名作落語大全集

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  孫のお食い初め

  「さあ、孫が大きくなりました」「小さくなったら無くなっちゃうものねえ」「今日は　お食い初め」「はい」「もう少しで首もしっかりしそう」「楽しみですねえ」「笑顔を見せるようになりました」「いいですねえ」「子供の笑顔はみんなを幸せにするのじゃ」「ということで、ご報告でした」

  2015.01.26

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  パズルカレンダー

  「パズルカレンダー、なかなか上出来のものなので、ご紹介しております」「毎年手に入れていますが、紹介するのは初めてですね」「１月１６日の問題。赤の枠は母音、ただしｙも含む。線のあるノートに書いた思い出がよみがえりますね。文字が上下に伸びている長さから、言葉を探すという問題」「一番下は文字の分類ですね」「ただ、それぞれの答えは朝食で食べるシリアルの商品名。日本人にはちょっとかも……こうかなって、あたりをつけてネットで探しました」「はい」「１７日、１８日の問題。切手を同じ形の二つに切り離せという問題」「これなら出来そうですね」「まあ、やさしいので、解答は省略します」「はい、皆様もぜひ」

  2015.01.25

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• サッカーごくろうさん

  「サッカーは負けたなあ」「はい、残念ですね」「しかし、力の差を思い知らされた」「え……それはおかしいでしょう。シュートの数でも、コーナーキックの数でも圧倒していましたよ」「それは数字だけの問題。試合を見ていたら、数字ではないものを感じるのじゃ」「へえ」「まず１点取るまでの相手の動き。とにかく早い。わずか１０分の間に４回はピンチがあった」「シュートはわずかなんですがねえ」「それで、点を取ると守りを固めて……だから日本がガンガン攻めているようで、完全に相手のペース。アナウンサーが相手に疲れが見えますと言っているが、日本は負けているプレッシャーと、相手を上回る動きで、もっと疲れている」「なるほど」「まあ、同点に追いついたのはほめていいが、逆転しなければ負けるというのが分かる」「そうですか」「結果論に見えるが、見ていた人はそう感じたじゃろう。それで点を取りに行くのにまた疲れて……それでＰＫ戦になる訳じゃが、相手は挑戦の気持ちがある。肉体的には精神的にも負けていたのじゃな」「そうですか」「ということで、ＰＫ戦は駄目だなって、お茶椀を洗っていたら、ちょうど試合終了」「台所仕事しているんですか」「家内がお疲れなので……先日出張したので、家内に迎えに来てもらおうとしたら、病院で手間取って３時間も待たされた」「大変ですね」「ううん、とりあえずサッカーの話でした」

  2015.01.24

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• パガニーニ全作品

  「さあ、パガニーニの作品を紹介するシリーズですが……」「今日はMS26から」MS26　ヴァイオリンとギターのための６つのソナタ　作品２として出版されたソナタ集。難しくない技巧で美しい旋律で親しみやすい作品。ただ装飾音が多いので難しいと感じる人もいるかも知れない。全て緩急の２楽章で、女性と同棲していた時期に作ったものといわれるが、それなら１８００年頃の作品。更に以前のメロディを利用している可能性も高い。MS27　ヴァイオリンとギターのための６つのソナタ　作品３。作品２と同じといってもよいが、それよりもやや技巧的で、１９８０年頃からは太い音色で力強く演奏したものが流行した。　作品２と共に、スコットジョン＆ワインベルグ、テレベシ＆ブランバウアー、一部をシャハム＆セルシェルで所有。「さて、ここから弦楽四重奏曲が並ぶ。ちょっと沢山なので、次回に」「あらら」

  2015.01.23

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• 年賀状パズル

  「うっかり、今年年賀状用に作ったパズルを紹介するのを忘れていた」「はい、もうぼけてますから」「３つほど作ったが、まあこれが一番いいかなってんで……」謹賀新年本年もよろしくお願い申し上げます今年は２０１５年。０から９までを１回ずつ使って掛け算を作ると次の通り。　　２０１５×７０９＝１４２８６３５　　２０１５×８２９＝１６７０４３５それでは、「０」を使わない、１から９までで、同じような掛け算を作って下さい。

  2015.01.22

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  パズルカレンダー

  「さあ、パズルを解こう」「１日のしか解説がありませんでしたが……」「後は時間を取って取り組めば正解が出るから……」「適当なんだから」１月１３日「ＡからＺまで、縦横斜めにつながるように書き入れて下さい……という問題」「ふうん……どう入れても出来そうですが……」「いや、ちゃんと正解は１つしかないぞ」「やってみましょう」１月１４日「これは日本人にはちょっと難しいかも……さいころの同じ数字は同じ文字を現すので、その下のヒントを元に言葉を復元してほしい」「ナンクロと同じですね」１月１５日「こちらもちゃんと解いていけばできる問題。横に並ぶ二つの数字の和が下の数字になるように、１から１５までの数字を入れて下さい」「ふうん……」「はい、ぜひ挑戦して下さい」

  2015.01.21

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• 今年読んだ本：その１

  「さあ、今年も読書にいそしもう」「はい、読んだ本の紹介です」１・２「大作曲家たちの履歴書」上下：三枝成彰　２３４０円　作曲家の履歴書を書いて、それについてのコメント。なぜこの作曲家がこんな作品を書くのか、その秘密を知る鍵は与えられる。お勧め曲が少ないので、もっと知りたい。Ｂ３「ナンバー」相場英雄　６２０円　サイン本。若手刑事は詐欺などの調査をする係で、資料だけを元に何が起こっているのかを判断していくのだ。ところが、その資料には、警察が彼を試そうとするようなものも入っている。主人公は踊らされているのか……ちょっと変わった短編集。Ｂ４「歌舞伎町セブン」誉田哲也　７３０円　サイン本。町会長の死をきっかけに、歌舞伎町の伝説を追うことに……正体不明の企業に蝕まれる町を守るために、正体不明の影の存在が動き出す。人物それぞれが見事に描かれている。Ａ５「かっこうの親もずの子ども」椰月美智子　６７０円　サイン本。タイトルだけで設定が見え見え。様々な人物が母としての考えを述べる。親子の気持ちを描いて十分なのに、最後はどうしてこうしなければならないのか。何も事件がなければ山場がなくて物足りないと感じるのかも知れないが、あまりに大きな事件はちぐはぐに感じてしまうのである。Ｂ「と、とりあえず５冊のみ」

  2015.01.20

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• パガニーニ全作品集：その３

  「パガニーニの作品を整理している」「はい」「３月で引退するので、そこから某社と契約し、パガニーニ作品の欠けている部分を補充することになった」「へえ」「因みに、第１回で未詳だった『愛の二重奏』も謎が解けた」「良かったですね」「ということで、M.S.番号で２１からじゃが、説明の必要なものが並ぶので、２５までにしよう」「参りましょう」M.S.21　ヴァイオリン協奏曲第１番　ホ長調（ニ長調）　遺言により、死後すぐに１番２番が出版されたので、作品６、７となった。ソロ・デビューのために書いた作品で、当時としては超絶の技巧を駆使し、本人もなかなか完璧に演奏できない。父親が食事抜きで練習させたという。父親はこれが金になると見込んで、息子を大音楽家にして自分は遊んで暮らそうとしたのである。博打で相当使ったという……まあ、文句は言えない。パガニーニのほうも大変で、自分の楽器まで博打に取られて大変だったという事件もあったのだ。　1811年、29歳で作曲したというが、正式の演奏記録の最も古いものが1819年３月29日のナポリであるため、もっと後の作曲だという説もある。調性に２種類あるのは、管弦楽がホ長調で演奏し、ヴァイオリンだけがニ長調の、スコルダトゥーラという技法を使っているため。これによりソロだけが際立っていい音に響く。現在はオーケストラもニ長調にしていることが多い。ＣＤなどでウィルヘルミやクライスラーの編曲と注意書きがあるのはそのためである。　第１楽章　アレグロ・マエストーソ　ホ長調（ニ長調）華やかな管弦楽が鳴り、美しいメロディを聞かせる序奏。実は歌劇の序曲に他ならない。観客の期待をふくらませてひと段落つくと、ソリストが現れ（パガニーニは序奏の時は舞台袖に隠れていたという）、まずは顔合わせと第１主題をもとにした華麗なテクニックを見せる。低音から高音まで３オクターブを行き来する早いパッセージを聞かせ、第２主題を美しく聞かせる。まさにオペラの世界を一人で演じているのである。　展開部は全く新しいメロディで展開し、ありとあらゆるテクニックを見せ付ける。　主調に戻って第２主題が再現される。パガニーニの場合、第１主題は展開部に飲み込まれる形で消えてしまい、再現部では登場しない。華麗なカデンツァを演奏して曲を閉じる。　第２楽章　アダージョ　ハ短調（ロ短調）俳優マリーニの演技に影響された、「囚人の祈り」だという。そうなると、パガニーニがこの劇を見たのが1813年なので、それ以降の作品ということになる。また、それは２番の第２楽章だという説も。ドラマチックな管弦楽と、叙情的なソロの対比が美しい作品。シューマンはこの楽章について「パガニーニに天使の歌を聞いた」と書き残している。　第３楽章　アレグロ・スピリトーソ　ホ長調（ニ長調）弓をはずませるスタッカート・ポランテを使用した主題。二重のハーモニックや様々な重音、細かい音符、左手のピチカート、パガニーニ運弓など、ありとあらゆるテクニックを見せ付ける。特に中間部で穏やかなメロディをハーモニックで聞かせるのはパガニーニのパターン。　尚、パガニーニ運弓とは、半音階の一つ置きにスラーを付けたもので、ずれた音を二人で弾いているような音になる。　ホ長調でメニューインのものを。ニ長調ではアッカルド、庄司紗矢香、クゼルコフなどの演奏を所有。やっぱりアッカルドのが定番。　パガニーニの弟子であるシヴォリに教わったという唯一の直系というフランチェスカッティのものもあるが、正直いいとは思えない。第２楽章の美しいメロディをアッカルドは５分５９秒で演奏しているが、フランチェスカッティは４分０５秒。てきぱきとこなすだけのもので、情緒を忘れた演奏としか思えない。　尚、パガニーニの息子のアキレには、娘しかおらず、直系はないということになっているが、この娘らが楽譜を隠し持っていて、死後130年、子孫に当たる姉妹が演奏していた曲に目がつけられ、パガニーニが日の目を見ることになる。（詳細は第３番M.S.50を参照）M.S.22　ロッシーニの「シンデレラ」による序奏と変奏曲　作品１３として出版された３曲の２曲目。ロッシーニとは無二の親友で、オペラの練習の時は管弦楽の伴奏をヴァイオリン1本で手伝ったという。二人はカーニバルでは乞食の格好をして繰り出すが、病気でやせ細ったパガニーニとでっぷり太ったロッシーニのコンビは、それだけで人目をひいた。音の合わないヴァイオリンで、でぶがひどい歌を歌うと笑いが起こるが、途中からどんどん歌もヴァイオリンもうまくなり、最後は唖然とさせたという。そんな仲だから、主題を使った変奏曲はいくつもある訳だ。　1817年の歌劇『シンデレラ』の終幕「もう悲しむことはない」が主題。ワルシャワで演奏されたかも知れない、というのは、演奏会に来たショパンが、同じ主題で変奏曲を書いているが、ショパンの変奏曲もパガニーニ・スタイルになってしまったから。　アッカルドの演奏が見事。ミレンコヴィチのピアノ伴奏版も所有、出版されたのはこちら。M.S.23　ロッシーニの「モーゼ」による幻想曲　ソナタ・ブレギエーラ（祈りのソナタ）　正式のタイトルは「ロッシーニの『モーゼ』によるG線上の華麗な変奏曲」。作品１３の1曲だが、これだけがG線１本で演奏する。前奏部分が「祈り」と呼ばれる。他のロッシーニ作品より前、1816年という説もあった。チェロでの演奏もよく聞く。音域が２オクターブなので、フルートでの演奏もある。　ミレンコヴィチ、テレベシ＆プランバウアーはギターへのアレンジ。ヨーヨー・マはチェロで……その他多数所有。M.S.24　ポプリ　未詳M.S.25　２４の奇想曲　カプリース　カプリッチョ　生前に出版された室内楽以外の唯一の作品。技術を盗まれないためにか、難しい技巧は使われていないという。最後の24番「主題と変奏」がやや長いが、おおよそ３分前後で演奏できる小品集。　９番の「狩り」は有名。１３番は半音階を使う独特の雰囲気で「悪魔の微笑」と呼ばれる。パガニーニはこれをよくアンコールで演奏していたという。２４番の「主題と変奏」はおそらく最も有名な作品で、リスト、ブラームス、ヨハン・シュトラウス１世、ラフマニノフからミュージカルでお馴染みのロイド・ウェッバーまで、私の収集したものだけでも30人以上のアレンジがある。シューマンは作品３と１０で半分の１２曲をピアノで演奏しているが、主題と変奏は後で使うつもりだったのか、書き上げていない。　パールマンのレコードが、一つ一つでなく、全体を一つの作品であるかのように演奏していたのが印象的。途中で弦が切れているのが分かるが勢いがあってそのまま演奏している。カラー、クゼルコフ、ミレンコヴィチ、その他多数。シューマンが付けたピアノ伴奏で演奏しているのがギャレットだが、なぜか２４番だけは原曲。チェロ、フルート、クラリネット、サックスなどの編曲も多く演奏されている。ロックの名手がエレキギターで演奏したものも。

  2015.01.19

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  パズルカレンダー

  「さあ、お待たせ、パズルカレンダーの続き」「待ってません」「１月１０日の問題」「交通標識ですね」「そういえば交通標識にシール貼って面白がった奴がいたな」「芸術だって言ってましたね」「本物のバカじゃな」「あれ、大家さんなら面白がると思いました」「美術館の中などなら面白い。本物をやるのはバカ。例えば進入禁止の標識にシールを貼る。それを見た運転手が、こんな標識はないと思って進入したらどうなる」「え……」「運転手に罪はない。そんないたずらをした人が悪い。それを芸術と称するのを許すと、芸術家は常識がないとか、芸術家は自分の専門以外は理解できないとか言われるのじゃ。だから、芸術なんて言葉を使ってほしくない」「はいはい……お爺ちゃん興奮しないの……」「あ、問題じゃった。十字架の形で五つの中に、全て違う標識の入った場所を探せという問題」「これは簡単ですね」「油断しないように。一ヶ所ではないぞ」「あら、そうですか」「１月１２日の問題。ヒントを元にした４字の単語を数字の周りに入れる。もちろん、同じ文字が共通して使われるのじゃ。１２３５の間のマスには四つの単語に共通の文字が入る。さあ、真ん中、横に現れる４字の単語はなあに」「難しいですね」「これは難問じゃな。ヒントは辞書を使わなくても分かるくらい簡単なのに、四字の単語が全く思い浮かばない」「はい、皆様も挑戦してくださいな」

  2015.01.18

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  夕陽

  「さて、最近の夕陽。これが一週間前」「どうでもいい写真だと思います」「右が山だと気付くかな」「え……」「ほら」「ああ、何かあるようですね」「これで分かるかな」「あ、富士山だ」「正解。ちょうど富士山の辺りに沈むのじゃ」「すごい」「この写真は１週間前」「へえ」「これがこの日付」「あ、ほぼ山頂じゃないですか」「この計算なら、今週半ばがちょうど山頂に沈むのかと思ったら……」「どうしました」「ご覧の通り」「あれ」「翌日、もう山頂を越えちゃった」「右側へ移動するのが一定じゃなかったということですか」「ということで、ご報告完了」

  2015.01.17

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  OK散歩１「東京～上野」：その３「上野公園」

  「今年初のＯＫ散歩、東京から上野まで歩いて来ました」「上野公園ですね」「不忍池からのスカイツリー」「今更の写真ですよ」「鳥さん」「好きですねえ」「弁天さん」「今日は沢山お参りしました」「これもお馴染み清水さま」「はい」「さあ、東京藝術大学の大学美術館へ参りました」「途中の美術館は省略します」「大学の陶芸研究室とノリタケが協力した展覧会」「ほう」「東谷武美の展覧会」「これは……器ですか」「いや、絵画」「へえ」「さあ、この後は日暮里まで歩きます」「まだ歩くの」「上野駅でもあまり距離は変わらない」「じゃあ、なぜ」「後の電車賃が安いのじゃ」「ケチ」「写真は月見寺。小林一茶がお月見をしたというのでお馴染み」「写真は一茶の句碑ですね」「　陽炎や道灌どのの物見塚　と彫られている。他に山頭花などの碑も」「へえ」「ということで、無事家に帰りました。その日の夕陽」「どうでもいいなあ」「歩いたのは万歩計で１８０００歩、１４．４キロと出ている。　使ったお金は昼食の５３０円のみ」「後は全部ただですか」「実は後の展覧会のチケット購入が目的なので、６千円使っている」「はい、以上で読み終わりと致します」

  2015.01.16

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  OK散歩１「東京～上野」：その２「日本橋から湯島へ」

  「さあ、東京駅から上野へ向かって歩きます」「参りましょう」「年末にも行った三井記念美術館、雪と月と花」「はい」「年末紹介した雪松図の他、器が面白い」「はい」「これは他の美術館で展示され、写真撮影可だったので写している」「そうでしたっけ」「こちらもね」「はい」「さあ、北へ歩いて、こちらはニコライ堂」「早いね」「湯島聖堂。学問の神様じゃ」「はい、孔子像などお馴染みですね」「妻恋神社」「はい」「湯島天神。こちらは庶民の学問に」「はい」「湯島聖天」「湯島三堂をハシゴしました」「ということで、次回は上野公園に参ります」「まだ続くよ」

  2015.01.15

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  OK散歩１「東京～上野」：その１「東京のデパート」

  「さあ、今年初のＯＫ散歩、東京から上野まで歩きます」「また大変な距離でしょう」「そうでもない。さあ、小さな美術館などは省略。一気に日本橋まで参りました」「早いね」「そこのデパートなどをご紹介」「はい、まずは……」「高島屋の川瀬巴水展。古典と近代の融合というのかな」「はい」「こちらが増上寺の様子。大正１４年に描かれたもの」「ほう」「こちらは木場。大正９年のもの」「ほう」「こちらは阿吽の狛犬をデザインした、高山光展」「面白いですねえ」「林ナツミの展覧会」「飛んでますね」「とんだこって……こういう飛翔写真だけの展覧会じゃ」「昔ありましたねえ」「雛人形展」「孫が女の子ですからねえ。買うんですか」「お向かい、丸善の東山魁夷展」「いいですねえ」「はい、三越まで参りました。ここでも東山魁夷の作品」「ハシゴですね」「さあ、こちらも雛人形展」「買いますか」「ちょっと予算が……懸賞に応募したので、当たるのを待つしかないな」「ないない」「はい、最後に竹鶴ミュージアム」「やっぱり飲むのがメインだね」「ということで、散歩はまだ続きます」

  2015.01.14

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  パズルカレンダーを解く

  「さあ、１月１日の問題を解いてみよう」「はい。母音が抜けている言葉を復元しろという問題ですね」「一番上、THEから始まるのは一目で分かる。あとは感じゃな。PEN IS とくれば、ペンは剣よりも強しという言葉がすぐ分かる。　二つ目はBAD NEWS がすぐ分かるから、悪いニュースは足が速いという……悪事千里を走るという意味じゃ。　三つめはLOLLING STONE が分かるから、転がっている石には苔がつかない……　最後のはやはりTHE APPLE から、リンゴは木の遠くには落ちない。　まあ、こんな具合で、何とか正解が出せるね」「はい、時間がなくなりましたので、本日はここまで」

  2015.01.13

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• パガニーニの全作品：その２

  「さあ、パガニーニの作品を整理しているのじゃが……」「役に立たない仕事をしていますね」「M.S.番号で９から２０まで行ってみよう」M.S.9～13　ヴァイオリンとギターのための６つのソナタ　第３番ヘ長調（M.S.11）のみパガニーニ弦楽四重奏団の演奏を所有。他の小品と同じ形式の緩急の２楽章。他もそうなのかも。M.S.14　ロヴェーナのためのソナタ　マンドリンとギターのための　アンダンテとアンダンティーノの２楽章。　パガニーニ弦楽四重奏団の演奏を所有。M.S.15　弦楽四重奏のための４つのノットゥルノ（夜想曲）　夜の音楽というタイトルだが、モーツァルトらの小夜曲のように、軽い気持ちで聞ける音楽という心持。それぞれ緩急の２楽章から成る。　パガニーニ弦楽四重奏団の演奏を所有。組み合わせの違う２枚を入手したが、同じ演奏だった。M.S.16　セレナータ　ト長調　弦楽合奏のための作品、これも２楽章から成る。パガニーニ弦楽四重奏団の演奏を所有。M.S.17　三重奏曲　ハ長調　ヴァイオリン、チェロとギターのための　セレナータ　アレグロ、メヌエット、アダージョ、ロンドとくれば交響曲などと同じ形だが、更にポラッカがついている。　パガニーニ弦楽四重奏団の演奏を所有。M.S.18　変奏付ポラッカ　イ長調　ヴァイオリン・ソロと管弦楽　ポラッカというのは軽いポロネーズのこと。１９世紀の初期にヨーロッパ中で大流行したので、多くの作曲家が利用している。主題はパガニーニ自身の作か。序奏の後、主題と変奏となるパガニーニお馴染みのスタイル。独奏譜だけがあったのを、ブラトフがピアノ伴奏を付け、それがそのままオーケストレーションされた。この伴奏は、独奏を際立たせるだけのもので、パガニーニらしさには欠けているように思われる。　アッカルドの演奏を所有。M.S.19　魔女たちの踊り　ジュスマイヤーの主題による　作品８。1813年、ナポレオン家と決別した直後、ミラノでの出世作。　主題の作曲者は、モーツァルトの弟子で、絶筆となった『レクイエム』を完成させた人として有名。彼の歌劇『ベネヴェントのくるみ』で魔女たちが登場するシーンの音楽。序奏付の変奏曲で、親しみやすく華やかな技巧を駆使したパガニーニらしさがよく分かる。生前最も人気のある曲だったと伝わる。　アッカルドの演奏を所有。他にレコードで何枚か。M.S.20　３つの弦楽四重奏曲　ニ短調、変ホ長調、イ短調。それぞれがアレグロ、メヌエット、アダージョ、フィナーレという４楽章形式。　パガニーニ弦楽四重奏団の演奏を２枚所有。

  2015.01.12

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  パズルカレンダー

  「パズルカレンダー。７日の問題」「面白い模様ですね」「こちらは古代エジプトも文字じゃな」「読めんですか」「ローマ字と同じ様に読めるのじゃ。鳥はイーグルじゃな。これが『ａ』、刀みたようなものが二つ並んでいるのが『ｙ』」「へえ……他のは」「他は知らない」「何だよ」「さあ、６つずつに分けて、それぞれに同じ物が入らないようにするという問題」「へえ……難しそう」「そうでもない。まず同じ物が並んでいたら別のブロックに分かれるのじゃから……」「ああ、手がかりになるんだ」「８日の問題。クロスワード……上は色付マスに、横は白いマスに入れるのだが……」「左上って縦も横もつながっていませんよ」「そう。これで横にずっと読んで行くと文になっている。お前の指摘したこれで一文字って、大きなヒントなのじゃよ」「へえ」「９日の問題。マス全部を通るループを作る問題。緑の四角はそのマスを貫いてまっすぐ進む。赤い斜めの四角があるマスは、そこで線が必ず曲がるというルールじゃ」「へえ」「これは引いて行けば解けるから、ぜひやってみてね」「はい、正解はいずれ」

  2015.01.11

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  昼食

  「今年最初の外食」「はい、パスタのお店です」「まずはサラダ」「パスタ」「オーソドックスな雰囲気」「こちらがピザ」「はい」「最後にデザートと飲み物」「いいですねえ」「暮れには息子たちがお持ち帰りピザを用意してくれた。１枚おまけというのじゃが、ここのお店の３倍のお値段じゃな」「サラダとデザートもついて、お得ですね……ケチな大家さんらしいね」「それ以上に、やっぱり味。そこまで考えると３倍以上のお得感になるぞ」「ということで、昼食のご報告でした」

  2015.01.10

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• パガニーニ作品：その１

  「わしは学生時代、学校の図書館でパガニーニを読んで以来のマニア」「もう４０年以上ですね」「ということで、その作品を全部まとめようと思った」「はい、参りましょう」「M.S.番号というのがあって、マリア・ローザ・モレッティとアンナ・ソレントが目録を作ったときの番号。これが現在の資料」「へえ」「ということで、ほぼ年代順に並べられているが、疑問もある。わしも自分のコレクションをこの番号で並べてみた」「はい」M.S.1　変奏付カルマニョーラ　未詳M.S.2　協奏的ソナタ（ソナタ・コンチェルタータ）　ヴァイオリンとギター　作品６１とあるが疑問。他のソナタでは伴奏に回っているギターが、ヴァイオリンと対等に扱われる。1803年に作曲され、十代から援助を受けていたヴェネチアの貴婦人エミリア・ディ・ネグロに献呈されている。　スコットジョン＆ワイベルグ、テレベシ＆プランバウアー、フゲット＆サヴィノ、シャハム＆セルシェルの演奏を所有。M.S.3　大ソナタ（グランド・ソナタ）　ヴァイオリンとギター　作品39とあるが疑問。本来は「ギターのための・ヴァイオリン助奏付」と題されている。ギタリストのルイジ・レニーニャと共演していた1830年頃の作と伝えられ、次のような逸話がある。　パガニーニの作品は、自分が演奏するヴァイオリンが華やかに活躍して、ギターは単なる伴奏に終わっているものが多い。不満を持ったレニーニャが、今度は楽器を取り替えて演奏してみようと提案し、パガニーニも受け入れた。ところが、示されたのがこの曲で、ギターが主役となり、ヴァイオリンはオブリガードを添えるだけの物だった。　面白いが、最近の研究では「協奏的ソナタ」と同じ1803年頃とされ、そうなるとレニーニャは13歳ということになるので、このエピソードも眉唾ということになる。　ギター・ソロでも全く問題なく演奏され、特に第２楽章の美しい旋律が単独で取り上げられることもある。「ロマンツァ」というタイトルが演奏会やＣＤのタイトルにも見える。　スコットジョン＆ワイベルグ、テレベシ＆プランバウアー、フゲット＆サヴィノ、シャハム＆セルシェルの演奏を所有。ツィガンテのギター独奏版も。M.S.4　謝肉祭のディベルティメント　２つのヴァイオリンとチェロ　リズミカルな小品21曲から成る。最後はお得意の変奏曲。全体を通して共通のメロディもある。　パガニーニ四重奏団の演奏を所有。M.S.5　ナポレオン・ソナタ　ヴァイオリン・ソロ（管弦楽伴奏）　1807年、25歳で初演。これも有名な逸話がある。　ナポレオンの妹エリーゼに仕えていたが、給料は安いのにこき使われる。昼から夕方にかけてはヴァイオリンを歌わせ、夜はエリーゼを歌わせなければならない。そこで「愛の二重奏」という、Ｇ線とＥ線の２本だけで愛を歌うと曲を作り、他に愛人がいることを匂わせた。エリーゼは失神し、相手を探すが分からない。嫉妬した彼女はナポレオンの演奏会で、今度は1本の弦で愛を語れという難題を出した。つまり弦１本で和音を演奏しろというのだ。　序奏付の変奏曲というパガニーニお得意のスタイル。細かい装飾音や分散和音、ハーモニックで高い音を出すなどのテクニックを駆使する。最後は低音とハーモニックで二重奏になっていくが、早い前打音で両方にメロディが聞こえるようにした。最後は３オクターブにわたる音階を聞かせる。　初演は大喝采を巻き起こし、３度もアンコールされた。エリーゼはまたも失神。失神が癖になって医者に警告され、遂にパガニーニを諦めることになる。　アッカルドの演奏を所有。表紙が映画『春の交響楽』でパガニーニを演じた姿で、中のきちんとしたプロフィール写真と比べるのも一興。M.S.6　無伴奏ヴァイオリン・ソナタ　ハ長調　小品。ミレンコヴィチの演奏を所有。M.S.7　不明M.S.8　アドニスの入場　未詳「ナポレオン・ソナタの伝説が本当なら、そのあたりに『愛の二重奏』が入っていなければならないのじゃが、M.S.番号が見つからない」「はい、未詳の７番も怪しいですね」「このように、まだ研究が必要。９からはセットの楽曲なので、次回」「はい、続きます」

  2015.01.09

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  パズルその２

  「今年のパズルカレンダー。５日の問題。それぞれ縦横斜めに進んで人物名を探して下さい」「難しいですね」「実は全部著名なコメディアンの名前。例えば１は、人物名を思い付いてネットで検索して正解が出た」「そういう作戦ですか」「６日は計算問題。カードの間に＋－×÷を入れて答えを２１にするというもの。ただし、エースは１か１１に出来ます。それから、カッコはなしで、前から順に計算します」「難しいね」「はい、答えはいずれ」

  2015.01.08

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  OK散歩63「新宿の夕食」

  「さあ、ＯＫ散歩、昨年の最終回。新宿で飲み会でございます」「はい」「一年の締めくくりということで、飲む量が大変。無理をしたなあ」「うそ」「という具合で、お料理をご紹介」　　　　「ということで、デザートまで一気に」「どのくらいかかりました」「２時間半」「ずっと飲み続けでしょう」「ということで、最後のＯＫ散歩は以上で読み終わり。　歩いたのは万歩計で２１８００歩、１７．５キロと記録されている。　使ったお金。昼食が６５０円、展覧会でのグッズや絵葉書が１８５０円、飲み会が５千円」「はい、昨年分、以上で報告を終了といたします」

  2015.01.07

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  昨年のOK散歩63「新宿の巻」

  「昨年のＯＫ散歩を続けております」「新宿の夜でしたが……」「飲み会まで１時間ほどあるので、近所を散策」「イルミネーションですか」「都庁まで歩いた」「はい」「右側に月が出ているのがアクセント」「え……あ、本当だ」「こちらもビルと月」「はいはい」「ここが一番遠い所」「よく歩くね」「さあ、ビル街を戻る」「あちこち行きます」「歩道もこんな感じで」「はい」「最初の写真もそうだったが、こちらも、時間と共に色が変わる」「へえ」「こちらが今夜のゴール」「ＬＯＶＥですか……大家さんとは縁のない」「さあ、これから飲み会」「次回最終回です」

  2015.01.06

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  昨年のOK散歩63「銀座の巻」

  「はい、銀座の散策を続けます」「昨年最後のＯＫ散歩の続きです」「こちらはお馴染みのデパートのウインド。センサーで羊さんがこっちを向く」「はいはい」「秀友画廊の祈に寄せてという展覧会。こちらは葉っぱばっかり作品にしている平山和子さんの作品」「面白いですねえ」「幸伸画廊の動物さんばっかり集めた展覧会」「これも面白いね」「月光荘の武田有里さん」「心安らぐ作品ですねえ」「ということで、１５の展覧会をハシゴしましたが、省略」「適当ですみません」「新橋から新宿へ移動」「忙しいなあ」「こちらは平和記念館。戦争、特に抑留と引揚の歴史」「なるほど。ロシア抑留の服ですね」「舞鶴の引揚記念館も見たし、今年は予科練、毒ガス、原爆とハシゴしている。これで一応戦争関連の計画を完了」「はい」「このビルから見た都庁」「ほう」「ちょっと右側」「はい、夜景です」「ということで、これから飲み会」「報告しますか」「とりあえず続くとしておきましょう」

  2015.01.05

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  初詣

  「さあ、初詣の報告」「遅いねえ」「恒例の深大寺」「お馴染みの写真になりますね」「吉例ということで」「はいはい」「これもお馴染み鬼太郎茶屋」「はい……建物ではないのが去年からの変化です」「茨城の我が家に帰る途中、高速道路で月が出て来た」「あら……」「アップにしてみたが……」「ううん、どうでもいいねえ」「ということで、本日はこれぎり」「はいおしまい」

  2015.01.04

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  パズル問題

  「今年も海外パズルを入手。問題をご紹介」「どうでもいい企画だね」「こちらは１日１枚問題になっていて、土日は１枚。その問題から」「はい」「第１問、母音だけが抜けているので、元の文に戻して下さい」「え……英語が出来ないと分かりませんね」「ヒントはことわざ。わしは３つ分かった」「はい、皆様もぜひ」「２日の問題。こちらは同じ絵が１組だけあるので、どれとどれか答えて下さいというもの」「ふうん、これなら出来そう」「こちらはハニカム・パズル。数字の入ったところから６つの方向にいる蜂の数が表示されているので、八匹の鉢を配置して下さいという問題。ただし、鉢同士も、数字と鉢も隣り合うことはありません」「これも書いていけばできるかな」「答えは数日後」「はい、時間つぶしにどうぞ」

  2015.01.03

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  お正月

  「さあ、おせちじゃ」「大晦日から飲んでますね」「大晦日のテレビはひどいね。笑ってはいけないという毎年恒例の番組をつけたらちょうど武田何たらが出てきて……正直下ネタで見ていられない。結局クラシック音楽。第九から日フィルへハシゴ。石川浩君、よかったよ」「はいはい」「お正月は昔はお笑いがあったのに、今年は少ないなあ」「お笑いタレントの不作ですね」「落語はさん喬の『幾代餅』、正直面白くない。臭い芝居を見ているようで、不出来じゃな。Ｃ」「はい」「因みに２日の小柳枝の『ねずみ』は上出来Ａ。３日の文楽『こんにゃく問答』はまあまあ。Ｂ」「おせちはどうしました」「こちらがおせちの説明書。住所などは消しました」「何ですか……こんな写真を紹介するのは」「パズルじゃな。間違い探しになっている」「え……あ……」「さあ、皆さん分かりますかってんで、本日はこれぎり」

  2015.01.02

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  初日の出

  「明けましておめでとうございます」「書き込みは遅いんですが、おめでとうございます」「昨年は孫も生まれて、今年のお正月は我が家でお迎え」「数年ぶりですねえ」「ということで、恒例の多摩川ではなく、利根川での初日の出となります」「はい」「初日の出は、雲が多かったのでこの程度で……」「はい、おめでとうございます」「富士山もきれいに……ちょっと空がもやっているので今一かな」「はい」「筑波山も」「くっきりしていますね」「ということで、さあ、飲むぞ」「飲んでばっかりです」

  2015.01.01

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  OK散歩63「銀座～新宿」：その１「東京～銀座」

  「さあ、今年最後のＯＫ散歩でございます」「参りましょう」「東京駅からスタート、銀座を全部通って新宿まで……」「え、そんなに歩くんですか」「新橋から新宿までは電車を」「あ、やっぱり」「まずは三菱一号館美術館。ここだけは12月28日の日曜日まで開いていた」「はい」「ミレー展。種蒔く人から、ミレーが蒔いた種を考えるという、その影響についての展覧会」「はい。面白い企画ですねえ」「こちらが自画像」「はい」「国際フォーラム。こちらで講演」「はい、省略」「銀座へ参りましょう。こちら」「あれ……ラーメンですか」「作家たちによる丼展」「へえ」「横尾忠則の丼……あとは……よく分からないので、自分で調べよう」「手抜きだなあ」「レンゲまで一緒のデザインじゃよ」「なるほど」「ここで問題なのは、食べ終えた後の感動があるのか」「問題ですかねえ」「スープまで残らず飲み干さないとねえ」「はい」「ダイエットや健康に気遣うなら、スープは全部残すこと。環境に配慮するなら全部飲み干すこと」「はい、現代の常識です」「飲んだ後にこんなの出て来たら驚くなあ」「ビックリ箱ですね」「ということで長くなるので続く」「年をまたぎます」

  2014.12.31

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  OK散歩62「日本橋」

  「ＯＫ散歩、今日は日本橋を散策」「参りましょう」「まずは三井記念美術館で雪と月と花」「正月にふさわしい作品が並びますね」「こちらが国宝の雪松図。毎年年明けから公開されますが、本日のみ特別に鑑賞させていただきました」「ありがとうございます」「素晴らしい作品が沢山……紹介しているとそれだけで２、３回かかっちゃうから、次行こう」「軽いねえ」「三越本店で報道写真展」「これもお馴染みですね」「毎年見に行きたいが、なかなか」「忙しいですからねえ」「せっかく来たのでお店の前」「はい、百年記念の写真です」「こちらはマラソン」「すごいねえ」「テニス」「はい」「こちらは水泳」「スポーツだけ紹介」「松田百合子さんの一富士、二鷹、三茄子という展覧会」「なるほど」「さあ、日本橋を渡ろう」「参りましょう」「こちらは高島屋の古画降臨と題した山本太郎さんの展覧会」「光琳とかの洒落ですか」「古典的なデザインに現代のスタイルを加えた面白さ。紹介しているのは四季の図」「面白いですね」「とまあ紹介するのはこのくらいで……」「適当ですねえ」「本当は１２の展覧会をハシゴした。　歩いたのは万歩計で１９５００歩、１６．４キロと出ているが、午前中に仕事をしているから、実際には半分かな。　使ったお金、絵葉書など500円のみ」「安上がりだね」

  2014.12.30

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  OK散歩61「水戸」

  「さあ、今日は商売で水戸へ」「はい、ついでのＯＫ散歩です。もう写真は芸術館ですね」「市立美術館の近く」「広いねえ」「カエルさん」「ううん、どうでもいい写真ばかりだね」「犬さん」「黄門さん」「動物と同じ扱いだね」「この階段を下りて千波湖へ」「はい」「白黒の鳥さん」「カモさん」「動物尽くしだね」「こうして近代美術館へ。作家とアトリエという展覧会などを見て、本日の予定はおしまい」「はい、今回も紹介は適当です」「歩いたのは万歩計で１万５千歩、１２．５キロと出ている」「全部歩きでした」「木戸銭などは全て招待で無料。昼食とお土産の日本酒で合計１３６０円」「安上がりだねえ」「ということで、報告を終わります」

  2014.12.29

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  OK散歩60「つくば」

  「さあ、第60回記念のＯＫ散歩、今日はつくばへ」「３６５日ですから、６日に1回は散歩をしているんですね」「写真はつくばの駅近く」「はい」「こちらはお馴染みのホテルの中庭」「はいはい」「コンサートで毎年来ております」「今日は報告を省略」「さて、食事はこちらがオードブル」「はい」「海老さん」「ハムさん」「奥に春巻きとシューマイが見えますね」「飲んで暴れているうちに終わってしまった」「コーヒーとデザートでおしまいですね」「歩いたのは１万歩ちょうどくらいで８．４キロと記録されている。打ち上げは３千円。そういうことで、この日はこれぎり」

  2014.12.28

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  OK散歩59「上野」：その２

  「さあ、上野の散歩、上野広小路亭の後半から」「食いつきは桂夏丸君」「太閤の猿。珍しい噺で、本などに載っているのとも違うやり方が新しい」「いいですねえ」「コント青年団」「選挙をネタに……この日選挙だったのじゃが、政治家も情けないが、投票に行ってもしょうがないなどと言う若者も情けない……バカバカしいようで日本の姿をそのままコントにしているね」「三笑亭可龍」「辰巳の辻占。若いがしっかりした語りがいいねえ」「桂南なん」「飄々と茶の湯へ。その雰囲気がいいねえ」「マグナム小林」「お馴染みのヴァイオリン漫談。タップから天国と地獄まで」「トリは三遊亭春馬」「火焔太鼓。演じる人の雰囲気がそのまま主人公の人物になるのがいいね」「はい、ということで、文句なしの一日でした」「さあ、こちらは上野公園へ戻りました」「清水様ですね」「ライトアップを」「はいはい」「公園の木」「こちらもライトアップ」「ということで、歩いたのは万歩計で１８０００歩、１５．２キロと出ている。　使ったお金は美術館の絵葉書などで５００円。寄席の木戸銭は千円、中でのお酒とお弁当に１１２０円」「大家さんにしてはとてつもない贅沢な食事ですね」「以上で上野の散歩は読み終わりと致します」

  2014.12.27

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  OK散歩59「上野」：その１

  「さて、ＯＫ散歩第５９回は上野へ参りました」「これは」「東京都美術館の書道展」「はい」「大胆な作品が目白押し」「すごいですねえ」「書も世界を作るということで……」「次行きましょう」「科学博物館、西洋美術館、文化会館は省略して、上野の森美術館」「これもお馴染みの進撃の巨人ですね」「この日は少し込んでいて、入場に２時間待ち、すでに午後４時入場のための列も出来ていた」「うへ」「ということで、上野広小路亭の寄席へ行く」「はい」「前座Ａ、狸の札」「名前もないの」「下から三人目かな……名前が出るように努力しよう」「もう一人、遊松で孝行糖」「はい」「春風亭昇也」「のめる。原典に従って、きちんと……テレビで上方の誰かが演ったのがグチャグチャしていたなあ」「はい、柳亭小痴楽」「伸びたなあ。二ツ目になってから大躍進の一人。釜泥を見事に」「はい」「江戸家まねき猫」「動物物真似で四季を描く」「お馴染みのネタですね」「笑福亭羽光」「天神山。上方の落語じゃが、こちらで演っている人は東京との違いが分かるので聞いていていいなあ」「古今亭今輔」「クリスマス・イブ。やくざの跡取りの一夜を描く一席」「春本小助」「大神楽。色物で一番の若者」「はい」「仲トリは桂米多朗」「尻餅。はい、いい感じで年末にふさわしい一席」「ということで後半は」「また次回」「続く」

  2014.12.26

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  OK散歩57「広島」：その26「宮島とお別れ」

  「さあ、広島への旅も最終回となりました」「参りましょう」「まずは五重塔から下りたところにある幸神社」「はい」「続いてキティ神社」「あれ……」「お昼はやっぱり牡蠣」「いいですねえ」「こちらはグラタン」「はい」「食堂などは数十人から百人以上ならんでいるので、こんな程度で」「はいはい」「鹿さん」「あれ……どうしたんです」「ちょっと食い物をあげたら追っ掛けられているバカ……いや、バカに楽しい人」「失礼だね」「日本三景の碑。わしゃ三つとも行ったが、小式部内侍と関係した二つがよかったね」「はい、松島は大嵐でした」「平清盛像」「はい。小式部の歌を彼が現実のものにしたんですね」「無事関東に戻りました。打ち上げのデザート」「どうでもいい写真ですね」「ハロウィン風のモンスター」「あ」「こちらはクリスマス向け」「いいですねえ……って、どうでもいいなあ」「以上をもちまして、広島への旅、読み終わりといたします」

  2014.12.25

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  OK散歩57「広島」：その25「千畳閣周辺」

  「紅葉谷から出て、宮島散策を続けます」「はい」「狭い道が印象的」「前回の場所から素直に降りると味わえませんね」「こちらも」「同じような写真じゃないですか」「さあ、見晴らしがいいって言われている場所へ出た」「いいですねえ」「こちらが五重塔」「厳島神社から登れますね」「目の前の銀杏」「はい」「千畳閣」「はい」「こちらもおなじみの松と一緒に」「はい」「さっきはここまで下りてきたが、これから更に下へ、町へ戻るぞ」「はい」「ふと見つけた石」「手水ですか」「紅葉が自然にあしらわれていいねえ」「ということで、次回はいよいよ最終回」「まだ続きます」

  2014.12.24

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  OK散歩57「広島」：その24「紅葉谷の続き」

  「さあ、広島散歩、宮島の紅葉谷へ来ております」「橋が見えますね」「ここがゴールじゃ。ここから山頂までロープウェイがあるが、ここから引き返す」「はい」「橋からの様子」「はい」「すぐ先がロープウェイ乗り場」「はい……どうでもいい説明ばかりだね」「さあ、前回紹介した神社の下まで戻りました」「早いね」「ここが一番色のいいところじゃな」「はい」「テレビなどでも紹介される宿の庭園」「こちらもいいね」「とまあ、こんな感じで紅葉谷はおしまい」「はい」「案内板が面白い」「ときどき走って……ですか」「走るのはもったいないなあ」「はい、ゆっくり楽しみました」「はい、こちらも案内」「いいですねえ」「ここからロープウェイまでの無料バスも走っている」「へえ」「これもせっかくの紅葉の中を散策するのに……もったいないなあ」「そうですねえ」「さあ、次回はまた町の中へ戻りましょう」「続く」

  2014.12.23

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  OK散歩57「広島」：その23「紅葉谷」

  「さあ、宮島の散歩、この季節のメイン、紅葉を見に行きましょう」「参りましょう」「まずは紅葉と鹿」「花札だね」「赤の濃い場所で」「きれいですねえ」「こちらは黄色」「これもいいなあ」「途中にある神社」「はい、静かなたたずまいですね」「鳥居の方を見下ろすと……」「こちらもきれいですねえ」「帰りは向こうから降りるぞ」「後を楽しみに」「さあ、山の上の方を目指そう」「まだ歩くの」「落ち葉に注目」「ひねくれ者だねえ」「紅葉茶屋の屋根も」「はいはい」「こちらも黄色がきれい」「いいですねえ」「さあ、間もなく予定の折り返し地点」「まだ半分ですか」「ということで、次回に続く」「あらら」

  2014.12.22

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  OK散歩57「広島」：その22「清盛神社周辺」

  「さあ、厳島神社を抜けた」「はい、その周辺を散策しましょう」「まずは厳島神社宝物館」「建物も素晴らしいですが、宝物も見る価値がありますね」「そのお向かい。前回最後に紹介した砂地から、厳島神社の対岸に見える大願寺」「すみません、洒落を言ってます」「弘法大師の手作りの薬師如来と山の上にある千畳閣から移された行基作の釈迦如来らがある」「へえ」「写真は伊藤博文お手植えといわれる九本松」「伊藤博文公とは縁があるんですね」「紅葉饅頭もこの方が名付けられたというなあ……紅葉のような手だと言いながら女性の手を握る姿が彷彿とされるな」「そうなんですか」「こちらは宮島歴史民俗資料館。今は入れ替えの関係で紅葉饅頭を焼く機械など、島に関係の深い物を展示してあるだけ」「はい」「さあ、こちらは前回最後に写真を撮った砂地から続いている松原」「はい」「こちらが今回のメイン、清盛神社」「あら、小ぢんまりしているんですねえ」「奥に清盛茶屋があるが、こちらは省略」「大家さんケチだからねえ」「清盛茶屋の対岸にあるのが宮島水族館」「はい、色々ありますねえ」「はい、ペンギンさんの行列」「ううん、どうでもいいなあ」「水族館の車を発見」「こちらも海の動物が……」「ということで、ここらはあっさり、次回は紅葉谷へ行くぞ」「はい、続く」

  2014.12.21

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  OK散歩57「広島」：その21「厳島神社の続き」

  「さあ、厳島神社の続きです」「はい。この写真も定番ですね」「さあ、ここらが真ん中」「鳥居の正面ですね」「はい、こちらが一番気になる……」「大家さんらしいね」「やはり注目はこちら」「平清盛ですか」「付属の神社と橋」「こちらも定番ですね」「能楽堂」「はい」「さあ、向こう側へ抜けました」「はい、見事に抜けていますよ」「さあ、こちらからの大鳥居」「今回は定番ばっかりで面白くないんじゃないですか」「ううん、たまにはいいじゃろう」「しょうがないね」「さあ、次回は島を散策」「しましょう」

  2014.12.20

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  OK散歩「広島」：その20「厳島神社」

  「さあ、広島の旅、最終日を迎えました」「参りましょう」「まずは朝食」「どうでもいいね」「宿の紅葉」「ううん……悪くはないけれど……」「宿の前の小さな祠」「メインに行きましょうよ」「今日のメインは厳島神社」「はい、当然ですね」「鹿さん。仲良し」「はいはい」「さあ、昨夜夜景を見た大鳥居」「これを待ってました」「厳島神社の全貌」「参りましょう」「これから神社の中を歩きますが……」「え、まさか」「長くなるので、また次回」「やっぱり」

  2014.12.19

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  OK散歩57「広島」：その19「厳島神社夜景」

  「広島の旅、安芸の宮島へ参りました」「夜景を見に行こう」「まずは」「大しゃもじ」「こちらの名物ですね」「これが世界一の大きさ」「へえ」「さあ、お待たせ、こちらが夜の大鳥居」「はい、きれいですねえ」「もっときれいなのが、こちら」「う……いらないなあ」「ということで、もう一枚」「う……さっきと同じじゃないですか」「船も通る」「はい」「こちらが厳島神社」「はい」「ということで三日目はこれでおしまい」「すみませんね、いい加減な雰囲気で」「いよいよ最終日に続く」

  2014.12.18

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  OK散歩57「広島」：その18「夕食」

  「さあ、広島の旅。三日目の夜の夕食でございます」「すごいですね」「まずは前菜……いやあ、食べ応えがあるぞ」「テーブルみんなの分ですよ」「こっちが個人の分」「どうでもいい写真だなあ」「そういうことで、前菜を取り分けるとこんな感じで……」「最初の２枚の写真は何だったですか」「器まで食べられるグラタン」「はい」「パスタ。これも多いなあ……食べきれるかしら」「だから、一人分じゃないって」「メインのステーキ」「はい」「ということで、デザートをいただいておしまい」「というととで３日目はおしまいですね」「いや、もうちょっと」「え……」「これから夜の大鳥居を見に行くのじゃ」「あら、続く」

  2014.12.17

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  OK散歩57「広島」：その17「広島へ戻る」

  「さて、間が空いちゃったが、広島の写真、まだカメラに残っていた」「良かったですね」「さあ、呉から広島へ戻る」「道路の写真ですか」「山の紅葉」「ううん、どうでもいい写真ばかり」「さあ、次の目的地はあの島」「あ、見たことがありますよ」「宮島。顔の形に見えるのじゃ」「はい」「広島から宮島口までは私鉄で」「え……」「またはＪＲ」「本当にどうでもいい写真ですね」「こちらが駅」「はい」「フェリーで島へ行くよ。もうお馴染みになった牡蠣と、野球ファンならご存知のホテル」「同じような写真ばかりですよ」「大鳥居が見えて来た。ちょうど今が引き潮で、根元まで歩いて行ける」「あ、人がいる」「豊国神社と五重塔」「はい」「実はこの時連休で、これから広島の方へ帰る人がすごかった。横８人で２００メートル以上……一人１メートルとすると、１６００人以上」「すごいね」「さあ、今夜はこちらに泊まるぞ」「ということで続く」

  2014.12.16

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• 低所得者への支援は……

  「自民党の大勝で、さっそくお礼が始まった」「お礼って」「まずアベノミクスが地方にまで浸透していないというので、１兆円を計上」「へえ」「どっから出るのじゃろうなあ」「はい」「一方、４月からの消費税値上げが先送りになったので、福祉のお金を削らざるを得ぬということで、１３００億円が出せないと、生活支援を打ち切る」「へえ」「ところが、低所得者には何とかしなければならぬというので、それはまた別に計上するそうじゃ」「いいことですね」「それが新しい制度なので、手続きやら何やら１６００億円かかるという」「あれ……」「何だかおかしい……ヨーロッパ各国は赤字を１０年で改善した。日本は……」「当分変わりそうにありませんね」「ばらまきで国家の倒産を先送りしているように感じるが……」「どうなりますやら」

  2014.12.15

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• 討ち入り

  「今日12月14日は赤穂浪士討ち入りの日」「忠臣蔵ですね」「わしら年寄は、忠臣蔵というと歌舞伎芝居だけをいい、他は赤穂浪士とか、四十七士とか、別の言葉を使うようにしている」「はい、本当に年寄ね」「それで、歌舞伎の面白さは、大石内蔵之助を大星由良之助、息子の力を力弥などとちょっと変えて使っている」「本名じゃだめなんですか」「当時は騒乱を起こした犯罪者だからな……これも討ち入りの時は襲撃事件を起こした悪いやつらがいるって評判になった。ところが翌年春までに全員が切腹ということで、忠臣だったという評判になる。人気が出たのはそれからで、もう夏には芝居になっている」「早いね」「人気は出ずに改定され、今の形になって大評判（おおひょうばん）になったのがちょうど４７年目」「へえ」「さて、それで江戸幕府には遠慮して、名前を代えたわけじゃ」「なるほど」「ところが、松の廊下で斬り付けて切腹した殿様と仇は完全に名を変えている」「そうなんですか」「塩冶判官（えんやはんがん）と高師直（こうのもろのお）」「本当だ」「これは太平記にある人物で、師直は、新田家との戦いが有名。新田義貞の兜を確認するのに、塩冶判官の妻の顔与が知っているので召し出されるが、これに横恋慕した師直が彼女にラブレターを渡す。これを無視されたために、判官いじめがはじまる。歌舞伎ではそのままのこしているな」「へえ」「実はこのラブレターを代筆したのが、『徒然草』を書いた兼好法師」「へえ」「歌舞伎には登場しない」「実際の人物は、結局判官が追いやられるだけで仇討はないが、そのまま利用した江戸の作家が見事じゃな」「まあ、重なりますね」「それだけじゃないぞ」「え、どういうことです」「名前じゃよ。ほら、塩冶判官」「何です」「気付かないのか、赤穂の殿様に塩冶判官を配置したのじゃ」「あ、赤穂の塩か」「そういうこと。さて、芝居では横恋慕が事件の発端じゃが、実際はどうなのか……謎はまたいずれ」「続くのかな」

  2014.12.14

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• パソコンが

  「いやあ、とんでもないことが……」「どうしました」「落語のメルマガを作ろうと思って作業していたら、突然データが消えた」「理由は」「炬燵で作業していて、データの入った外付けハードを下に置いていたら、それがカーペットの上になっていたので、熱を持ったのだそうじゃ」「え……」「その程度で壊れるのか……ちょっとショック」「で、どうします」「写真は先月バックアップしたからいいが、落語データはもっと前に……ううん、そのハードディスクがあるのじゃが、電源コードの必要な古いやつで、そのコードが見つからない」「しょうがないねえ」「ということで、どうしましょう」「続く」

  2014.12.13

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• 自民圧勝か……その理由

  「さて、選挙は自民が強いようじゃな」「そうなんですか」「理由は幾つか」「はい」「まず、党内では選挙やるぞって事前支持をしておいて、総理本人は一度も口にしておりません……とだけ説明していた」「そうでしたね」「野党も信じてはいないが、やはり活動開始が遅れた」「それで与党は強い」「第二に、何を争点とするか見えないようにした」「そうですか」「消費税の是非を問うといいながら、来年必ず上げると明言して、アベノミクスの承認という訳の分からない問題点を出した」「そうでしたねえ」「それで肝心の原発や集団的自衛権は口にしない。川内原発のお膝元でも、原発は一言も触れないという……」「何も争点がなかったということですか」「野党がまとまらず、ゴタゴタして、結局力のないまま選挙になった」「はい」「第三に、天気が崩れるという予想が見事に的中。投票率が下がれば、与党は勝つ」「へえ」「そして、最後に、アベノミクスの是非が争点として残ったが、国民はこれに実感を得ている」「え……そうなですか」「そうなのじゃ。アベノミクスで我々に直接関係する部分、物価を上げて給料も上げて……その部分が半分は実現している」「そうですかねえ」「牛丼の大幅値上げが印象深いし、バター、チーズ、牛乳などの乳製品」「品不足もありました」「こうして物価はアベノミクスの狙い通りに上がっている」「でも給料は全体の値上げの４分の１くらいしか上がってないでしょう」「考えてごらん。売り上げが上がって、会社の利益が上がって、それから社員の給料を上げるのじゃろう。その第一歩ということじゃ」「ううん……大丈夫かな」「それを国民は選んだのじゃから……ただ、安倍政権はここまでも国民の声を聴かずに勝手に進めてきたからなあ……さらなる暴走が怖い」「はい。見守っていきましょう」

  2014.12.12

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  OK散歩57「広島」：その１６「大和ミュージアム」

  「ＯＫ散歩、広島スペシャル、江田島から移動します」「はい、写真はどちらでしょう」「江田島から呉の方へ渡る橋。早瀬大橋らしい」「瀬戸内海らしい気色ですね」「橋を下から見上げる」「すごいねえ」「海上自衛隊呉資料館が見える」「呉市、駅の近くです」「こちらで昼食。今回はお弁当」「海の幸が食べたい」「さあ、こちらが午後のメイン」「おや、これは」「実際に使われていた日章旗。血の跡も生々しく」「ほう」「はい、戦艦大和のミュージアムです。実際の10分の１の物を作ってあるが、細部にわたって実物と同じにしてあるので、これで海に浮かぶことも可能だそうじゃ」「石炭を焚いて動力としたのを改革したそうじゃな」「へえ」「上から見た大和」「すごいですねえ」「日本で最大の威容を誇ったが、沖縄の海戦で沈没。まあ戦争も後半に作られて、あまり活躍は出来なかったというのが本当じゃな」「もう敗戦に向かっていたんですね」「順番が逆になったが、こちらがミュージアムの外観」「はい」「若い人にはこちら……といっても本当のファンは５０代以上なのかなあ……宇宙戦艦ヤマト」「あれ……「テレビでは人気がなく、１年の予定を半年で終わらせちゃった。ところが再放送をしたらすごい視聴率で、続編が出来、ＮＨＫにも取り上げられた」「へえ」「ところが映画は同じ登場人物がみんな復活して、みんな死んでしまう。次の映画ではまた……すっかり白けてしまった」「へえ」「ということで、また次回」

  2014.12.11

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  OK散歩57「広島」：その１５「術技学校」

  「広島のスペシャル、江田島へ来ております」「はい、こちらも紅葉ですね」「水道管のような筒がお馴染みらしい」「これは、どこです」「第１術科学校。海上自衛隊の訓練校じゃ」「２日間戦争の記録でしたから、今回は現代の防衛ということですか」「赤レンガの幹部候補生庁舎。明治26（1893）年の建設」「ほう」「廊下。片方に部屋があり、片方は庭。船の訓練にも使えるように設計されているらしいぞ」「みごとですねえ」「教育参考館は昭和11（1936）年の建築。勝海舟、廣瀬中佐、大観その他の美術作品など16万点が収蔵されているが、そのうち千点ほどが見学できる」「はい、中は撮影できません」「ということで、外の様子。中央左に白い物が立っているが、これが戦艦大和の砲弾」「へえ」「左に見えた潜水艦、回天の内部。これは実際に使用されていた物じゃ」「すごいですねえ」「駆逐艦雪風の錨。戦時中に作られ、主要な海戦には全て参加、大和が沈んだ時も無傷で生還、その後は中国の海軍が引き取って使用、台風で壊れた」「歴史がありますねえ」「幹部候補生の庁舎と右奥の白い建物を」「こちらは……」「大講堂。大正６（1917）年の建設」「これも古いね」「音響が素晴らしく、マイクなどは使用したことがないそうじゃ」「へえ」「窓から天井にかけて」「すごい造りですねえ」「ということで、今回はこれまで。次行こう」「軽いねえ……続く」

  2014.12.10

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  OK散歩57「広島」：その14「フェリー」

  「さあ、広島のスペシャルも３日目。今日は江田島へ渡ります」「参りましょう」「まずは腹ごしらえ」「旅館の朝食ですね」「向こうに似島が見える」「はい、これも原爆の時に歴史を刻んだ島ですね」「瀬戸内海の島々を眺めつつ、瀬戸内海の旅」「フェリーで移動です」「漁をしていたり、荷を運んだり……多数の船が行き交う」「朝ですから」「巨大な船が目の前を横切ったりして驚く」「安全は確認していますよ」「牡蠣の養殖場が多く見えるね」「筏のようになっていますね」「てな訳で、無事島に到着」「軽いねえ」「さあ、島の中を抜けて参ります。車窓からの幸の浦峠」「ここも紅葉ですか」「またしても移動のみで１回終わっちゃった」「あらら……続く」

  2014.12.09

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  OK散歩57「広島」：その13「広島市内」

  「広島の散歩、広島城からもう少し足を延ばして県立美術館まで参りました」「はい」「広島出身でデザイナーとして活躍した榮久庵憲司の世界展」「ほう」「その他２つの展覧会を同時開催しているが、省略」「はい」「そのお隣が縮景園」「庭園ですね」「残念なことに、閉園間近ということで大慌ての移動」「こりゃだめだ」「さあ、宿へ戻るには路面電車にそって……」「でもケチだから」「歩いて帰ります」「やっぱりね」「お馴染みのお好み村」「ここの一応お昼の候補でしたが……」「往復２キロはちょっとねえ……」「袋町公園に立ち寄り」「はい」「ここも原爆の碑などあるが、写真はお地蔵様」「いいですねえ」「夕食。お昼食べそこなったお好み焼きが出た」「良かったですね」「せっかくじゃから、アップで」「いらない、いらない」「ということで２日目終了」「どのくらい歩きました」「たった８５００歩、６．５キロと出ている」「あれ……少ないですね」「地図上の距離と一致するな……お城の中や美術館などの中が計算されていないから……どうやら万歩計が故障らしい。前日は２５００歩じゃ」「それはおかしい」「ということで、他のＯＫ散歩から推定すると、初日は１３５００歩で１６キロ、この日は１９５００歩で１６キロと思われる」「はい、直しましょう」「ということで、また３日目に続く」

  2014.12.08

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