと思ったのじゃが、前の道の駅が案内所での発売じゃった」「はい」「そこで案内所へ行ったら、窓口では前の人の応対をしていて、奥の人は全く動こうとしない。５分も経ってやっと来たら、奥の売店で買って下さいと言う。奥に行ったら、そこにいた店員が、中央レジですって……その人がレジに行ったのでそこに並んで５分。やっと自分の番になったら、ああ、道の駅の切符は向かいのレジでしか売りませんだと」「え……その前に、並んだ時に言えばいいのにね」「こんなに気の利かない道の駅は初めてじゃな。ということで、過去最低の道の駅でした」「こちらが網走刑務所」「お世話になりました」「え、世話になったのか」「大家さんがでしょう」「あそうか」「納得するな」「ということで、後はホテルへ向かうのみ」「続きは次回ですね」

  2015.08.08

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  OK散歩36「北海道スペシャル」：その１５「オシンコシンの滝」

  「北の海を漂っております」「遭難しているみたいですね」「天気が良すぎて海が荒れ、船が出ないので陸地の観光でございます」「はい」「道の駅から６キロ少々。こちらはオシンコシンの滝」「はい」「滝の写真」「同じですね」「どっちがどっちだと思う」「は」「オシンコシンじゃ」「ああ……」「右の水量の多いのがオシン、左がコシンではどうでしょう」「ううん、残念」「逆ですか」「それも違う。オシンコシンで一つの言葉で、松の群生する場所って意味だそうな」「だって、どっちがどっちって聞いたでしょう」「そうじゃったかな」「適当なんだから」「ここは目の前がもう海」「あ、本当だ」「ということで記念撮影して、ここはこれまで」「またしても続く」

  2015.08.07

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  OK散歩36「北海道スペシャル」：その１４「道の駅うとろ・シリエトク」

  「さあ、北の大地を巡るスペシャル」「蝦夷地って言葉に飽きてきたな」「昼食のお弁当。こちらは北の海鮮弁当」「いいね」「知床のから揚げ弁当」「おいしそう」「さあ、次を目指そう」「海が見えますねえ」「右下に見える川に鮭が上がって、熊さんが捕りに来るそうじゃ」「へえ」「オホーツクの海。実は天気が良くなると海は荒れ、北方領土まで渡る予定が中止に」「船は出ません」「海」「分かります」「さあ、こうして14キロのドライブ。知床へ参りました」「はい」「世界遺産登録の資料館。季節の変化の様子、行けなかった海の様子も」「はい、勉強になりました」「こんなに可愛い熊さんも登場」「可愛くない」「向こうが道の駅うとろ・シリエトク」「お土産でも買いますか」「はまなすのソフトクリーム」「はい、味わってみましょう」「まあ、そういうことで、忙しい日程がフェリーがカットになって暇になっちゃった」「どうしましょう」「次回に続く」

  2015.08.06

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  OK散歩36「北海道スペシャル」：その１３「知床一湖」

  「さあ、知床峠から西側、正確には北へと向かいます。１９キロのドライブ」「はい、知床五湖……あれ、タイトルが……」「五つの湖があるのじゃが、熊が出るので登録引率者による案内でなければ入れない」「へえ」「自由に入れるのは一つだけなのじゃ」「なるほど」「この木道。脇には電流が流され、熊などの動物は上がって来ない」「はい。電流が流れるのは話題になっていますねえ」「ずっと向こうへ続く」「はい」「よく作ったねえ」「そこに感動しますか」「自然の素晴らしさに感動するべきじゃろうなあ」「はい……結局同じ様な写真ばかりですがねえ」「湖と山とのコラボ」「いいですねえ」「さあ、まだ先まで続くぞ」「がんばりましょう」「オホーツクの海が見える」「はい」「ここが一番奥。往復１．６キロじゃな」「自然散策にはお勧め」「いいですねえ」「ということで記念撮影」「ようやりますねえ」「このサービスセンターで知床ビールと熊に注意という日本酒を購入」「またお酒」「これは最後にお土産コーナーでご紹介」「ということで」「次回に続く」

  2015.08.05

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  OK散歩36「北海道スペシャル」：その１２「知床峠」

  「さあ、蝦夷地も地の果て知床へ参りました」「すごい言い方」「森重久弥が漁場で冬を越すお年寄りが一人で死んだということを耳にしてその冬越えを体験をした。そこでお別れに際し作ったのが知床旅情。　♪しれ～とこホのみさきに～」「歌わなくていいの。森重の真似でもネットじゃ通じませんから」「それで観光客がどっと来るようになったが、当時は道も宿泊地もなかった」「へえ」「写真は町境と羅臼岳」「はい」「知床峠の石と羅臼岳」「ほとんど同じ写真じゃないですか」「離れた場所から羅臼岳」「同じだよ」「前回も紹介したが、細くたなびいて見えるのがolor="#FF0000">北方領土」「はい」「道の駅らうすらここまで１７キロ。直線なら８キロ」「記念写真」「風が強そうですね」「向こう側へ向かう。ここで小鹿が見えた」「へえ」「最初は馬かと思った」「こえがほんとのうましか……バカですね」「そうほめるな」「ほめていないって」「次回は知床五湖へ参ります」「はい、続く」

  2015.08.04

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  OK散歩36「北海道スペシャル」：その１１「羅臼」

  「さあ、標津から海に沿って北へ。羅臼まで参ります。４７キロ」「また大移動ですね」「テレビドラマでお馴染みの純の番屋」「はい」「そのお向かい奥にある道の駅らうす」「はい。今年は道の駅に沢山行きますね」「中の折鶴」「どうでもいいなあ」「屋上からの景色」「はい」「羅臼岳の雲が切れて来るぞ」「いいですねえ」「ここでは干物をお土産に」「もちろんおつまみです」「ほら、雲が切れて……」「雪が残っていますね」「道路脇にも雪が」「あ……」「車内の写真は偏光ガラスのため青くなっております」「すみませんね」「海の方……山の向こうに遠い山が見えるか」「え、横に細い線のようなものですか」「あれが北方領土、国後島じゃ。ロシアはまたしてもここを完全領土とするための活動を始めたな」「はい」「雪がこんなに残っている」「すごいですね」「さあ、間もなく知床峠」「頂上ですか。どんな景色でしょうか」「それは次回」「あ、また続くの」

  2015.08.03

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  OK散歩36「北海道スペシャル」：その１０「標津サーモン科学館」

  「蝦夷地の旅、３日目最初の目的地は標津にございます、サーモン科学館」「バスで８５キロですね」「バンクーバーのサーモン科学館は、何と大西洋から上がって来る。こちらは館の裏手にある川を遡上する」「へえ」「写真も実は並べると面白いのじゃが、着いた時はまだ雲が多くて背景は白。終わって出る時の写真がこれ」「青空ですね」「まずは色々な種類の紹介。案内のお姉ちゃんは全部暗記しているの……わしゃ食べても分からない」「食べることばっかり考えているね」「こんな風に、模様の違いなどを勉強出来るぞ。味の違いは……」「ないない」「岩場にへばりついている」「他人のような気がしませんね」「これはいい顔をしている」「こっけいですね」「うまいのかな」「また食べちゃう」「こちらはチョウザメに食いつかれる体験コーナー」「へえ……」「実は歯がないからチュウチュウ吸い付く感じ」「面白いね」「うちの神さんはまるごと飲み込んでほしかったなあ」「またなぐられますよ」「リュウグウノツカイという魚」「すごいですね」「展望台からの景色」「いいですねえ」「イクラちゃん」「はーい」「ということでおいしそうなお魚がいっぱいでした」「また食べちゃう」

  2015.08.02

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  OK散歩36「北海道スペシャル」：その９「３日目」

  「蝦夷地への旅も３日目となりました」「はい」「朝食はバイキングでございます。ここも牛乳がおいしい」「ごちそうさま」「デザートもヨーグルトに地元のブルーベリーソースで」「いいですねえ」「さあ、出発……今日はハードスケジュールなので、ちょっと早めの出発」「朝もやですか」「今日はお天気もよくなるよ」「はい」「ほら靄が晴れて山々が見えるようになったぞ」「本当だ」「北海道らしい、ずっと続く道。右は若田さんが宇宙から発見した模様の一部」「すごいですねえ」「牧草地」「これも北海道らしい風景ですか」「まあ、昨年長野で同じような写真を出したが、広さはやっぱり違うね」「はい」「この景色」「はい」「木立と野の配置もいいねえ」「はい」「今日も鶴さんが……」「ううん、毎度同じような写真だなあ」「ということで最初の目的地へ着く前で１回終わり」

  2015.08.01

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  OK散歩36「北海道スペシャル」：その８「川湯温泉」

  「さあ、全く同じコースを戻って硫黄山も越えて川湯温泉へ」「今夜のお宿ですね」「では川湯温泉をお散歩しましょう」「これは……」「大鵬記念館」「名横綱ですね」「深川を散歩して、相撲道場は毎回通る場所になっているから縁は感じるな」「大家さんは全盛期に見ていますね」「例の巨人大鵬卵焼きってバカにされた世代ではないぞ。当時本当に子供だった」「はい。大宅壮一さんの言葉で、子供のまんま大人になって、子供が好きな物が好きだという世代を非難した言葉ですね」「巨人はその後オーナーが、巨人ファンは女子供で野球を知らない人ばかりなんだと言ったから本当だったのだろう。野球のルールは分からず、勝てばいいという……」「はいはい」「町の中心地。木工のお店に入った」「いいですねえ」「盃が気に入ったが、京都の職人さんに作っていただいているので、今回は湯飲みをいただく」「はい」「１７５０円。交渉で端数を取っていただく」「端数って、５０ですか……まさか７５０円も値切っていないでしょうね」「いや、端数というのは上の」「え……」「１の方じゃよ」「ええええ……」「そんなに感動するな」「よくそこまで迷惑をかけますねえ」「キーホルダーはおまけにいただいたもの」「おまけまで……ひどいね」「こちらが足湯」「今日は雨模様なので入りません」「こちらはふるさと館という資料館」「川湯の歴史や風土を知ることが出来ますね」「観光案内所」「まあ、今回はもうホテルへ引き上げるだけですね」「こちらが名湯の森ホテルきたふくろう」「またお湯ですか」「お陰でこんなに美しくなっちゃって……」「はいはい」「夕食。今回はおまけに北海道限定の缶ビールをつけさせまして……」「それなのに、ちゃんと生ビールもありますね」「飲まないと手がふるえて……」「しょうがないね」「歩いたのは万歩計でちょうど１万歩。７．７キロと出ている。　使ったお金、飲料が１３０円、記念乗車券が５４０円、メロン１００円、明日のための飲料１００円、お土産の木製湯呑みが７００円。　ということで、次回に続く」

  2015.07.31

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  OK散歩36「北海道スペシャル」：その７「神の子池」

  「硫黄山からまたしてもドライブ。地図では３５キロあるが、運転手さんが近道をご存知で……」「はい、助かりますね」「山の中で涼しげな流れ」「いいですねえ」「じゃあ、アップで」「いらない」「雨の後で少し霧が浮かぶ……」「どこです……って、タイトルで分かっているけど」「神の子池。摩周湖と地底でつながっていて、青々とした色が見事」「ほう」「いい色合いじゃろう」「はい」「一回りぐるりと歩ける」「ちょいとお散歩ですね」「ここもちょっと雨になった」「はい、足元に気をつけて」「ということで、本日の予定地はこれで終了」「大変でしたねえ」「ところがギッチョン、この日は余裕で、５時過ぎにはホテルに着くぞ」「へえ……」「ということで、次回はホテルへ」「続く」

  2015.07.30

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• 五輪デザイン盗用

  「オリンピックのマークが、海外の劇場と同じだと話題になった」「見ると似ていますね」「配置がね……でも、デザインした本人が出てきて、どこも似ていないと説明した」「何だかよく分かりません」「デザインの世界では、先に作った方が、後から出た物を盗用したと証明しなければならないそうじゃ」「へえ」「常識としては後から出た方が盗用ではないことを証明すべきと思うが、逆なのじゃな」「どうなります」「後で出た方が、絶対違うと言えばそれで終わりなのじゃ」「おかしいですね」「こんなおかしいと感じるものを使うのが問題だと思うが……」「新国立と同じで、今から変えるのも大変ですから」「そうなのじゃなあ……しかし、このデザイナー他のでもあれっていうのが出て来るから」「はい……」「まあ、しょうがないね。わしはこういう素人目で似ていると感じたら使うのをやめるべきと思うが」「まあ見守って行きましょう」

  2015.07.29

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  OK散歩36「北海道スペシャル」：その６「硫黄山」

  「さあ、ＯＫ散歩のスペシャルは蝦夷地へ来ております」「北海道って言いなさい」「摩周湖を離れてドライブ」「絶景が続きますね」「ここは道もくねくね」「へえ」「遠くに見えるのが屈斜路湖」「よく分からないや」「ということで、釧路本線の線路も越えて」「はい」「硫黄山へ到着。１２キロのドライブ」「はい」「煙も黄色で岩が変色している」「すごいですね」「回りどこを写しても見事な景色」「はい」「最後に記念撮影。尚、この山は標高１５６２メートル。いちころに」「変なの」「上から振り返ってもこの通り」「いいですねえ」「ということで、２日目は欲張って、もう一つ」「あら、続く」

  2015.07.28

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  OK散歩36「北海道スペシャル」：その５「摩周湖」

  「蝦夷地はかなり奥へ参りました。塘路駅から塘路湖に沿ってバス移動」「はい」「なかなかの景色が続く」「いいですねえ」「鶴も見えた」「はい」「これも」「一枚でいいでしょう」「毎日一度は見たな。熊は出なかった。小鹿が出たのは撮り損ねた」「はいはい」「こうして６０キロのドライブで摩周湖に到着。残念なことに雨になりました」「大家さんは晴れ男でしょう」「観光地で傘をさして見に行くというのは、生涯３度目じゃな」「はい、残念」「摩周湖。では一曲。　♪霧に抱かれて～　しず～かに眠～る～」「ジャジャジャジャン」「♪にくいあんちくちょうの　顔めが～け～」「あれ……大家さん、また途中で歌が変わっていますよ」「え……お前が余計な間奏を入れたからじゃろう」「違います」「はい、天気が悪い方が霧は出ないということで」「よく見えますね」「リスさん、おいしそう」「何でも食べようとするんだから」「お昼は摩周の豚丼。お天気の関係でバス内でいただく」「はい、遮光ガラスのため青く写っています」「牛はぎゅうどんと言うから、これはとんどんと言うのだろうと思ったら、皆さんぶたどんと言う……どうも基準が分からない」「どうでもいいことにこだわってますね」「デザートはメロン。お店では８分の１を２００円で試食しているが、特別に１００円にしていただく」「へえ、どうすれば負けてくれますか」「俺を誰だと思っているんだって言えば負けてくれる」「また迷惑をかけてるな」「メロンはお土産の写真で最後にまた紹介」「はいはい」「ということで、続く」

  2015.07.27

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  OK散歩36「北海道スペシャル」：その４「釧路湿原ノロッコ号」

  「蝦夷地のスペシャル、道の駅から８０キロのドライブ、釧路駅まで参りました」「はい」「ここからノロッコ号という列車に乗るので、乗り遅れちゃならん。急ごう」「え、どうして突然」「早くしろ……はやくしろ……はや釧路」「洒落かよ」「ノロッコ号は景色のいい場所はノロノロ行くのでその名があり、今回のコースでも３ヶ所で走っている」「その中からやはり釧路湿原を選んだってことですね」「二日目の交通アクシデントはここで……札幌方面から来る特急列車が熊と衝突して１時間半の遅れ。一緒に乗るはずが遅れてしまった」「あら、ニュースになりますね」「ところがぎっちょん、雨で遅れたのはニュースになったが、熊と衝突は全くふれられない」「へえ、どうしてです」「要するに熊とぶつかるなって交通事故は日常茶飯事で、ニュースにならないのだそうじゃ」「へえ」「さあ、出発、駅を出てすぐ、第一の見所は釧路川」「はい」「釧路川と新釧路川が分かれる岩保木地区にある水門。古い物と平成２年の物が見える」「絶景ですね」「遠矢駅は林の中」「これもいいね」「釧路湿原駅を過ぎると大きなカーブが多いので、自分の乗った列車を撮影する絶景ポイント」「ほう」「釧路川が蛇行する辺りはカヌーの名所。そろそろ終点じゃな」「はい」「ということで塘路駅に到着。ノロッコ列車の楽しい船旅はおしまい」「船じゃないって」「みんなで降りるのでこの人、人……予定があるのですぐバスに移動と伝えておいたのに、さすがはお年寄り、出発まで１０分も掛かった」「予定が……」「記念乗車券、乗車証明書などあるが、記念写真だけをご紹介」「はい……どうでもいいなあ」「ノロッコ号２７キロを約４５分かけての旅でした。因みに、普通の列車なら３０分」「へえ」「これから摩周湖へ向かいます」「続く」

  2015.07.26

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  OK散歩36「北海道スペシャル」：その３「道の駅うらほろ」

  「蝦夷地の旅、２日目は自民党本部へ……」「え……自民党ですか……」「いや……あ、そうだ、湿原へ参ります」「失言との洒落ですか。しょうがないね」「まずは十勝のワインブドウ園」「はい、朝から飲んでるね」「十勝川を渡って……高速代を節約して一般道を東へ」「ケチ」「おいしそうな牛さんたちが……」「はいはい」「こちらは道の駅うらほろ。ホテルから５０キロ。９時から営業というのをちょっと早めに開けていただいて……」「また迷惑かけてるな」「お年寄りにはソフトクリームが人気で……」「へえ」「全ての経過地で食べたという強者もいたぞ」「すごい。大家さんは」「朝っぱらからはねえ……まあ、食べた所は紹介するから……」「はい」「ということで、牛さんとお別れ」「ううん、長々と紹介する場所でもないんだけど……」「まあ中途半端な場所でしたので、次回は釧路駅から」「ああ、続く」

  2015.07.25

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  OK散歩36「北海道スペシャル」：その２「朝の散歩」

  「さあ、蝦夷地を暴れまわるＯＫ散歩」「まるで黒頭巾ですね」「分かる人、どれだけいるかねえ」「さあ、今日は」「二日目のスタート。ホテルの周辺を散策しよう」「まいりましょう」「目標は裏山の上にある慈母観音じゃ」「はい」「山道を行く」「周りの植物も楽しいですが」「それを紹介すると、それだけで１回終わるので省略」「はい」「さあ、鳥居が見えて来た。ここに附属の色々な神様がいらっしゃる」「ほう」「まずは久保栄の碑。十勝地方の冷害や凶作の中を生きる農民や焼子（炭を焼く人々）の姿を描いた戯曲「火山灰地」を発表したが、１９７３（昭和１２）年のことで、国の政策と相反したため、翌年上演禁止になってしまう。戦後になって再演されるまで隠れた作品となっていた。その一節が書かれている」「へえ」「干支の守り神が配置されているが、十二支を時計に配置し、神様は４５度の方角に置かれる。子が千手観音、丑寅が虚空蔵菩薩、卯が文殊菩薩、辰巳が普賢菩薩、写真がわしの午で勢至菩薩、未申が大日如来、酉が不動明王、戌亥が阿弥陀如来」「ほう」「さあ、これを、上れば、ゴールじゃ」「息が切れていますね」「ここまで着いて来た人もついに腰が痛いとギブアップして、上ったのはわし一人じゃった」「元気ねえ」「ということで無事観音様に到着しました」「ご苦労様」「そこからは絶景が広がる」「素晴らしい」「で、ホテルへ戻ると朝食。本当は６時半からラジオ体操をやっていて、宿泊者は全員参加なのじゃが、わしらの一行は、山登りかどちらかを選択ということにしていたので」「はい、いただきます」「ということで、出発しよう」「出発前が長いこと……続く」

  2015.07.24

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  OK散歩36「北海道スペシャル」：その１「蝦夷地へ」

  「ＯＫ散歩、夏のスぺシャルは北海道へ」「へえ」「まずは羽田に集合。今回は３０名募集ということでしたが、何と何と１００名近い応募がございまして……」「平日なのに……」「それで２つに分けて、こちらはお年寄りスペシャル」「というと……」「参加希望者の上から４０人を選抜。私夫婦を入れて４２人で『死に』という縁起のいい数に。北海道の運転手さんは６０代、添乗員さんが７０くらい、バスガイドさんが８０歳」「うへ……」「さあ、蝦夷地が見えて来たぞ」「古いね」「お年寄りでゆっくり集合していただき、午後１時のフライト。若手の第２便は２時間前に出発した」「あて……数字の順番が……」「ところが、今回は交通トラブルが……初日は着陸のやり直し。滑走路にまだ前の飛行機がいたってんで……」「怖いですねえ」「さあ、空港に着いたが、さすがお年寄り、全員集合するまで３０分も掛かった」「うへえ」「まあ、それも想定内。この日はバス移動のみ。経費節約で、このバス代はただ」「え、どうして」「ホテルから迎えに来てもらったのじゃ」「さすが、ケチな大家さんでないと思い付かないですね」「写真は休憩所。夕張、梶、大夕張、長和、種別、占冠など長いトンネルを幾つか抜けて、占冠のサービスエリア。空港から９２キロ」「すごいね」「さあ、山の中に見えるのがトマムのリゾート施設。経営難でつぶれたが、今は有名リゾート会社の経営に」「はい」「牛さん」「突然どうでもいい写真ですね」「蝦夷地らしいじゃろう」「はいはい」「さあ、麦畑の中に一休さんがいらっしゃる。ここがホテル入口。サービスエリアから９５キロじゃ」「北海道でしょ。一休さんとどういう関係があるんです」「え……いや、ホテルで一休みしていただこうってことで……」「適当に答えてるな」「そろそろ収穫」「いい色ですねえ」「この辺りのは牛の餌などが多いと言っていたが、やはり麦といえばビールじゃな」「あれ」「十勝川温泉の発祥の地。支流の小さな流れを越えてホテルじゃ」「ほう」「真心美人のおもてなしの宿、国際ホテル筒井」「はい」「しかし……」「何です」「美人の湯なら入った人が美しくなるのじゃろう。まあ、確かに、わしはこんなに美しい」「へ……」「真心美人のおもてなしということは、もてなしてくれるホテルの人が美人ということじゃないか」「え……ああ、そうですねえ」「それにしては……え、いや……その……まあいいか」「ごまかすな」「おもてなしの第一弾は善哉。外国人の方が、Ｗｈａｔと尋ねられたので、♪善哉善哉釈迦牟尼世尊と一席」「やったんですか」「法華経のさわりをちょいと……なぜかひとだかりが出来て……」「みっともないからおよしなさい」「ちなみに羽田を２時間前にスタートした第２陣は、３時間も前に無事到着したそうで……」「ずいぶん差が付きましたね」「とまあそういうことで夕食。ジンギスカンは山芋がついている。さっきの善哉の餅も芋で出来ているそうじゃ。山芋は粘液が出るから、焼肉のプレートにくっついちゃってしょうがない。これは改善の余地ありじゃな。漬物２０種のバイキング、新鮮な牛乳飲み放題は好評じゃった」「はい」「ということで、とりあえず一気に初日の様子をお伝えしました。　歩いたのは万歩計で８８８８歩、６．７キロと出ているが、家から駅まで２キロ歩いておりますので……」「はいはい」「使ったお金は飲料１４０円」「けちだね」「ということで続く」

  2015.07.23

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  OK散歩35「四万六千日」

  「さて、上野広小路亭では三笑亭夢丸師匠の真打並びに襲名の披露興行」「はい。先代にはお世話になりました」「夢丸新江戸噺では毎回応募して、３回も最終予選まで残ったのに結局落とされた。うらみつらみが……」「おいおい……」「３月７日、６９歳で亡くなり、１３日の金曜日の葬儀にも参列したぞ。師匠はその前に体調を崩し、悟っておられたのか、夢吉に夢丸を継がせることを承認させていた」「へえ」「こちらが……」「あれ……最初のと同じですね」「襲名披露の挿絵になったのが最初の。こちらはわしがいただいた色紙」「なるほど」「記念の手ぬぐい。名前の平仮名がデザインされている」「へえ」「出し物は池田大助。先代の金馬が円生の大岡政談を江戸に移して演じたもの。現実との矛盾などあり、安鶴が金馬を認めなかったのかそういうところも原因の一つと思われるのじゃが、まあいいか」「はいはい」「ともかく、先代の江戸落語を継ぎ、新しい物にも挑むということで、期待しておるぞ」「はい」「尚、正式の寄席での披露はこれが最後。後幾つかその土地などでやって下さるのがあるので、見逃された方はぜひtね…」「はい」「さあ、この日は四万六千日。うちのPCはバカで『しまん』と打っても四万が出ない」「どうでもいいお話」「生憎の雨ではございますが、この日一日お詣りをすれば四万六千日通ったのと同じ扱いになるそうで……」「はい」「わしは２度目なので、合計２５２年間は参詣しなくてもいいという……」「それだけのお賽銭を上げたのでしょうね」「あ……浅草の観音様はお賽銭日本一……ということは、常識としては５千万円のお賽銭か」「しょうがないね」「まあ、その１千万分の１でご勘弁いただいて」「ケチ」「この日はほおずき市。この市では鬼灯ではなく酸漿という漢字を使う。難しいので平仮名で書かれているのが普通」「へえ」「ということで、一番美人のそろったおみせで……ううん、ちょっと、いや、かなり無理があるな」「おいおい」「こちらが購入したほおずき。１５００円の物を半額に値切って７５０円、５０円なんて半端はいらないだろうと交渉して負けさせて、１０００円札を出して釣りはいらないという、昔からの礼儀に従って購入」「はい」「ついでだから最近ベランダに咲いた花をご紹介。こちらはハエマンサス」「丸いんですねえ」「こちらは花の種を買って蒔いたら、袋と違うのが一株だけ生えて来た」「へえ」「過去１５年間で２度目じゃ。来年も挑戦してみよう」「しょうがないね」「ということで、歩いたのは万歩計で１５０００歩、１２．２キロと出ている。　寄席の木戸銭が１５００円、ご祝儀が５０００円、昼食５３０円、雷除けのお札をいただいて５１０円、ほおずきが１０００円でございました」「以上で読み終わり」

  2015.07.22

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  OK散歩34「七夕」：その３「合羽橋から入江へ」

  「さあ、ＯＫ散歩、七夕のメインは合羽橋商店街へと参りました」「こちらも七夕の名所ですね」「昨年は土曜日に来たので、写真の道は屋台で一杯、人も一杯」「今年は火曜日ですから」「空いているね」「はい」「反対方向も」「もうどうでもいいな」「池波正太郎文庫では、風間完の真田太平記の挿絵原画展。２階では本草学者、岩崎灌園の世界展」「はい」「途中で餡蜜を入手。ちょうど前日加山雄三先輩がテレビで訪れたお店」「へえ」「ということで、入谷に到着じゃ」「はい」「恒例の朝顔市」「いいですね」「鬼子母神にもお参りして……」「この後スぺシャルで５日間北海道へ行くので、買わないでおくかとも思ったが、やっぱり手に入れてしまうのじゃ」「はい」「それで、最後の方のお店で買ったが、失敗じゃったな。昨年と花の大きさが違い、数も劣る。花を買った時に札をつけてくれるが、お店の名前が入っていれば安心。それから、ちゃんと咲いているのを選ぶのも大事」「はい」「ということで、歩いたのは万歩計で１５０００歩、１２．４キロと出ている。　使ったお金、昼食５００円、あんみつ５９０円、朝顔２０００円、以上」「ということで、第３４回ＯＫ散歩……」「おや、偶然じゃな」「何です」「３４回が七夕とは」「それが何か」「３足す４は七じゃないか」「それだけですか」「夏目漱石の三四郎では、女と一緒に宿に泊まり、名を聞いていないので宿帳には女房・花と書いておく。寝る時には帯を解いて、ここから先に入らないように……」「あれ……落語みたいですね」「そう。宮戸川じゃ。お花・半七の恋のなれそめ。半七が三四郎なのじゃ」「あ……」「ということで、読み終わり」

  2015.07.21

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• 国立競技場の責任者が明らかに

  「あきれた国立競技場の再建」「はい」「まあ、前から書いてきたことをまとめると、　　１：アベ総理は誘致のプレゼンで、素晴らしい競技場を公約。　　２：コンペでは建築関係者は一人だけ、その人は１３００億円で募集したが、オーバーするだろうと言っていた。　　３：６月末に、屋根をつけないで２５２０億円、その後屋根をつけないとコンサートなどに使えないと言う。　　４：金額が批判されると、建築費用については建築家が分かっているので隠れていないで説明しろと発言。　　５：更に、素晴らしいデザインで、世界に誇る遺産としてデザインを代えることは非常識と言った。　　６：７月に入って、アベ総理は国会で、今から変更していたら間に合わないので不可能だと答弁。　　７：建築家が登場。コンペではデザインだけを検討するので、お金が掛かるかどうかについては知らないと言う。　　８：その一週間後、ゼロからの見直しを決定。１月も前から何とかしたいと検討を続けていたと言う。　　９：モリは、話を受けてすぐに承諾。崩れた牡蠣のようで嫌だったと発言。　もう少し加えてもいいが、どれとどれが矛盾しているか正しく結べ」「テストですか」「それで、前回話した通り、責任者は誰だってことじゃ」「はあ」「モリが全体の責任者のはずじゃが、オリンピックをやる責任だけで施設なんか知らない……はっきり言うが、こんな奴をトップにした任命責任もあるなあ」「はい」「モリは建築家が全責任者としたが、建築家はお金についてはうといと証明した通り」「はい」「それで国としては文部科学大臣の責任となるはずじゃな」「そうですね」「その大臣はＪＳＣだからスポーツ振興何たらとか、そちらが責任だと言うが、どう関わったのか不明」「はい」「ＪＳＣの責任なら、その大臣が責任のトップだよなあ」「あれ……」「そういうことで、アベが国のトップで本人の一言で撤回も出来たのだから、ここまでの責任も総理にある」「そうなりますねえ」「ということで、昨日、アベがきちんとした結論を出した」「へえ、どういう報告です」「オリンピック招致は民主政権が始めたことで、それをそのまま受け継いだだけ。だから全責任は民主党にあるそうじゃ」「え……」「呆れかえる結論じゃな。それなら引き継いだ瞬間にオリンピックも見直すべきじゃ」「そうですね」「もっと笑えるのは、この白紙撤回は、支持率に影響するから決断したという話題」「ありましたねえ」「国民は馬鹿だから、安保政権で支持率を落としても、すぐ後にこの決断で取り戻せる」「自民党はそう言っているんですね」「それで、朝日が世論調査をやったら、支持率がガタ落ち」「はい」「３７％の支持率で、危険水域まで達していないので安心しているが、中身を見ると、変わる人がいないというのが一番大きな支持理由。積極的指示ではないのじゃ」「あら」「自民党はこの数字について……」「どう言ってます」「競技場の白紙撤回で上がっているはずなのだから、これは新聞社の誘導で、正しい数字ではない。その証拠に、競技場の問題で評価するは７０％以上になっている……と言うのじゃ」「身勝手ですねえ」「先月末のつぶさなくてもいい新聞社の調査が正しいと繰り返す。安保法案に対して賛成が６割、反対は３割」「え……なぜそうなるんです」「国際関係は今のままでいいですかという質問をする。今のままでいいとは思わないという人は何か改革が必要と思っているから、法案に賛成と計算しているのじゃ。細かい数字が一致しているのに、大きな部分でこれだけ開きが出るのじゃな」「へえ」「因みに、公明党は安保法案はいい時に成立した。反対運動が今日は２万、明日は３万集まったとなると採決しにくくなった。　自民党高官は、今支持率が下がっても、参院選がある来年夏までには国民も忘れる。経済が良ければ支持率も回復する」「国民を馬鹿だと思っていますね」「事実そうじゃから……１年忘れないことじゃな。最近４つの世論調査で、最初のだけはまだ支持の方が上になっているので、これが正しいと言っているな。新国立が支持率回復には役立たなかったので、後は原発を動かすことで経済を立て直すことしかない」「え……原発再稼働で回復するんですか」「国民は経済に一番期待しているから」「へえ」「因みに、フ○はアベ政権の意のままのようで、　　１：新国立のデザイン決定は民主党時代で、今の政権批判をするのは筋違い。　　２：安保法案反対でプラカードを用意して、強行採決であるかのような印象を作り出した。　　３：そのくせ実際の採決は退出して、実際の審議を放棄した。　と、民主党の無責任を語っている。　ついでにモリも自分には責任がないことを長々と放映した」

  2015.07.20

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  OK散歩34「七夕」：その２「銀座」

  「ＯＫ散歩、七夕の日に銀座へ参ります」「参りましょう」「まずはギャラリーむさしの田中信墨画展」「お城を描き続けた人ですね」「前回は箔画を蝋燭で鑑賞した柴田悦子画廊の人形事変」「だいぶ雰囲気が違いますね」「蝋燭を使っても違和感のない作品もあるが……」「それも意味が……」「怪しい雰囲気じゃな。胸がダイヤルになっているのは、触るのに勇気がいるぞ」「大家さんは何でも平気でしょ」「ということで、大人しい作品のみをご紹介」「はい、実際に行くとビビります」「前回は和菓子の展示だったポーラ・ミュージアム・アネックス。今回はウルトラ植物博覧会」「さっそくすごい植物が出ていますね」「枝ぶりの見事な……」「すごいね」「こちらは幹も見事」「ねじってますね」「サボテンもあるんだよ」「すごいねえ」「ということで、京橋駅からメトロに乗って浅草へ行こう」「いよいよ今回の目的、七夕ですね」

  2015.07.19

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  OK散歩34「七夕」：その１「京橋」

  「さあ、今日は七夕の日の報告」「はい、何かありましたか」「ちょいとお仕事というか……用事で東京駅へ参りました」「前回のＯＫ散歩が東京駅がゴールでしたね」「続きだと思ってもいいな。京橋の画廊から。ギャルリーソレイユの時のゆくえ展」「バレエとイルカですか」「失敗したのはドガの来日したばかりの絵を見ちゃった。比べると駄目ね」「はいはい」「この後例によって幾つかの展覧会をハシゴ。こちらは、革の造形展」「はい」「こちらが革製品のお土産。ブローチじゃ」「スターウォーズみたようですね」「ドゥ画廊の柿沼直文展」「印象派ですか」「いい色合いを出している。花の向こうが見える感じがいいじゃろう」「はい」「ギャラリーシークのＳＰＩＣＡ。いつもご案内いただいて……なかなか行けずに、すみません」「この場を使って挨拶をするな」「ＬＩＸＩＬギャラリーの金沢の町家展」「いいですねえ」「こちらは反故紙（ほぐし）。いらなくなった紙を襖の下張に使うのじゃ」「ほう」「スタイルを変えようという展覧会。大三島を日本一住みたい場所にしようとするプロジェクトじゃ」「これも面白いですね」「ということで、前回と同じ場所になるが、銀座へと繰り出そう」「はい、続く」

  2015.07.18

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• おかしな報道

  「何かありましたっけ」「何が」「タイトルですよ」「ああ、報道ね……すっかり政府の意のままになっているのがおかしいと思うだけじゃ」「どういうこと」「例えば安保法案。ＴＢＳがテレビで批判したら、アベは、『それが表現の自由だと言うなら、私はＴＢＳに対しては一切情報を出さない。それも自由だ』と開き直り」「はい」「ドイツの新聞社が戦争に向かって行くと記事にしたが、ドイツの本社に厳重抗議、記者が３月末でクビになって帰国した」「はい」「それから、例のわしより年上の若手議員の報道をつぶすという発言」「はい」「どれをとっても報道規制で、問題になっていい」「問題になりましたよ」「誰が責任を取った。最後の若手議員なんか、その後また同じ発言をして、二度目の厳重注意。処分はそれだけですむのじゃ」「はあ」「まあ、与党のおかしいのは幾つでも。　安保質疑で、状況説明に対し『さっさと質問しろよ』と言う総理。それだけで解散してもおかしくない暴言。それで本人の言葉をどう分析しても、『何を問題にされているのかは分からないが謝罪します』という意味だった」「はい」「それで十分議論を尽くしたから採決。『強行採決』と書いた新聞社には『強行はしていない』という苦情申し入れ。『戦争法案』と書いた新聞社には『正しく平和法案と書け』という申し入れ」「すごいですね」「新聞社も遠慮して、ほとんど批判を掛けなくなった。テレビではもっと」「弾圧がありましたからねえ」「政府の圧力があったとする言葉に、テレビ局を呼び出した事件があったな」「はい」「あれで、ああ、本当に圧力をかけていたんだと納得した」「はい」「さて、今回の国立競技場でもおかしなことが……」「何です」「見直しを総理が言い出して、モリってバカも、すぐにそれを受け入れ、早い決断に拍手を送られて当たり前という台詞。結局これまでの経緯を遺憾に思うとかいう台詞も、謝罪も誰の口からも出ない」「誰の責任だってことですね」「建築家のオッサンが出て来てお金については分からないというのを、テレビでは何という責任逃れと決めつけていた」「まあ、そうも感じますが」「同じ様な件が昔あったね」「何です」「大阪万博の太陽の塔」「ああ、岡本太郎ですか」「あの人はデザイン発表で、これを作るのに予算オーバーするのではないかという質問に、そんなことは知らないと答えた」「へえ」「デザイナーはそういうもの。後は運営側が考えることじゃ。事実、万博では入場料で埋めて行くという計画が出て、その通り清算した」「そうですか」「今回は誰が責任かも分からず、総理の判断とモリの受け入れに拍手するというのじゃ。デザイン料の１３億円はもう支払われたというし、もし裁判を起こされたら、最低４億円の賠償だそうじゃ」「おかしいね」「で、今度の新しいデザインは２００億円の予算で出来るものだそうじゃが……」「あれ……どういう計算でしょうね」「ひどいね。で、報道も……」「ひどいですか」「６月末に５２５億円と出た途端に批判が相次ぎ、このままでは政府の支持率が下がりますよと言った若手議員がいたとか」「へえ」「その時の台詞がいいね。安保法案は難しいので影響はないが、お金は分かりやすいので支持率に影響しますってんだな」「バカにしていますね」「日本国民は馬鹿だと言うことをはっきり言っているね」「その台詞もニュースでは出ませんね」「それで、支持率が心配で見なおしを決断したのかと質問されて、総理は１ヶ月も前から何とかしなければと考え続けての決断だと答えた」「へえ……あれ、５２５億円が出たのって先月末ですよね。考えているのに、なぜそんな結論が出ちゃったんですか」「そうそこ」「どこです」「ど素人でも気付くその点を記者は誰一人質問しない。それに、その直前に、国会の答弁ではもう間に合わないと言っていたじゃないか。その点も質問する記者がいない」「へえ、なぜです」「政府の圧力が怖いからじゃろう」「あ、最初の話に戻るんだ」「おかなしなことばかりやっている与党と、それに全く意見を述べない報道機関」「ひどいね」「それで思い出したのが、総理もモリも、日本の威信を世界に見せるチャンスだからというので国立競技場のデザインの大切さをアピールしていたな」「それが何か」「オリンピックは世界の大会じゃろう。我が国の威信というのは過去１例しか知らない」「何です」「民族の祭典」「あ、ヒットラーだ」「そう。口にしているのはヒットラーと同じ。報道圧力は北朝鮮や中国に近付いている」「怖いですね」「記者が質問しないのはドイツの記者のように、はっきり言うと切られるのじゃな」「怖いね」「ということで、実はこのＨＰも、この１年ウィルス検知が二桁だったのが、この数日１分当たり約１００件に増えています」「ますます怖いね」「そうそう、もう一つ。アベ自身がプレゼンに行って、こういう素晴らしい競技場を作りますよと宣言した」「ああ、そうでした」「今回、それを変更することに何の問題もないと言っている」「そうですね、それが何か」「沖縄じゃよ。基地移設については、アメリカとの話し合いがついているから、勝手な変更は出来ないと言っていたじゃないか」「あ、そうか……世界に約束した競技場は変えてもいいが、アメリカと約束した基地は変えられないんですね」「だから、政府は他の手段がないという方ばかりを説明しているな」「ううん……」

  2015.07.17

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  OK散歩33「メトロであちこち」：その３「銀座の画廊」

  「さあ、ＯＫ散歩は銀座へ参りました」「クリエイションギャラリーの新人賞展」「ピンクの部屋ですね」「こちらはお菓子によるジグソーパズル」「面白いですねえ」「三越の型染展」「ほう」「今回一番のお勧めは、シャネルのタカとユキの冒険旅行。マンガで世界あちこちへ行けるよ」「楽しそうですねえ」「７月20日までじゃから、まだやっているぞ」「はい、皆様お出掛け下さい」「続いてはポーラのＨＩＧＡＳＨＩＹＡ展」「これは……」「羊羹じゃ」「和菓子ですか」「干菓子屋展じゃもの」「あ、そうか」「こうして見ると……」「和菓子は芸術品じゃな」「はい」「包み紙や箱までが作品として鑑賞できるのじゃ」「素晴らしいですね」「柴田悦子画廊の金箔画の愉しみ展」「ここはお馴染みですが……箔画って……金箔ですか」「そう。谷崎潤一郎の『陰影礼賛』でも、食事場所が明るくなってしまったと嘆いているなあ。金箔も、明るい照明の下では安っぽく見える」「なるほど」「そこで、照明を消して、蝋燭で鑑賞する」「あ……」「世界が変わる。蝋燭の頼りない光を受けて金箔がほのかに輝く。右端では葉の裏が光り、奥行きまで感じさせる」「すごいですねえ」「ということで、記者の方と画廊の方と、冷酒を味わいながらの鑑賞。３人で１升空けてしまった」「何をしに来ているんですか」「お酒を飲みに……」「しょうがないね」「隣の朋ぎゃらりーへ行ったら、こちらも金」「おお……迫力ですね」「ＳＦ的じゃな。松本慎吾日本画展」「なるほど」「ということで、美術館や画廊、全部で２３カ所を回ったうち、一部だけをご紹介しました」「はい」「歩いたのは万歩計で２００００歩、１６．８キロと出ている」「久しぶりによく歩きましたね」「新橋から東京駅までの画廊めぐりが長かったな」「はい」「使ったお金。メトロ一日券が６００円、木戸銭が６００円。昼食が３７０円」「安上がりですこと」「ということで読み終わりと致します」

  2015.07.16

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  芥川賞おめでとう

  「今年はお笑いタレントが取ったということばかり報道されていた」「そうでしたねえ」「話題性はあるのじゃろうが、全ての作品を取り上げるのが報道の立場じゃろう。それが昨夜から今夜まで、同じことをダラダラと……」「はいはい。古館何たらも報道番組中で何か言ってましたね」「……『も』とは何じゃ。一緒にするな」「違いますか」「全然違う。わしはお笑いタレントの書いた本を読んでいない」「あれ……」「古館何たらは、芥川賞と本屋大賞の違いが分からないなどとほざいたようじゃな」「そうですね」「わしにはそれを言う資格はない。なぜなら、受賞作を読んでいないから。古館は、それぞれの作品を読んで、そういう言葉を口にしたのじゃろうが、報道陣の立場としては言うべきではない。言うのならどこがどうだからということをきちんと説明しなければならない」「そうですねえ」「ということで、わしゃその番組を見ていないから、古館の批判も出来ない。だから、報道番組の中で言うことではないと、例の報道圧力に関わった人じゃから……タレントの作品の内容や表現が面白いだけで、芥川賞にはふさわしくないということをきちんと説明しているはずじゃ」「まあ、そうでしょうね」「ということで、本日はこれぎり」「あれ、これじゃあおめでとうじゃないでしょう……ほら、タイトルが……」「え……ああ、そうか、話がそれちゃった」「しょうがないね」「わしの実体験で言えば、本屋大賞の作品は面白い。電車の中でも気軽に読めていいね」「芥川賞は」「純文学じゃな。読み始めるとその深みにとらえられ、考えながら読まなければならない。車内で読んでいて、乗り過ごしたことが年に３度あるが、それが全て純文学じゃ。直木賞や本屋大賞は面白いとのめり込んでいても、下りる駅でちゃんと下りている」「へえ」「ということで、本日はこれぎり」「大家さん……タイトルは」「あれ……話をそらさないでよ」「誰がですか」「ということで、これが本番。もう一人の芥川賞。羽田圭介君の『走ル』じゃ」「ほう」「授業をさぼった僕は、自転車で北へ北へと向かう。東京をスタートして、福島、山形、秋田……それぞれの場所、友達とのメール……彼は自分というものを考え、日常生活を考えて行く」「へえ」「まあ、欲を言えば、それぞれの場所が彼の心と響き合ってほしいと思う」「はい」「ということで、サイン」「で、今回の芥川賞受賞おめでとうということですね」「残念じゃ」「え、何が」「まだ受賞作を読んでいない」「あれ」「この５年間、芥川賞、直木賞受賞者の作品をたまたまその前に読んでいたというのが続いている。何年続くかなあ」「はい、また来年」

  2015.07.15

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• 国立競技場の見直し

  「いやあ、本当に馬鹿じゃなあ」「国立競技場ですか。選ばれた設計案を白紙に戻すそうですね。無駄遣いだというのに応える形ですね」「なぜここまで掛かるのじゃ。もっと早く変えていればいいのに」「ああ、総理の決断の遅さですか」「それもそうじゃな……この問題は何が問題かというと……」「ややこしい」「誰が責任者なのじゃ」「え……モリ元総理って人が全ての責任者でしょう」「しかし、モリは選んだのもお金の計算も建築士の責任だと言い、なぜ隠れているのかって批判していたじゃないか。この時のモリの話は笑えるぞ。　ラグビーに間に合わせると伝える新聞テレビは、自分を悪者にしようとする意図が見え見え。　お金が掛かるのを、自分がここに加わったから２千億円も節約できたのだ。　自分はボランティアでやっていて、雀の涙ほどの議員年金も自分の手にはしていない」「え、じゃあ、年金はどうなっているんです」「奥さんに全額渡しているそうじゃ」「あれ……」「笑えるじゃろう。それで五輪をやった後何十年先を考えると遺産として貴重だ。わしは負の遺産だと思う。こんなバカな物を作ったという……」「ねえ、まだ景気だってよくないし……」「いや、モリさんはアベノミクスで景気が良くなった、その象徴にもなると言っている。更に世界に日本の技術を見せるのに素晴らしいデザインで、一度決めたのを変えるのは日本の国そのものの信用問題」「色々言っていますね」「火曜日……って、この日付じゃが、その時に素晴らしいデザインだから選んだと言っているじゃろう」「はい」「それで金曜日にアベが見直しを決めると、モリはこのデザインはひどいと思っていたんだと」「ははは」「まあ、そういういい加減なところが、総理時代からのモリのイメージじゃ」「あらら」「さて、問題は誰が責任者なのかということじゃな」「へ……」「国立だから国でやるのでアベか。文科省だから文科大臣なのか。五輪を招致した東京都なのか……」「ねえ」「無責任極まりない。大事なところはぼかしておくというのは、今の政府のやり方じゃな」「あらら」「今朝も自民党議員が来ていたが、その答えで笑ったのは、　　韓国が徴兵制を取っているのは隣に危険な国があり、事実上の戦争状態が続いているから。　　これに対し、日本は海に囲まれて安全であるから、徴兵制になるなんてあり得ない。　と説明した。続いての説明は、　　戦争法案などというバカな人がいるが、平和法案と言ってもらいたい。　　これがあることで、他国からの攻撃を抑止し、今よりも平和になるのだ。　今は危険だということじゃろうか……それを突っ込まれると、　　領土問題など、日本の周辺は明らかな危険があるのだから、これに対処できる法案として相手をけん制できる。　ほら、分かるか」「韓国との対比が明らかに矛盾していますね」「それで、質問に対してはずらして答えてはっきりとは答えない。アベと全く同じじゃないか。はぐらかすのは上手だが、はっきりしたことは何も答えない。それで時間をつぶしたから、十分に議論を尽くしたと言うのじゃ」「説明不足は認めましたね」「それならなぜ強硬採決をしたのじゃ。それから説明するって、国民はどう説明されても選択の余地はなくなるのじゃぞ」「そうですねえ」「まあ、何度も言うが、アベはそういう人間だということは、首相になる前から分かっていたじゃないか。それを選んだのは我々国民。戦争が出来る国にしたいのも、今に始まったことではない。今になって戦争反対を訴えても、この独裁政権を選んだのは我々だから、手遅れなのじゃ」「ようするに結論は」「自分が１票入れたって変わらないから……などとほざいている若者よ。君たちがＮＯに入れるべきだったのだよ。全ての責任は我々日本国民にある。徴兵制になっても仕方がないのだという自覚を持つことじゃ」「ひどい……大家さんだって１票持っているでしょう」「もう年じゃから、日本の滅びる姿は見なくてすむじゃろう」「大家さん、最低ですね」「そうほめるな」「ほめていないって」

  2015.07.14

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  OK散歩34「メトロであちこち」：その２「太田記念美術館」

  「さて、ＯＫ散歩、メトロで移動しまして……」「あれ、切符ですか」「一日乗車券」「何でこれが……」「太田記念美術館。こちら、メトロの一日乗車券を見せると、木戸銭が１００円引きになります」「あら……」「１日乗車券は４月から６００円、こちらも１００円引きになった。今日のコースでは、乗る度に切符を買うと７６２円。昔はちょっとお得だったが、１６２円もお得」「それに、こういう割引もありますからねえ」「江戸の悪という展覧会の最終日」「悪ですか」「ヒーロー物の面白さは悪の力。悪人が弱いのでは面白くもなんともない」「確かに……」「ということで、まずは平清盛。　　清盛の医者は裸で脈を取り　という川柳があるな。とんでもない高熱で苦しんだのじゃ」「へえ」「忠臣蔵の吉良。舞台では太平記から取って高師直になっている」「はい」「東海道５３次を悪党で絵にした、京都はもちりん、石川五右衛門」「なるほど」「浅茅原の鬼婆。我々のよく知っている雨月物語の浅茅ヶ原とは全然違う世界じゃな」「はい」「幡随院長兵衛」「ほう」「四谷怪談の戸板返し。本当に戸板がひっくり返るようになっている」「すごい仕掛け」「本当のお芝居では、今お岩、裏には小悪党が打ち付けられているのじゃが、これを一人二役で演じるのじゃな」「へえ」「清玄と桜姫。志ん生の小噺でお馴染み」「何でしたっけ」「坊主の清玄は全てを投げ捨てて桜姫に逢いたいと思ったが、会えなかった。坊主と姫では絵が違う」「あら」「とまあ、こんな感じで次回に続く」「まだ続きます」

  2015.07.13

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• 集団的自衛権「アベ君とアソウ君」

  「集団的自衛権を行使するってどういうことです」「だからねえ、僕は喧嘩はしないって言ってるアベ君がね……」「軽い例えですねえ」「２中の番長たちにいじめられるかも知れないと不安になっている。ノートとか、自分の物を取られそうになったり……」「はあ」「それを同じ仲間のアソウ君が守ってやるぞって言ってくれた」「はい」「ところが、そのアソウ君が、３中の連中に殴り込みをかけるから、お前も加われと言い出す」「でも、僕は喧嘩はしないって言ってるんですね」「だけど、守ってくれるって言う仲間だから、喧嘩の見張りくらいなら手伝おうって……これが集団的自衛権じゃ」「ううん、よく分かりましたが……よく分かりません」「だから、喧嘩はしないってアベ君だから、無理矢理自分の意見を押し付けることはしない。まず説明することじゃ。先に喧嘩はするぞって言ってから、後からやむを得ないことなんだというのを家族に説明する……それが正しい順番ということ」「はい」

  2015.07.12

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  OK散歩33「メトロであちこち」：その１「国立新美術館」

  「さあ、またも出ましたＯＫ散歩。第３３回目はメトロであちこち参ります」「で、まずは……」「六本木の国立新美術館」「はい……絵は何です」「記念にいただいたカード」「そういう趣味がありましたか」「日本のマンガ・アニメ・ゲームの展覧会。わしゃ分からないなあ。ゲームで分かるのは、ドラクエの５まで。ぷよぷよは謎ぷよを作ったり、満腹王の復活に貢献した。ゲーム歴以上」「簡単ですねえ」「もう一つはマグリット展。これもお馴染みじゃなあ」「はい」「この絵は本物を見るのは３度目かな」「ということで、初めてのものを」「福島の美術館で見たときは、心理的な不安と動揺が作品に現れるという観点から研究していたな」「へえ」「という訳で、誰でも知っている名作を紹介して」「サントリーや森ですか」「今回はパス。次回はほかの駅へ移動」「あら、続く」

  2015.07.11

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  OK散歩32「阿見」

  「さて、ＯＫ散歩第32回は阿見へ……これもあれこれありまして……お昼前の到着となりました」「はい、写真は駐車場ですね……向こうに何か……」「牛久大仏じゃ」「ほう」「阿見のアウトレット。まずはお買い物」「はい……誰もいませんね」「とりあえず貸し切りで」「おいおい」「はい、ここからも大仏が見えるんだよ」「どうでもいいなあ」「昼食はこちらの中で取っていただいて……」「何をいただきました」「担々麺と炒飯」「はい」「隠れた名所、ポケットファームどきどき」「へえ、これはファームっていうから、野菜なんか売っているんですか」「そう。お肉と野菜を買って……」「ということで、茨城県で行ってみたい市町村第２位のつくばみらい市」「え、そうなんですか」「知らない人がつくばと混同して投票したらしい。つくばみらいで一番の名所がこちらの板橋不動尊」「へえ」「ということで、今回はこんな程度……　歩いたのは万歩計で７７７７歩、５．７キロと出ている」「帰ってから数字合わせのために少し歩きましたね」「え……なぜ分かった」「誰でも分かります」「使ったお金はお賽銭が２０円、食器を買って１７０円、以上。食事その他はスポンサーで」「ケチだねえ」「ということで、今回も読み切り」

  2015.07.10

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  OK散歩31「常陸風土記の丘」

  「茨城を巡るシリーズ、今回は常陸風土記の丘へ」「はい、いきなり昼食ですか」「今回は午前中はお買い物」「へえ」「こちらは古墳」「へえ」「この景色」「すごいですねえ」「橋を渡って行きます」「はい」「ここのお花で有名なのはお花」「へえ」「まだこれからじゃな」「こんな感じ」「なるほど」「お花を色ごとに写したのを紹介すれば、２回連続に出来るが」「延ばしにかかるな」「中の古民家」「ほう」「有料区間もあります」「はい」「ここのシンボルは獅子頭」「ほう」「中からの景色」「はい」「ということで、こちらは彫刻。過去、現在、未来をデザインした門じゃな」「へえ」「とまあ、こんな感じでこのお散歩は読み終わり」「簡単でした」「午前の買い物もあるが、歩いたのは万歩計で１万歩、７．６キロと出ている。　使ったお金は昼食が千円」「はい、以上で読み終わりと致します」

  2015.07.09

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  OK散歩30「潮来・鹿島」：その９「鹿島の残り」

  「さあ、鹿島の旅もいよいよ佳境」「はいはい」「さて、奥の院まで戻ると、そこに芭蕉の句碑があった。　　此松（このまつ）の実生（みばえ）せし代や神の秋　この松がようやく生え始めた神代の頃を思うが、ここは今でも神のまします秋であることよ……くらいの意味じゃろうなあ」「ほう」「御手洗の池」「見事な木ですね」「湧き水。最初に紹介したお酒はこの水で作られる」「はい」「ということで、鹿島神宮はおしまい」「帰りましょう」「何を言うか。大切なことが残っておる」「え……」「造り酒屋を見学じゃ」「あらら……まだ飲むの」「あやめ園で３杯、鹿島神宮で２杯だけじゃ」「ここでは」「５杯」「多いでしょう」「造り酒屋では１合ずつ、他は半分じゃから、大した量ではない」「そうですかあ」「愛友酒造、結局３種飲み比べセットと、原酒をその場で詰めた物をいただいて……」「どうするんです」「帰ってゆっくり飲もう」「まだ飲むの」「今回のＯＫ散歩はこれで読み終わり。　歩いたのは万歩計で１３５００歩、１０．４キロと出ている。　使ったお金。木戸銭は全て無料。お酒に２５００円、昼食８００円、お賽銭が１００円」「お酒は豪勢に買うのね」「ということでまた次回」

  2015.07.08

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  OK散歩30「潮来・鹿島」：その８「鹿島神宮の奥」

  「さあ、鹿島神宮を奥へ……奥の院」「はい、江戸初期のものです」「更に奥へ」「まるで山の中ですねえ」「こちらは要石をイメージした作品」「要石って……」「それはまた後で」「はい」「こちらは道標。安永５年とあるから１７７６年じゃな」「歴史的な物ですねえ」「これが要石」「どれです」「ほら、中央にちょびっとだけ見えるじゃろう」「ああ、これですか」「地震を起こす鯰が動けないように押さえつけているのじゃ。万葉集にある、香島の大神が鎮座めされた場所ともいわれる」「へえ」「水戸光圀公が７日７晩掘り続けたがとうとう諦めたという歴史がある」「大きいんですね」「芭蕉句碑。　　枯枝に鴉のとまりけり穐の暮　はせを」「有名な句ですね」「もう一つ歌碑がある。　　あられふりかしまの森の要石動かぬ国のしずめなるなり　万葉集には出ていないなあ。孝阿とあるが日露戦争の歌を詠んだ人かな……因みに『あられふり』は鹿島に掛かる枕詞」「はい、では次へ」「実はもう一つ芭蕉の句があるので」「え、まだ続くの」

  2015.07.07

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  OK散歩30「潮来・鹿島」：その７「鹿島神宮」

  「ＯＫ散歩は鹿島神宮へ参ります」「はい、参りましょう」「まずは鳥居」「はい」「山門」「木がすごいですね」「気になるのはお酒」「あれ……」「最後に行く湧き水で作っているのじゃ」「へえ」「ということでこちらが拝殿」「お詣りしましょ」「茶などのお接待もある」「こちらも木がすごいですねえ」「さざれ石」「君が代に歌われているんですね。巌となりてってどういうことです」「この岩はだんだん大きくなるのじゃ」「本当ですか」「鍾乳石などと同じようなことじゃな。だんだん大きくなって巨大な岩になるということじゃよ」「へえ」「親鸞さんがこちらで修行をなすった」「へえ」「ということで、奥の院からはまた次回」「続くんだって」

  2015.07.06

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  OK散歩30「潮来・鹿島」：その６「鹿島」

  「さあ、ＯＫ散歩は鹿島に参りました。　♪うちら陽気な鹿嶋市娘～」「歌はいらないし……すぐ踊るんだから……それに歌違うでしょ」「尚、鹿嶋市は本当は鹿島市とすべきですが、同じ市があってはならないという理由で鹿嶋市になっております」「はい、どうでもいい説明です」「鹿島神宮手前の高台から見た鹿島駅」「どうでもいい写真だなあ」「この地出身の塚原卜伝の像。　♪ズビズバー」「歌はいらない……すぐ踊るんだから。それも歌違うでしょ。左卜全、若い子は知らないよ」「鹿島の石で作ったサッカーボール。　う……ううう……」「何をうなっているんです」「歌を思い付かなかった」「バカでしょう」「ここで昼食。この日のサービスメニュー。かつ丼セット」「豪華ですねえ」「こちらは温かい蕎麦のセット。温泉卵がおまけ」「はい」「デザートのアイスクリーム。いやあ、これで千円札でお釣りが来るのはうれしいなあ」「結局お金になるのね、ケチ」「さあ、それでは鹿島神宮にお参りしましょう」「それはまた次回」

  2015.07.05

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  OK散歩30「潮来・鹿島」：その５「潮来あちこち」

  「さあ、潮来の散策、あやめ園へ参りました」「はい」「こちらはあやめの碑。我々はいずれ菖蒲（あやめ）杜若（かきつばた）とか言って、その区別は難しい」「よく分かりません」「生息している場所が水かどうか。例外が多くて分からない」「あら」「花弁の形とか葉っぱの形。これも例外が多くて素人には無理」「へえ……じゃあ、どうなっているんです」「どうもこれを読むと、この土地ではどっちもあやめと呼んでいるらしい」「あれ……じゃあ、見分けなくてもいいじゃないですか」「そういうこと。花を楽しめばいいのじゃ」「いい加減な結論ですね」「川。霞ヶ浦から流れている。実はこの辺り、利根川が３本もある」「はい」「下流側」「電車が来ました」「ということで、ぐるりと回って、潮来駅まで戻りました」「はい」「ホームに続く階段の絵」「結局どうでもいい報告で終わりますね」「ということで、鹿島へ行こう」「それはまた次回ですね」

  2015.07.04

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  OK散歩30「潮来・鹿島」：その４「長勝寺など」

  「潮来あやめ園をご紹介しました」「今日は周辺を散策します」「まずは長勝寺」「これもお馴染みですねえ」「山門をくぐると……」「遠くに建物が見える」「本堂ですか」「あ、ほんどうだ」「つまらない洒落」「なかなか由緒あるお寺で」「どういう由来が……」「え……」「……」「先行こう」「適当なんだから」「勢至堂」「はい」「鐘楼」「はい」「樹木も立派」「ですね」「中でも名高いのが文治梅」「どういう由来です」「桂文治師匠がお手植えの」「嘘だい」「実は寺が創建された年号からじゃ」「こちらは松尾芭蕉の句碑。　　たび人と我名よばれむはつしぐれ　という名高い歌じゃな」「どうしてここにあるんです」「え……先行こう」「適当だねえ」「ということであやめ園へ戻るが、後は次回」「もう少し続くんだって」

  2015.07.03

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  OK散歩30「潮来・鹿島」：その３「潮来」

  「さあ、潮来へ参りましょう」「潮来といえば」「あやめ園でございます」「はい」「潮来花嫁さんの碑。　♪潮来花嫁さんは　い～たこ花嫁さんは　船でええええ」「歌わなくていいの……しかも踊って」「潮来笠の碑。　♪潮来のいッ太郎オオオ　ちょっと見な～れ～ばァァァ」「歌わなくていいの……首カックンは物真似ですか」「さあ、あやめをご紹介。　♪あ～やァめ　あ～や～め～」「……それは何の歌ですか」「さあ」「訳分からないの歌うな」「花の色で濃いの薄いのまだらの白いの黄色いの……ってやればここだけで２日紹介が出来るぞ」「やるな」「ということで前景を紹介して……」「船は40分待ち……わしは10分以上待てないから省略」「適当なんだから」「ということで、次回はこの周辺をお散歩します」「続く」

  2015.07.02

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• うるう秒

  「大家さん、知ってますか。今日、うるう秒が実施されたんですよ」「何じゃうるう秒って」「地球の自転と時計を合わせるために８時５９分５９秒の後に６０秒が入るんです」「じゃあ、今日は１秒多かったのか」「そうですよ」「ああ、どうりで、何とな～く、のんびりとした一日だったなあ」

  2015.07.01

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  OK散歩30「潮来・鹿島」：その２「二本松寺の続き」

  「さあ、二本松寺の紫陽花を見ましょう」「これはまた不思議な色合いで……」「雨引の聖（あまびきのひじり）という種類」「へえ」「手鞠（てまり」「なるほど」「ヒペリカム」「え、これも紫陽花の仲間ですか」「冬紫陽花」「冬のなのに今咲いているの」「紅（くれない）」「色あいですか」「ブルービッグボール」「そのままですね」「ダンスパーティ……」「……踊らなくていいの……それじゃあ盆踊りだよ」「金平糖」「おいしそう」「富士の白雪　♪富士の白雪ゃのーえ……」「歌わなくていいの。しかも踊って」「羽衣の舞……ううん、ううん……」「どうしたんです」「音楽を思い付かなかった」「いりません」「最後に蛙さん」「締めもどうでもいいなあ」「ということで、次回は潮来の中心へ参ります」

  2015.06.30

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  OK散歩30「潮来・鹿嶋」

  「今年のＯＫ散歩はは茨城あちこちというテーマで茨城県内を回っております」「え……確かに茨城が続いていますがねえ……茨城あちこちってテーマ、何時からやってます」「今思い付いた」「やっぱり」「潮来方面へ。まずは二本松寺」「はい」「松があるかと思ったら、名物はこの槇」「あれ」「植えたのは水戸光圀公であらせられるぞ」「ははーって、芝居にする意味がない」「水戸光圀公の歌。　　ふたもと（二本）の松のみどりの色はえて紅にほふのき（軒）のむめ（梅）が香　と、これは読みやすね」「はい」「案内板は全部漢字に直してあって、現代仮名遣いになっているのでご注意を」「どうでもいい説明」「ここは紫陽花寺として名高い」「はい」「色違い」「はい……また手抜きの紹介が始まるな」「形違い」「ほら」「中学校の理科で、土が酸性かアルカリ性か、その酸度の違いで色が変わると教わったが……本当かしら」「へえ……酸性とアルカリ性で、どう変わるんです」「分からない」「何だよ」「まあ、色々な種類もあるので次回、紫陽花の続きをお送りします」「続く」

  2015.06.29

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  OK散歩29「下館」

  「さあ、ＯＫ散歩第29回は下館へ」「はい」「ビアスパークなど、お馴染みの所で省略」「またビール飲んでるな」「写真は道の駅しもつまじゃが、改装中なので、また出来上がったら出掛けよう」「あれ……」「で、やすらぎの里しもつまでお野菜など買って……」「同じ様な場所ばっかり」「森の館、もりやかで昼食。まずはサラダとパン」「お飲み物」「ううん、どうでもいいなあ」「本日はアイスココアにハーブティーを３種類、締めにホットコーヒー」「きのこのスパゲティ」「夏野菜のナポリタン」「よく食べるね」「後はデザートってことで、本日は帰るだけ」「はい」「今回はドライブなので歩いたのはたった２５００歩、１．９キロと出ている」「ＯＫ散歩の最少記録ですね」「使ったお金。お土産のお野菜が６００円。食事はスポンサーのご厚意で」「はい、ケチなのでほとんど使いません」「今回は読み切り」

  2015.06.28

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  OK散歩28「銀座」

  「さあ、ＯＫ散歩第２８回は銀座へ」「今回も画廊めぐりですか」「いや、コンサートとお買い物がメイン」「珍しいですねえ」「ＬＩＸＩＬなど、幾つか回ったが省略」「あら」「写真はポーラ・ミュージアム・アネックスの小さな世界展」「はい」「箱庭のような小さな中に、世界が凝縮されている」「へえ」「夜の風情」「いいですね」「月がいい雰囲気」「なるほど」「ということで、コンサートへ……演奏は素晴らしいものでした。ちょいとアクシデントがあって、それが我々にはよく分からなくて……」「何だか訳分からなくなっていますね」「とまあ、そういう具合でこの散歩は以上」「もうおしまいだって」

  2015.06.27

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