名作落語大全集

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  持っているパズル：その２「不可能物体」２

  「持っているパズルの続き」「どんなのが出ました」「まずは絵馬。一回り前の午年にいただいた」「大家さん、ウマ年ウマれですから」「絵馬はビンの口より一回り大きいのじゃ」「あ、入らない」「ということで、作り方は前回のと同じなのじゃが、それでは絵が乱れる」「あ……」「これが最も面倒な作品。ビンの中に矢を通して、ネジを刺して、外側でも矢を通している」「すごいね……中に何か入っていますね」「薬のカプセルじゃ」「え……何で」「わしらの常識では、ほら……お風呂で考えようって……お湯を使うのじゃ。そのやり方ではカプセルは溶けてしまう」「なるほど……不思議ですねえ」「これはわしが作ったもの。ビンと棒とネジを100円ショップで、予算300円」「安上がりだね」「これは中のネジを外すことも出来る。みんなが遊んでいたので、ビンが汚れちゃった」「なるほど」「もう一品、ビンに刺した棒に釘を打ちこんだのじゃが、震災で割れてしまった」「もう一度作りますか」「ううん、面倒じゃが……まあ、暇つぶしに考えよう」「はい」「こういう作品で、相手がどんな人物か分かる」「へえ」「どうやって作ったんですか……まともな神経を持った人。　これが何か面白いんですか……面白味のない人。　これって何に使うんですか……ただのバカ」「ひどいね」

  2015.05.07

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• 落語の本：その４

  「落語の本を整理しております」「今回は４回目」「今回は全て安藤鶴夫さんのもの」「わしはネットで落語研究を出したら、ネット界の安鶴って言って下さった方がいて……」「すごい名誉じゃないですか」「でも、この人、すごい我儘なのよ……」「大家さんだって……」３１「寄席紳士録」　寄席の人物伝、12席を収録。文章の見事さはお手本。３２「巷談本牧亭」　直木賞受賞作。本牧亭の終焉を描くオムニバス。素晴らしい作品。３３「わが落語鑑賞」　噺の紹介、戯曲風な背景、人物を紹介して、速記と言う構成で１６席。３４「寄席はるあき」　金子弘の写真と共に、寄席や落語家について語る。３５・３６「寄席紳士録」　３１を角川文庫、旺文社文庫で文庫本にしたもの。便宜的にこういう例は別々にカウントする。３７「落語国紳士録」　落語の登場人物を紹介。それぞれが現実味を持って生き生きと動き出すのはすごい。３８「わが落語鑑賞」　３３を文庫化したもの。３９「寄席はるあき」　３４を文庫化したもの。ドラマの台本なども追加されている。だから別々カウントが必要。４０・４１「三木助歳時記」（上・下）　作者生誕百周年を記念して発売。桂三木助の生い立ち、逸話を沢山入れて小説化。三木助を襲名後、近藤亀雄って奴の協力で「芝浜」に挑む。作者の死で未完に終わった。三木助もまた、若くして死んだので名人となったが、実際にはこれからだったと思う。４２「わたしの寄席」　志ん生、文楽らの時代を回想。落語の小説化も収録。「ということで、安鶴作品を全部出してしまいました」

  2015.05.06

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  持っているパズル：その１

  「震災で崩れた本棚の整理がやっと始まった」「いい加減だねえ」「それでパズルの整理も……」「色々ありますねえ」「まずは不可能物体から……最初の写真が不思議な古銭」「矢が刺さってるんですね」「最初は不思議な五円といって、五円玉で発売されたが、現金を使うのにクレームが来たのか、古銭になっている」「ほう」「テレビでは、どんぐりの芽が出たところに五円玉を埋めて、これを10年から20年育てて削るんですって説明した」「あ、なるほど……」「と思うじゃろう。司会をやっていたダメだてつやって人も、聞いてみりゃ何てことないですねってバカにしたような発言をしている」「あの人はバカですから」「カメラに完成品を見せると、その年の年号がちゃんと写っていた」「あれ……」「そう、本当の作り方は違うの」「どうするんです」「お風呂に入って……いや、その……内緒じゃ」「へ」「こちらがその大物。矢印」「すごいですね」「さっきの説明なら、これだけに育てるには何年かかるか……最初に紹介されたコーラビンなら百年も掛けて作らなければならない」「なぞですね」「まあ、これは作り方が分かったのじゃが、次回、その発展版をご紹介」「続く」

  2015.05.05

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• 落語の本：その３

  「さあ、落語の資料を紹介」「参りましょう」「作家の五十音順、３回目でございます」２１：阿刀田高・他「お笑いを一席」　作家たちが落語を書いた。艶笑落語ばかりだが、落語の形態が分かっている人は３人くらい。２２：阿刀田高「ジョークなしでは生きられない」　世界のジョークを紹介。怪しい事典「広辞艶」がついている。２３：阿刀田高「ブラック・ジョーク大全」　タイトル通り。あれ、艶笑もブラックなのだろうか。２４：アフィニスクラブ「コロンブスの贈り物」　税金でグッズや本を作り、ただで会員に配布していた煙草産業の愛煙家ファンクラブの冊子。煙草吸う人なら誰でも会員になれたが、私は唯一煙草を吸わない名誉会員だった。これだけのグッズをただでって……煙草がとてつもなく儲かっていたことが分かる。ただしこのファンクラブは２０００年で解散。本は煙草に関する２９の小説やエッセイ。圓丈、談四楼の文がある。２５：泡坂妻夫「泡亭の一夜」　創作落語１５席と、エッセイを収録。作者はよく分からないが、マジックの本も書いていたような記憶がある。２６～３０：安藤鶴雄・他：監修「落語名作全集」（第一～五巻）　１９６０年のもの。４巻までは、当時の名人の速記を７６席。最後の第五巻は新作落語３０席。「ということで、今回も１０冊。次回は安鶴だけで１０冊になると思う」

  2015.05.04

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• 年金資料の流出

  「ああ、またか」「またかって……年金ですか」「いい加減なやり方が変わっていないなあ」「はい」「民主党政権になった時、これだけは変わるかと期待したのが年金」「え、そうでしたっけ」「そうじゃ。例の消えた年金に対して、自民党は仕方がないと投げ出して、新しい会社にすることで終わりにした」「はい」「その後もいい加減なものが続いていたので、民主党では、大臣の監査などを入れて改善しようとした」「はい」「官僚が猛反対、大臣を辞任に追い込んで、自分たちのやり方を続けると勝利宣言」「はい」「その結果がこれじゃ……何の反省もなく、そのまま……」「どうなるんです」「まず流出した１２５万件については、手紙で確認するそうじゃ」「へえ」「郵送代だけで８０円なら１億２千万。まあ、まとめて出すという７０円未満のになるじゃろう……印刷は会社のプリンターを使って、職員が折りたたむから、紙代のみ。２枚で１円なんて安いのを使っても６２万５千円」「うわ」「わら半紙ならもっと……」「でもねえ」「職員は仕事が増えるから、残業代が増えるじゃろうな」「はい」「電話で応対するのに、応対する人をアルバイトで雇うのじゃろう……」「すごいですね」「単純に考えて、その他もろもろ、２億円掛かるとして、それは全部税金。またしても年金を減らして対応ということに……」「ええ……」「議員年金を回してほしいね」「例のね……収入は完全にゼロになったのに、議員経験のある人と家族が死ぬまで完全補償というやつね」「そう。あれこそ贅沢、何とかしてよ」

  2015.05.03

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• 落語の本：その２

  「落語関係の資料として、持っている本を整理中」「参りましょう」１１：秋田實・多和田勝「オチの表情」　落語のオチの分類（今では意味がないけれど）、周辺の話、噺家の言行録まで。１２：朝倉治彦：校註「江戸名所記」　江戸時代の名著を紹介。落語の舞台を探るのにも有効。１３～１５：朝倉治彦・鈴木棠三：校註「江戸名所図会」（１～３）　１は日本橋から都心を中心に、吉原、高輪まで。２は品川、神奈川など江戸から離れる。２は完全に補充。麻布、赤坂、渋谷、世田谷……多摩川まで行っちゃう。１６：亜細亜大学ことわざ比較研究プロジェクト：編「捕らぬ狸は皮算用？」　世界の動物諺の研究。「猫に小判」が「豚にマーガレット」になるなど。言葉の研究。１７・１８：麻生芳伸「落語百選」（冬・夏）　２５席ずつを紹介。「冬」は１９７０年の本で、金原亭馬生（前・志ん生の子、志ん朝の兄）の挿絵がある。「夏」は文庫での再販。１９：麻生芳伸「落語特選」（上）　「落語百選」に入っていない噺の紹介。２０席を紹介。　２０：阿刀田高「江戸禁断らいぶらりい」　タイトルで分かる。江戸の艶っぽい川柳や、ちょっと……かなり（？）……エッチな本を紹介。「阿刀田さんの作品はまだあるので、続く」

  2015.05.02

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• 町村氏死去

  「6月1日、町村氏が亡くなった」「町村って……、ああ、衆議院議長を辞めてすぐですねえ」「その前には漫才のいくよさん、その前に今井雅之さんが亡くなっている」「はい」「まあ、いくよさんは上方で、わしゃ何が面白いのかよく分からない」「はい」「さて、町村さんと今井さんの違い」「何です」「町村さんは病気のために議長辞任、今井さんは病気のために舞台降板」「ああ、似ていますね」「それでも町村さんは議員はやめない、今井さんは俳優をやめない。実際には病気養生となったのかな」「同じですね」「大きな違いは、町村さん、働けなくて迷惑を掛けると言いつつ議員はやめない」「あ……」「これが政治の世界じゃな。お金の問題などで色々あっても、党を離れれば、地位を辞任すれば責任を取ったと堂々としていられる」「確かに」「同じように見えるが、働けなくても税金で給料をもらっているのじゃ。亡くなったらみんな立派な人になる。法に触れても偉大な政治家なんていくらでもいる」「町村さんがそうだとは言いませんよ」「とまあ、雑感」

  2015.05.01

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• 落語資料：改めて1回目

  「退職して書籍の整理から始めた」「書籍って」「震災で本棚が崩れたが、仕事が忙しいのでそのままになっていた」「あれ……」「そこで、本の整理……今回は落語の本から」「この間始めましたよねえ」「整理不十分だったので、改めて一回目」「いい加減だね」「では、作者の五十音順で。年号は持っている本なので、再販などの場合はそちらになっている」「参りましょう」１：相羽秋夫「らくごまんだら」1983年　落語を喜怒哀楽で分類。それぞれに15席ずつを紹介。２：相羽秋夫「続らくごまんだら」1988年　五つの欲（色・飲食・財・名誉・睡眠）でそれぞれ13席ずつ。３：相羽秋夫「落語を淫する」1966年　タイトルで分かる。ちょっと「いい」落語を四季に分けて紹介。挿絵が多い。４：青島幸男「蒼天に翔る」1985年　自伝的小説。放送作家からタレントとなり、その人気に翳りが……５：青島幸男「わかっちゃいるけど…」1988年　「シャボン玉の頃」という副題で、テレビやユーモアソングの思い出を語る。６：青空うれし「夜がうれしくなる本」1968年　漫才のうれし・たのしの片方。ちょっと「いい」話が53話。７：秋田實「私は漫才作者」1975年　自伝。戦後の混乱で彼の作品は勝手に使われるように……言葉の思い入れがいい。８～１０：秋田實「ユーモア辞典（壱・弐・参）」：1978年　漫才作者として50年間書き溜めた小噺から、三冊で千話を収録。筆者の一周忌の出版。メモをそのままなので、同じ話が別の場所に出たりすることもある。「とりあえず10冊」

  2015.04.29

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• またしても原発

  「福島の原発で、海の放射線量が増えているという」「漏れていますか」「はっきりしないな。一方川内原発は稼働が認められるようじゃ」「電力不足に対応できるって言ってますね」「もう嘘ばっかりなのにねえ……福島ではまだ帰れないのに、避難のための援助は４年たったから打ち切り。さっさと家に帰りなさいと言う」「でもねえ」「仕事の関係や子供の学校で、無理という家族がほとんど。それでも打ち切りだという」「ひどいね」「一方復興予算は半分が使い道がないというので国に返還され、予算からも大きく削られた」「どういうことでしょう」復興は鉄道や道路の工事から……例によって政治家と建設業のつながりのように思うのじゃが」「ねえ」「この福島の現実を前にして、誰も死んでいないからいいんだ、原発を動かすのが日本経済にいいのだと言うのは……」「ちょっと信じられません」「原発が他の発電より高いということはこれまで何度も証明してきた。それでもやるのは、政治家に相当のお金が入るからじゃろうな。その証拠に、水力火力の100分の１で発電出来ると宣伝しながら、実際の電気料金は10倍以上に……因みに、原子力が導入された時、将来は電気料金は１メーター１円に出来るって宣伝していたね」「全く嘘でした」「まだ嘘を重ねて再稼働に持って行くのは……やはり裏があるということじゃ」

  2015.04.28

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• 失業保険

  「失業保険の手続きにハローワークへ行って来た」「色々面倒でしょう」「２週に一度くらい出掛けて行って、結局12月末までに合計80万５千円くらいもらえる」「２週に一度ですか」「その代り年金にすれば今年は140万位出る。来年まで待てば金額は上がる」「上がった方がうれしいですね」「上がっても月に３、４千円。年間で４万円位。つまり、今年の差額６０万円を取り戻すには１５年かかる」「あれ」「それなら黙って年金にした方がいいんじゃないか……保険料はどうせ戻らないから……」「不思議ですね」

  2015.04.27

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• またかのアベ

  「またかのお関じゃないんですか」「分かる人は通人じゃな」「アベって、総理ですか」「そうじゃ」「またかって、何をしました」「野党の質問で、状況説明をしている時に、席にふんぞり返って、さっさと質問しろって言った」「へえ……またかって……」「日教組事件があって、自分も慎むから、ヤジは慎むようにって言ったじゃろう」「ああ、ありましたねえ」「昨日も自らヤジはやめなさいって言ったぞ」「そうですね」「それで、日教組の時と同じ、相手がそれを注意するとへらへら笑って同じことの繰り返し」「見ていて常識を疑います」「今回の集団的自衛権でも、民主党の質問者が、きちんと質問に答えてもらうためにヤジは謹んでほしいって途中で話していたなあ」「自民党は多いですね」「ひと時代前の国会じゃな。こういう姿を見ていると、質疑も時間潰しで、結局は数の力で乗り切れるのだから……という姿勢が感じられて腹が立つ」「きちんと議論する気がないんでしょうか」「ここで取り上げた通り、自衛隊の海外派遣については、ふと思い付いて答弁が変化したが、結局は大事な点はぼんやりしている。今までと何が変わるのかが説明されていないのじゃ。日本は今の形で70年の平和を守って来た。それを戦争が出来るようにして、何のメリットがあるのか、それを説明しない。今までより安全になるって、具体的な話はない」「今回も、防衛大臣に対する質問でも、アベが勝手に出て行って答える。ちぐはぐなのは見え見え。説明できないから、こういうヤジ問題にすり替えて時間をつぶすという作戦が見え見えじゃないか」「はい……年寄の愚痴が多くなってきたな」「ということで、ますます日本の未来に不安を感じる今日の国会」「でも、それを願っていたのが日本の国民ですから」「ということじゃな」

  2015.04.26

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  OK散歩15「臨海」：その８「地下鉄・落語」

  「臨海を散歩して来ましたＯＫ散歩、地下鉄博物館へ参りましょう」「はい。今回も尾籠な話葛西です」「本日は懐かしい銀座線をご紹介」「懐かしいって……思う人は年齢が……」「どのくらい古いかってぇと、ほら」「駅名が右から書いてあるんですねえ」「縦書きは上から下、行は右から左なのよ。横書きでも右から左、行は上から下って、理屈が合っていたのに、まぜか今は半端に改訂しちゃったのね」「年寄の愚痴ですねえ」「車内の様子」「吊皮が懐かしいですね……って思う人も年齢が……」「車中の注意書きも昔を思い起させる」「はい。『かほ』ですからねえ」「駅のホーム。広告もすごいぞ」「へえ……」「さあ、これから地下鉄で行徳まで行って、久しぶりの行徳落語会。ろべえ君と、真打昇進おめでとう、馬治師匠の登場でした」「ということで」「ＯＫ散歩、読み終わりと致します」

  2015.04.25

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  OK散歩15「臨海」：その７「葛西臨海水族園」

  「はい、ＯＫ散歩、尾籠な話、葛西へ参ります」「ひどい紹介」「葛西臨海水族園の可愛いお魚（など）をご紹介。まずはウツボちゃん」「可愛くないし」「忍者の使う撒き菱」「違う」「訳アリ顔でいる」「ふうん」「カラフルなイソギンチャクはお馴染み」「今回は一つだけ」「深海に潜む宇宙人」「違うでしょ」「話題の巨大水槽。マグロ最後の一匹」「他の魚を入れるって話題になりましたね」「こちらはお食事の様子」「すごい」「毎回お会いしている、イカさん」「生まれた時から撮っていましたが……」「ま、こんなもんかな……次行こう」「軽いねえ」

  2015.04.24

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• 自民党のいい加減さ

  「集団的自衛権について論議しているが……」「やってますね」「野党が、自衛隊が危険になるという質問に対して、これまで以上に安全になると答弁した」「はい」「まずこれが理屈に合わない。今度の法案改正によって、危険な地域に行く可能性も増すのだから、危険は増えるはずじゃないか」「そうですねえ」「それが、今までは普段はいかないことになっていて、何かあった時に突然行けって言われるから、心の準備もできていない、これからはちゃんと準備をしているから、より安全になるのだそうな」「本当ですかねえ」「無理があるなって思っていたら、昨日の会見で、野党の質問は木を見て山を見ずという質問だと言い出した」「どういうことです」「国民の安全というのが大きな問題で、それを守るために自衛隊が出動するのだから、自衛隊員の危険を問題にするのがおかしいというのじゃ」「ああ、まあ、そうですねえ」「理屈は合っている。しかし、それをなぜ国会の答弁では答えずに、別の会見の場で野党批判として飛び出したのか……」「なぜです」「ふと思いついたからじゃろう。他に何がある」「あら……つまり、国会の答弁では考えていなかったけれど、後から思いついた答えだって」「そういうこと。国会では、今までと大きく変わることがないから、危険度が増すことはないって説明もしていた」「そうでした」「それなら、なぜ法律を変えるのか……まったく説明されていないぞ。アベさんが戦争をやりたいだけじゃないか」「我が軍と言う人ですからねえ」「まあ、今更、愚痴になるが、こういう政権を選んだのは我々。軍国主義になっても仕方がないとは思うのじゃが」「あきらめないで行きましょう」

  2015.04.23

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• テレビを聞いて

  「テレビを見てですか」「聞いて」「どういうことです」「目がふと見えなくなって、テレビもじっと見ていると辛いから、聞くようになった」「変なの」「それで面白いＣＭが幾つか……」「そうなんですか」「ひどいのは、女の子がわめくの。ひどいのは、食べたいってわめくのが、その料理ではなく、料理のもとになるやつ」「つまり、カレールーが食べたいってわめくんですか」「そう、似たような料理じゃが、カレーではない」「読んだ人分かるかな……」「続いて、ある法律相談所のＣＭ。『利息を払いすぎた人もいるかも知れないんですが、返してもらえる人もいるかも知れないんで……』って、支離滅裂な日本語で説明しようとする」「ああ……ありますね。そこへもう一人来て、ちゃんと相談しようって言うんですね」「一人目がなぜああいう変なコトバで説明しようとするか……」「分かりますか」「解答１：頭に入っていないことを説明しようとして混乱している。まさかＣＭでそれはないか……　解答２：しゃべろうとしている人の脳に異常がある。これが多分正解。　解答３：本人がちゃんとしていて、台本などにおかしいところがある。これは、出ている文字を見ると、主語と述語の関係がおかしい。それに気付いて、自分で修正しようとして混乱をきたした」「どれにしても失礼だね」「もう一つ、ベッドのＣＭも変な日本語、普段はこうしてソファーに使って、お休みになられる時はベッドにってんだ」「おかしいですか」「『お休みになる』でもう敬語になっているのじゃ。それに更に尊敬語の『れる』をつけるから変な日本語になっている。日本人なら誰でも気付くから、外国企業なのじゃろうなあ」「そうですか」「同じように、医療補助食品などで、『お試し下さい』というのもおかしい。『お～下さい』は私のためにそうしてくれと言うのだから、客のためではない、売っている我々のためだという意味じゃ」「うるさいおっさんだね」「とまあ、テレビの感想は以上」「感想じゃないね」

  2015.04.22

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• 自衛隊

  「アベさんは、自衛隊を『わが軍』と発言した」「大きな問題にはならないんですね」「集団的自衛権が論議されるが、戦争はしないという」「はい、後方支援だけですね」「戦争に加わるのではなく、支援だけなので今までと変わらないという説明」「そうですね」「では、なぜ法律を代える必要があるのじゃ」「あれ……」「民主党が歴史を知らないと批判していた」「そうなんですか」「これまで海外派遣は行ったが、平和活動だけだったじゃないかと言うのじゃ」「まあ、そうですね」「実際には自衛隊員は亡くなっている。休暇が与えられた時に、爆弾で死んだというのじゃ」「休暇中だから戦闘で死んだわけではないというんですね」「わしの務めていた職場でも、海外出張があって、２週に１日くらいは休みがもらえる。万一そこで事故に逢っても、出張中の事故ということになる」「派遣されていて、そこの戦争で死んだのに、休暇中だから関係ないって言うんですねえ」「そして、今回の国会の論議でも、海外に出て行く数は増えるが、今までよりも安全になると言い切った」「どういうことでしょう」「神経を疑うなあ。アベ総理はポツダム宣言を読んでいないと言っていたが、数年前の雑誌では、ポツダム宣言について、あんなものは原爆で脅されたところへ押し付けられたものだと語っている。ポツダム宣言が日本に伝えられたのは7月中だったので、原爆よりも前なのは常識」「はい」「まあ、なぜ必要なのか、実際に何が代わるのか、説明が出来ていない。日本人でさえ、戦争が出来るようになるという意識しかない。今までの状態で70年の平和を守って来た、こんな国は他に例がない。国会の答弁のような変化がないのなら、法を代えてまで行う必要はない」「何をしたいんですか」「最初に行った、『わが軍』が欲しいのじゃろうなあ。英語ではMyを使っていたから『我々の』でなく『私の』という雰囲気じゃからなあ」「ということで」「まあ、数の論理で、このまま行っちゃうだろうから……日本国民はほぼ納得しているようですが、わしはどうも……という話題でした」

  2015.04.21

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• イルカ漁の禁止

  「日本の追い込み漁が批判された」「なぜでしょう」「見た目じゃ」「へ」「ケネディ大使が見学して、日本の外務省か外交官か何か知らんが、そちらが、勇壮で面白いと、イルカを追いかけ回して捕まえる面白さだけを伝えた」「へえ」「それでケネディさんはアメリカの状況を確認したら、アメリカでは全て人工授精でやっていて日本のような野蛮な漁は行われていないと知った。ツィッターで出たじゃないか」「へえ」「イルカが可哀そうだと言ったら、日本政府関係者か、外交官か知らんが、それが面白いんですよと説明した……ケネディさんが言ってるじゃないか」「へえ」「それでアメリカでテレビ番組で問題とまり、これがまたあのテロ集団の利用するところとなり……」「テロ集団て……」「クジラを守ると言って日本に攻撃を仕掛ける連中」「ああ」「あいつらがまた頭のいいイルカを物のように扱って芸を教えたりするのは許せないというので、今回のような運動を起こした」「へえ」「まあ、それで、日本は通達があるまで何もしていないのが手遅れ」「なるほど」「今度はイルカショーをやめるようにって言い出すぞ」「ありそうですね」「クジラも、頭が良くて、人間の友達で、希少価値が大変で……というそれぞれの種別の持っている特色を、全てのクジラが持っているかのように宣伝してクジラを守れと宣伝した」「はい」「これはスーパーホエール論といって、もう30年前に否定されたのに、連中はいまだにこれを掲げて日本批判をしている」「そうですね」「ここに寄付をすると、自然保護に積極的だというので名前が宣伝できるから、著名人が寄付をする。その資金があるから、攻撃船を作ったりできるのじゃ」「ほう」「日本人なら、クジラを食うことが米の歴史よりもはるかに古いことも知っているし、歴史や伝統を考えればクジラを食べ続けなければならないことが分かる」「知らない不勉強な人も多くなりましたねえ」「今度はクジラが増え過ぎて餌が足りず、マグロが絶滅の危機に陥っている」「これも騒ぎませんねえ」「そのテロ集団に加わった日本人がいるというので呆れた。クジラを守るためなら、命を懸けるというバカじゃ」「はいはい」「ということで、理不尽なイルカ禁止について」

  2015.04.20

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  OK散歩15「臨海」：その６「夢の島熱帯植物園」

  「さあ、第五福竜丸展示館から上がると、菜の花が……」「いいですねえ、向こうに何か見えますが……」「丸いのがお馴染み、熱帯植物園」「はい、参りましょう」「この時見頃だったのが、ウナズキヒメフヨウ」「日本語ですね」「つぼみは上を向いているが、花が咲くと次第に下へ向かうから……」「頷くように見えるんですね」「花びらが開かないで終わっちゃうこともあり、それで英語ではSleeping Hibiscus」「へえ」「こちらはエピデンドラム。蘭の中まで、お馴染みの蘭も多数咲いていたが省略」「はい」「こちらはお馴染みのグズマニア」「色とりどりですね」「サポジラの実。別名チューインガムの木という」「この実がガムになるんですか」「いやいや、ラテックスという樹液を煮詰めたものがチクルといって、ガムの原料なのじゃ。実はそのまま熟して生で食すが、甘くておいしいそうじゃ」「へえ」「面白いものを……」「これは何です」「さあ……」「いい加減だね」「こちらが表にある作品」「お花の絵ですか……富士山ですか」「大きい写真だと花が見えて絵は見づらい……はい、干支でございます」「あ、羊さんか……」「ということで、こちらはこんなもんで、先へ参りましょう」「続く」

  2015.04.19

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  OK散歩15「臨海」：その５「第五福竜丸」

  「さあ、ＯＫ散歩は木場まで移動しました」「お馴染みですね」「途中の歩道橋から見るスカイツリー」「ううん、例によってどうでもいい写真だな」「第五福竜丸の展示館」「日本で原爆の被害を受けた三つ目ですね」「四つ目が福島……って、実はその前のはなぜか消えてしまっているなあ」「茨城のですね」「原子力の平和利用は絶対安全というフレーズで邁進してきた。原子力発電になれば、電気料金はほとんどタダになると、当時の東京新聞にも載っている。ところが現実には世界一高い電気料金。事故があってもまだ絶対安全と言い切る国の姿勢が分からない」「それを考える場所でしょうかねえ」「平和について考えたということで……」「あれ……」「次回に続く」

  2015.04.18

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• 目が

  「目玉の中に出血があるということで……」「どうしました」「ブログを書くのも億劫になったまま」「はい」「てなわけで、ずっと開いている言い訳で」

  2015.04.17

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  OK散歩15「臨海」：その４「リースピア」

  「さあ、水の科学館から歩いて10分。パナソニック・センター・リースピア」「こちらも行きつけですね」「数学の体験が素晴らしい。理系の苦手な子供はぜひ行ってほしい」「写真はオリンピックですね」「協賛して、招致の活動から色々な展示をしているぞ」「へえ」「記念写真」「いらない、いらない」「とまあ、こんな感じで……」「また……」「次回に続く」

  2015.04.16

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  OK散歩15「臨海」：その３「水の博物館」

  「さあ、夢の大橋を渡ると、左に見えますのが、水の科学館」「水の資料館ですか」「この辺りの上水場になっていて、その施設の見学も出来るぞ。ただし、小学生向けじゃな」「はい」「とまあ、こんな感じで……」「いい加減な紹介ですねえ……いつもだけど」「そんな感じで次回へ続く」「はい」

  2015.04.15

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  OK散歩「臨海」：その２「夢の大橋」

  「さあ、今回は歩いて国際展示場方面へ」「歩くの好きですねえ」「お馴染みの観覧車」「お花を狙ってるな」「こちらが夢の大橋」「全体が橋なんですね」「ほうら、国際展示場が見えた」「また……わざとらしい構図を狙っているな」「ということで、次回は橋を渡った所のテーマパークへ」「もう続くの」

  2015.04.14

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  OK散歩15「臨海」：その１「未来科学館」

  「ＯＫ散歩第１５回は東京の海を散策します」「はい、参りましょう」「まずはお台場」「はい」「お馴染みのガンダム」「はい」「まあ色々ありますが、今回の目的地はあすこ」「え……」「未来科学館でございます」「はい……チケット購入に行列が出来ていますね」「子供にもっと科学に接してもらおうというもので、５月１０日まで開催」「いいですねえ」「ということで、今回も自由の女神などお馴染みの場所は省略」「適当なんだから」「次回に続く」

  2015.04.13

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  OK散歩15「東京～御茶ノ水」：その７「御茶ノ水へ」

  「さあ、ＯＫ散歩の最終回」「はい」「今回は天理大学と明治大学の施設見学」「ほう」「写真はお馴染みじゃな。寿人遊星の彫刻」「なんです」「寿老人じゃ。1986年にハレーすい星が来るので星に縁のある寿老人が作られた。銘板は２０６１年に開くとされている」「ほう」「こちらが明治大学の資料館」「はい」「中については省略」「あら」「そのお向こう」「……何です」「この一角が大久保彦左衛門さんの屋敷だった」「へえ」「大久保さん、武骨で戦国時代の名残を持っていた人で、はっきり時代遅れだった。それでその愚痴を書き残したのが、後で評価され、天下のご意見番となった」「へえ」「こういうことで御茶ノ水駅に到着」「はい」「この駅の問題は名前がお茶の水か御茶の水かお茶ノ水か分からなくなること」「ここで書いてあるのが正解ですね」「丸ノ内線も千代田線も同じようだが、面白いのは新宿の丸ノ内線案内」「何かありますか」「『の』が平仮名と片仮名と、新宿では両方使われているね」「どうでもいい情報ですね」「ということで、神田明神にお参り」「はい」「ここまで来れば、上野まで歩くと交通費が70円安くなる」「ケチ！」「ということで、ＯＫ散歩は読み終わり。　歩いたのは万歩計で11111歩、１８キロと出ている。　使ったお金。絵葉書などのグッズが２１８０円。昼食が３８０円。本文では省略したが、神保町の古書店を回って買った本が２０冊で４４５０円。古書祭りだったのじゃ」「すごいね」「この後目が悪くなって、せっかく手に入れた本は全く読んでいない」「はい、以上」

  2015.04.12

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  OK散歩15「東京～お茶の水」：その６「昭和館」

  「さあ、北の丸公園の散策は北のはずれ、昭和館へ」「参りましょう」「戦前から戦後の生活を紹介するのがこの施設」「はい。写真は空襲の後の様子ですね」「この時に開催されていたのが、よみがえる日本の姿。オーストラリア戦争記念館が所蔵している日本の戦後の写真展じゃ」「へえ」「こちらは５月１０日まで。これだけなら無料」「ほう」「こちらは春休み恒例の春らんまん」「はい」「ということで、これからお茶の水まで歩こう」「うへ……続く」

  2015.04.11

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• 突然

  「突然ですが……」「何をしでかしました」「目が見えなくなった」「何でしょう」「眼球の中に血の塊があるというのじゃ」「へえ」「まあ、それで書き込みを休んでいたということで……」「今日はそれだけ」

  2015.04.10

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  OK散歩14「東京～お茶の水」：その５「科学技術館」

  「さあ、北の丸公園の散策、科学技術館が見えて参りました」「はい」「子供たちが学習に来ていた時期」「モニターに何か写っていますね」「こちらは太陽光の利用についての展示」「太陽光を全部利用出来たらすごいですね」「電力会社は50年前のデータのみを利用。だから曇りではほとんど発電不能となり、全国の電力をまかなうには、北海道全部をソーラーにしなければならないと言う」「それは無理ですね」「それが大昔のデータ。今は曇り空でもちゃんと発電されるし、効率もよくなっているし、電力会社では不可能と言っている蓄電器も市販されている」「あれ……」「電力会社の計算では、二軒の屋根に付けないと一軒の家の電力に足りないはずじゃ」「はい」「こちらはお馴染みのエレベーター。土日のみ利用可とされていたが、一般の人が利用できる日本一大きいものじゃ」「はい」「ということで、次回に続く」

  2015.04.09

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  OK散歩14「東京～お茶の水」：その４「工芸館」

  「さあ、北の丸公園を散策しておりますが……」「こちらは」「八重紅枝垂桜」「はい、それだけ」「近代美術館附属の工芸館では、中村ミナトのジュエリー展。ちらしも３種類ほどある」「ちらしだけですか」「こちらは撮影禁止」「あら」「撮影可能の場所から、稲垣稔次郎の平家物語屏風。こちらは大仏炎上」「なるほど」「ひよどり越え」「ほう」「屋島落ち」「独特の世界ですね」「ネイチャー・アメリカンやイヌイットの絵みたようで面白いじゃろう」「ほう」「ということで、本日はここまで」「まだ続きます：」

  2015.04.08

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  OK散歩14「東京～お茶の水」：その３「国立公文書館

  「北の丸公園を散策しております」「近代美術館のお隣、国立公文書館に参りましょう」「こちらもお馴染みですね」「ＪＦＫ、ケネディ大統領の資料展。実はボストンに資料館がある」「へえ」「こちらはいつも貸し切りとか、多くても10人程度の入場者だったが、今回はすごい人気。資料の前に人だかりが出来ていた」「へえ」「わしは例のホワイトハウスのコンサートの録音を持っている。写真もお馴染みじゃが、カザルスの『鳥の歌』でベトナム戦争終戦を決意したという逸話があるな」「へえ」「お前、へえばっかりじゃな。匂ってきそうじゃ」「ほう」「しょうがねえなあ……」「ということで、次回に続く」

  2015.04.07

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  OK散歩14「東京～お茶の水」：その２「近代美術館」

  「さあ、ＯＫ散歩、今日は近代美術館へ」「写真は、お濠越しですか」「今回は片岡球子展」「はい」「続いて常設展」「え、もう行くの」「こちらは三遊亭円朝像」「これを楽しみに来ました」「こちらは散歩中に列車内で読んでいた本から……」「同じ絵ですか」「戸板康二の『泣きどころ人物誌』。最初が円朝で、そこに描かれていた戸板氏の絵」「へえ」「その他で、気になった絵」「あら……」「お嫌いですか」「お好きです」「もう一つやっていたのが、大阪万博の記録」「へえ」「わしも学生時代に行ったぞ」「古いね」「もう45年じゃからな」「はい」「ということで、後はまた次回」

  2015.04.06

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  OK散歩14「東京～お茶の水」：その１「皇居辺り」

  「ＯＫ散歩第14回は、東京駅からお茶の水まで歩く」「また大変そう」「まず東京駅丸善のギャラリーで、佐藤和喜さんの展覧会」「はあ」「森本計一さんの展覧会と共に」「省略します」「皇居、東御苑を散策するが、こちらも毎度お馴染みなので省略」「桜が良ければ写真を出したのですが、その直前でした」「写真は平川門」「はい」「和気清麻呂像」「これは前に紹介しましたねえ」「今回はちゃんと写真が取れた」「ちゃんとって……」「ここはマラソンの荷物置き場になっていて、清麿さんの周りもシャツを干したり、ごみを積んだりして、ひどい。汚な麿って改名させられた理由がよく分かる」「それは違う」「ともかくランナーのマナーで、何の愁いもなく写真が取れたのは初めて」「平日でしたから」「同じことが上野のアメ横にもある。シンボルの像があるが、要らない段ボールが積まれてゴミ捨て場にしか見えない」「はいはい」「こちらも空襲で焼けた木なのじゃが、ほら、汗でぬれたシャツが干してないじゃろう」「すごいですねえ」「とまあ、年寄の愚痴が出ずに済んだので、先行こう」「はい……続く」

  2015.04.05

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  OK散歩13「道の駅」：その３「道の駅おおとね」

  「さあ、帰り道でちょいと立ち寄りは、加須市にある道の駅動揺のふる里おおとね」「はい、今度は小さな道の駅です。これは誰です……童謡作家ですか」「え、どうして分かる」「だって、道の駅の名前が……」「あ、そうか……すっかり忘れちゃった」「しょうがないね」「この人は下総皖一。旧大利根町、現加須市の出身で、童謡の花火、ほたる、かくれんぼなどを作った。特に有名なのが、たなばたさまとゆうやけこやけ」「はい」「さあ、そのまま利根川を渡って、帰ろう」「あれ……」「古河市にあるトモエ牛乳。牛とヘリコプターが有名」「あれ……」「この後、道の駅さかいにも寄ったが、こちらは何度もご紹介しているので省略」「適当ですねえ」「まあ、そんなことで……参加費は昼食代を含めて千円。　歩いたのは万歩計で１万歩、８．２キロと出ている。ただし、朝の散歩その他、３千歩はその他」「山歩き程度ですからね」「お土産は家内が払ったので、わしは一切無し。因みに、ろまんちっく村の記念切符は、買えば１８０円」「はいはい」「ということで、このスペシャル、読み終わりと致します」

  2015.04.04

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  OK散歩13「道の駅」：その２「羽生SA」

  「道の駅の旅といいながら、羽生のサービスエリアへ」「こちらは……昔の建物ですね」「江戸の町を再現。中央の屋根の上にある水をためておく桶、右側の火の見まで」「よく出来ていますねえ」「関所を通らないと厠にも行けない」「おやおや」「中の様子」「へえ、こちらも江戸の町ですね」「空模様も面白い」「はい」「地元の取れたて野菜」「本当ですか」「外の看板」「本格ですね」「筆がいいね」「あ、本当だ」「こちらは近江屋さん」「いい感じですね」「裏の方まで見どころあり」「へえ」「五鉄とあるな」「……ということは……」「はい、そういうこと。こちらは鬼平の世界を再現しているのです」「見ているだけでも楽しいですね」「浅草へ行くと、このデザインの絵、本物が見られるのはご存知の通り」「はい、それもよく紹介しています」「ということで、後は帰り道」「でも続くんですね」

  2015.04.03

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  OK散歩13「道の駅」：その１「うつのみやろまんちっく村」

  「さあ、第13回のＯＫ散歩は、バス旅行」「へえ」「何と、道の駅をハシゴするというだけ」「え……」「はい、まずは途中の景色」「あれ……道路ですか」「遠くの方を見てほしいな」「え……何です」「雪をいただいた山が見えるじゃろう」「ああ……これを見せたいだけですか」「まずは　うつのみやろまんちっく村」「人気なんですか」「全国２位の広さを誇る」「へえ」「パンの窯。もちろんお土産に購入」「え、窯を買ったんですか」「パンに決まってるじゃろう」「あ、そうか……」「こちらは温泉施設。宿泊も可」「へえ」「温室」「入りましょう」「こちらはユーゲニア・メガカルパの実……あいた、舌噛んじゃった」「しょうがないね」「サルオガセモドキ」「面白いですね」「畑などもあり、いちご狩りが出来る。こちらは林の中の散策。ここが山頂付近」「広いんですねえ」「日中友好で贈られた丹頂鶴もいるぞ」「へえ」「さあ、昼食はお好きなものを……今回春のお祭りでお勧めの春菜のチャーシュー麺」「いいですねえ」「という訳で、記念の切符をいただいて、ここりらはおしまい」「さあ、次は」「今度は高速の途中にあるサービスエリアを目指すぞ」「はい、続く」

  2015.04.02

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  OK散歩12「千住～上野」：その４「上野」

  「さあ、上野公園の美術館めぐり。今日は東京都美術館から」「はい」「書道展、生け花展、それから写真の現代アーチストの展覧会を見学」「沢山見るのね」「まあこんな感じで……」「適当なんだから」「はい、お馴染みの上野の桜パンダ」「あれ……」「お友達になった、さくらちゃん」「いい年こいたオッサンがようやるわ」「この後西洋美術館でグエルチーノ展と常設展。こちらも改装されたばかりじゃな」「はい」「上野の森美術館も、お馴染みのVOCA展と小池隆英展。　東京藝術大学美術館を経由して、吉田屋酒店まで参りました。」「あやつり人形ですね」「こうして谷中の小さな画廊など回っておしまい」「すごい距離だったでしょうね」「歩いたのは万歩計で２４０００歩、１９．４キロと出ている。　木戸銭は全部で８８０円。絵葉書などのグッズがちょうど千円。昼食が４１０円」「安上がりでしたねえ」「ということで、第１２回ＯＫ散歩の報告を終わります」

  2015.04.01

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  OK散歩12「千住～上野」：その３「黒田記念館」

  「さあ、ＯＫ散歩、千住から上野まで歩いて参りました」「はい、今回は」「まずは黒田記念館」「こちらは初めてですか」「いや、改装中だったので久しぶりになったのじゃ」「あら」「黒田清輝の遺産で建てられたもので、昭和５年に美術研究所として完成した。こちらがアトリエ」「はい」「作品をご紹介。洋風の女性」「はい」「こちらは和風の女性」「はい」「この後上野の美術館をめぐります」「続くのね」

  2015.03.31

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  OK散歩12「千住～上野」：その２「南千住」

  「千住を散策しております」「前回は北千住から千住大橋を割ったところ」「つまり南千住に入っちゃった」「はい」「写真は素盞雄神社」「あれ、雛人形ですか……これは３月下旬でしたよね」「実はこの日が旧暦の雛祭の翌日だったのじゃ」「あら」「一般家庭では翌日早々に片付けないと嫁入りが遅れるなどというが、こういう場所ではどうなのじゃろう」「さあね」「さて、この後、南千住図書館にある荒川ふるさと文化館で奥の細道の資料展を見学」「画像はないんですか」「撮影禁止なので」「大家さんが守るとは……」「幕末の上野の戦争で銃弾を受けた黒門のある円通寺で千住はおしまい。　ここから千束、昔の吉原近辺、樋口一葉の像のある千束稲荷神社、樋口一葉の記念館、住居跡、飛不動、酉の市でお馴染みの鷲神社、西徳院、朝陽弁財尊天、全徳寺、安楽寺と見学。　根岸へ参りまして、子規の句碑や落語の狸塚でお馴染み御行の松不動尊、子規も愛した絹ごし豆富料理発祥の笹乃雪、子規庵、不折の資料館の書道博物館……と見学を致しました」「省略ですか」「ううん……こちらのブログでは毎度皆様お馴染みの～」「浪曲だね……」「そういうことで、鶯谷近くから谷中へ渡って、寛永寺へ参りましたが、それはまた次回」「ううん、分かっているけれど、適当な報告」

  2015.03.30

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  OK散歩12「千住～上野」：その１「北千住」

  「さあ、ＯＫ散歩第12回は、北千住から上野まで歩くぞ」「うへ……聞いただけでギブアップだね」「まずは石洞美術館」「お馴染みですね。器などが素晴らしい美術館です」「今回はマイセン展。３回目じゃが、１回目からずっと見ているぞ」「はい」「ということで次へ行こう」「あれ……軽いね」「こちらは千住大橋の下」「お馴染みの蕪村が描いた奥の細道があります」「ちょうど船があって珍しい景色になった」「はい」「こちらは橋の南側にある碑」「あれ……」「軽く口にした代議士がいて話題になった言葉じゃな。陸軍大将が書いた字じゃ」「どういう意味です」「八つの方向が一つに、つまり世界が一つの家になること……日本が海外侵略をする口実としてこの言葉を使った。つまり、世界が日本という国家のもとで一つになる。全部を日本が支配するということじゃ」「あら」「アジアはアジア人の手でというキャッチフレーズも、アジアは全部日本のものという意味で使ったのじゃよ」「ひどいね」「フランス、スペイン、イギリス、アメリカ、そしてロシアがアジアを植民地化しようとして押し寄せた。これに対して例えば朝鮮半島はどうにも抵抗できなくなり、日本との併合を求めたのじゃ」「あれ……あれは日本が無理矢理やったんじゃないんですか」「資料を調べれば分かるが、最初は西洋との対立の構図もあったのじゃ。それがどんどん日本の勝手な論理になって行く」「怖いですねえ」「さて、この言葉を使ったバカ……」「何です」「バカに有名な政治家さん……これが日本が大切にしてきた価値観だと言った。そういう歴史を知って使ったのなら、軍国主義ということじゃ」「知らないのなら……」「政治家として不勉強じゃ」「あらら」「あれ、結局バカだという結論になっちゃったね」「ひどいね」「千住大橋を渡っただけで長くなったので、続く」「しょうがないね」

  2015.03.29

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  OK散歩11「中央線」：その４「新宿」

  「ＯＫ散歩、三鷹から吉祥寺まで歩きました」「で、画像は……」「吉祥寺美術館の渡邊和子の刺繍展」「見事ですね」「さあ、後は新宿へ出て幾つかの展覧会がありましたが……」「可愛い絵が出ていますね」「アイリーン・フェットマンさんの展覧会。お話を伺って、まあついでだからサインをいただいて……」「色々書いてくれていますね」「絵を見ても分かるが、優しい人だねえ」「はい」「とまあ、気持ちよく本日の散歩を終了。　歩いたのは万歩計で１６０００歩、１３。４キロと出ている。　木戸銭は無料。絵葉書、グッズが２８００円。昼食が５６０円」「例によって安上がりだこと」「ということで、今回の散歩は読み終わりと致します」

  2015.03.28

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  OK散歩11「中央線」：その３「井の頭動物園」

  「さあ、お約束通り井の頭の自然動物園へ」「はい」「水生動物園は省略、彫刻館も省略」「全部省略だね」「もう毎年ご紹介しているので」「はいはい」「まずはヤマアラシ」「アライグマ」「ドタヌキ」「ドは要らない」「お猿さん」「敬称だね」「鳥さん」「今度はおが付かないのね」「こちらの定番、リスさん」「はい、お食事中」「色々いますねえ」「ということで、次回は新宿へ出ます」「続く」

  2015.03.27

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  OK散歩11「中央線」：その２「井の頭公園」

  「さて、前回は三鷹市立ギャラリーをご紹介しましたが……」「何かありますか」「太宰治の資料館、関連した場所の跡地、風の道、山本有三記念館、ギャラリーの照明展を回りました」「いつものコースですね」「そういうことで省略」「あらら」「展示は変わっているが、写真は同じになっちゃうからねえ」「しょうがないね」「で、井の頭公園の白梅」「まだ梅だったんだ」「３月１５日のことで……仕事が最後で忙しいからアップしていられなかった」「その割に遊びに行っているんだから」「こちらが紅梅……念のため説明するが、白梅は気品があって優雅なので訓読みして『しらうめ』、紅梅は華やかであでやかなので音読みして『こうばい』と読む。両方混じっていると華やかさが増幅されるので、紅梅白梅という場合だけ『こうばいはくばい』になる」「はいはい」「蕪村の句で、　　白梅や墨かんばしき鴻臚館　というのがある」「これも『しらうめ』ですか」「そのはずじゃ。ところが、全体が漢文調だからこの句だけ例外として『はくばい』と読むように教科書でもルビがついている」「へえ」「しかし、理屈から言えば間違っておる。この句の面白さは、対比。鴻臚館というのは昔中国からの施設を接待したという建物で、ガラス窓だった。蕪村の時代にはないので、想像の句じゃな」「はい」「梅はガラス越しに見えるが、墨をすっているのは見えない。梅は香りが強いのにガラス越しで感じないが、墨は匂いを感じている」「それで、白い梅と黒い墨ですか」「よく気付いた。それが正解。全部対比なので、読みも和風な『しらうめ』と漢文的な『かんばしき』の対比でも音大はない」「なるほど」「まあ全体の雰囲気から『はくばい』と読むということも理屈は分かるが、単独で『はくばい』と読む例を挙げて説明してほしいな」「はい」「ということで本日はこれぎり」「おしまいですか」「え……あ、まだだった、慌てるなよ」「大家さんでしょ」「桃梅」「これは音読みですか訓読みですか」「そんなのどうでもいいのじゃ」「あれ……」「これから動物園に行くが、話が長くなったのでまた次回」「しょうがないねえ」

  2015.03.26

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  OK散歩11「中央線」：その１「三鷹市立ギャラリー」

  「さあ、ＯＫ散歩第11回は中央線の散歩」「参りましょう」「お馴染みの三鷹市立ギャラリー。今回は写楽と豊国の浮世絵」「ほう」「まずは両国の花火の様子。芳富の絵が超有名じゃ」「はあ」「こちらは海女さん」「ほう」「こういう３枚とか４枚とかの続き絵が面白かった」「はい」「今度は役者絵」「いい表情しますねえ」「相撲絵。こちらは金太郎さんが大童山を持ち上げているところ。江戸にいた子供の関取で大変な人気だったそうじゃ」「へえ」、「こちらが実物大の大童山。後ろが谷風」「はい」「とまあ、こんな感じでこちらは読み終わり」「軽いねえ」「中央線の散歩は次回に続く」

  2015.03.25

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• 落語資料：その１「あ」

  「落語の資料をまとめたいと思って……」「色々あるでしょう」「まずは本から」「はい、参りましょう」１：相羽秋生「らくごまんだら」　落語を喜怒哀楽で分類して、それぞれ15席の計60席を紹介。２：相羽秋生「続「らくごまんだら」　落語を五つの欲（色・飲食・財・名誉・睡眠）に分類して、それぞれ13席の計65席を紹介。３：相羽秋生「落語を淫する」　タイトルで分かる。ちょっと「いい」落語を四季に分けて紹介。挿絵が沢山。４：青空うれし「夜がうれしくなる本」　漫才師が語る、夜のちょっとうれしい話が53話。５：秋田實「私は漫才作者」　自伝的作品だが、言葉に対する思い入れが感じられる。６～８：秋田實：編「ユーモア辞典（壱・弐・参）」　漫才のちょっとした会話、ネタに使える一口話を収録。千のネタが入っているが、重複もあり。筆者の一周忌に出版されたもの。９：秋田實・和多田勝「オチの表情」　オチの分類、その周辺の話。噺家の言行録まで収録されている。１０：朝倉治彦：校注「江戸名所記」　江戸時代の傑作を紹介。落語尾舞台の資料としても貴重。「とりあえず10冊をご紹介」「続く」

  2015.03.24

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  OK散歩10「銀座」

  「３月１４日、ダイヤ改正で、常磐線が品川まで乗り入れることになった」「はい」「初日、仕方がないので乗車」「え……」「東京駅まで一気に」「乗り換えなくていいのは楽ですね」「LIXILの３つの展覧会」「ここもお馴染みですねえ」「造形の面白さじゃな」「はい」「残る２つ、それからポーラ・ミュージアム・アネックスの展覧会も省略」「適当だね」「この日の目的は、シャネルのコンサート。鈴木舞のヴァイオリンと岩崎洵奈のピアノで。素晴らしい演奏じゃった」「はい」「夕食。こちらはサービスのサラダ」「サービスですか」「で、おつまみに」「色々いただいて」「最後はお蕎麦。もう一つ二つ名品があるのじゃが、お腹一杯」「はい。適当なご報告で」「ということで、本日は読み切り。　歩いたのは万歩計で１８０００歩になっているが、午前中仕事だったのは半分はそちら。　使ったお金は無し」「安上がりね」「本当は交通費があるが、スイカですでに入金されていたので」「はいはい」「ということで、読み終わりと致します」

  2015.03.23

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  OK散歩９「新宿～六本木」：その４

  「さあ、この日最後の目的地は太田記念美術館」「お馴染みですね」「浮世絵の美術館で、今回は江戸ッ娘Kawaiiの系譜」「江戸ッ子じゃなくて娘ですか」「こんな感じで……」「雪ですか、着物のデザインが見事ですね」「帯と頭にも注目しないと」「なるほど」「こちらも雪だが、花魁道中」「ほう」「四人の配置も面白い」「ええ」「花魁をもう一枚」「はい」「素人娘をもう一人紹介して……」「いいですね」「かなり混んでいたが、別室で学芸員によるスライド解説会があるってんで、みんなそっちに行っちゃったので、貸し切りになった」「へえ」「解説会は椅子が足りずに満員だったとか」「人気なんですねえ」「まあ、ゆっくり見られてラッキーってんで……」「しょうがないね」「歩いたのは万歩計で１５０００歩、１２．５キロと出ている。　使ったお金。木戸銭は３４４０円」「木戸銭がこんなに多いのはＯＫ散歩では記録ですね」「絵葉書などのグッズが２０３０円。昼食が３４０円」「食事をけちるんだねえ」「ということで本日はこれぎり」

  2015.03.22

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  OK散歩９「新宿～六本木」：その３

  「六本木を散策しております」「国立新美術館へ行くんですね」「それが、ミッドタウンへ逆戻り」「あれ」「fujifilmのギャラリーで森と海の写真展……　♪森と～海に～　かーこーまれて～……」「歌わなくていいの。しかも踊って……」「こんな感じで……」「写真を撮影してもいいんですか」「そんなの駄目にきまっているじゃろう」「だって、大家さんは」「わしはいいのじゃ」「変なの」「同時開催のビクトリアリズム展」「クラシックですね」「最初に行った服飾博物館からのつながりを感じて面白かった」「こちらの会場写真は」「何を言うとる、こういう展覧会は撮影禁止に決まっているじゃろう」「あれ……大家さんならいいんじゃないですか」「わしは常識人じゃ」「あれれ……」「さあ、国立新美術館じゃ」「はい、お馴染みの面白い形の建物ですね」「ルーブル美術館展。わしは実際にこの美術館へ行ったが、一通り見るのに一週間も掛かるという」「へえ、大家さんは何回くらい行ったんですか」「ええと……ううん……１回」「何だ」「ちらしは話題の天文学者」「今回のメインですね」「これも人気の作品」「よく見ますね」「それからお尻の出ている女性の図が面白いのじゃが、ここでは省略」「なぜです」「このページは品位が取り柄だから」「どこがですか」「もう一つ、汎美という展覧会を見て、移動」「まだ行くんですか」「長くなったので次回に続く」「はい、またいずれ」

  2015.03.21

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  OK散歩９「新宿～六本木」：その２

  「ＯＫ散歩、六本木へ来ております」「はい、こちらは……」「泉屋博古館。六本木一丁目ではホテルオークラの博物館が閉まっているので、前回の智美術館とこちらが見学地」「はい」「一昨年までは無料で入れたのじゃが、昨年四月から有料になった……裏技で……」「真似しないように」「前の美術館があれで、こちらは有料なら、足が遠のくなあ」「ケチ」「小川千甕（せんよう）の作品展。色々な世界を持っている作家」「ちらしにも書かれていますね」「仏画を描き、洋画を学んでルノワールとの交流もあって、こんな絵も描いて……」「すごいですね」「漫画まで描いて日本画に行きついたという……」「へえ」「いやあ楽しい展覧会じゃった」「さあ、本当の六本木へ移動して、いつもサントリー美術館へ行くのじゃが、この時は休館中」「はい、で、これは」「ミッドタウンに登場したニケの女神……とわしゃ中学時代に習ったはずじゃが……」「首がないんですね」「それでいて均整のとれた造形が素晴らしい。腕のないミロのヴィーナスと並ぶ傑作じゃな」「はい」「この辺でお昼」「行きつけはありますか」「ひどい思い出がある。日○屋というお店で蕎麦を食べようとしたら、切符を持って行って蕎麦が届くまで２０分も掛かった。込んでいたから仕方がないと思って時間をずらし、２時頃に入ったら……客がいない訳ではなかったが、切符を持って行って蕎麦が届くまで３０分……もう二度と行かない」「はいはい、爺さんの愚痴ですね」「それでその向かいにある小諸蕎麦。うん、こちらは早くて蕎麦もなかなか……実は○高屋の蕎麦は遅いのにいらいらしていたせいか、味を記憶していない」「はいはい」「さあ、国立新美術館へ行こう」「続くですね」

  2015.03.20

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  OK散歩９「新宿～六本木」：その１

  「さあ、ＯＫ散歩第９回は、新宿から六本木へ」「参りましょう」「まずは文化服装学園の服飾博物館じゃ」「大家さんには似合わないところですね」「ヨーロピアンモードということで、時代を追って流行のドレスなどを」「へえ」「男が見ても面白いぞ」「はい」「六本木へ移動。まずは菊池寛実智美術館」「はい、こちらは」「陶芸などの美術館」「工芸の現在ですか」「現代を代表する作家たちの作品を集めた。見応えはある」「は、ある……って、何か不満でも」「ここは受付の人がいい加減で……先日は『智美術館』は何と読むのが正しいのかと聞いた人がいたが、ネットなどで調べなさいという答えだった」「ほう、この日は」「一万円札しかなくて、細かいのを用意してくださいと叱られた」「あらら」「それで小銭を集めて支払ったら……何かブツブツ言っていたようだが……どうも感心しないなあ」「はいはい」「まあ、六本木は色々あるので、次回に続く」

  2015.03.19

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• なぞ

  へんかんしても、ひらがなかカタカナシカへんかんしなくなった。なぜだろう。

  2015.03.18

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