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今回のアメリカ滞在18日間で自慢ではないがお酒を飲まなかった日は一日もない。
到着日、眞弓&Dave家に着いて早々、まず一番にしたこと: 待ってました! 噂に聞いたメキシカンビールのコロナである。 うぅ~~ん、おいしぃ~~~い! ちょっとこの味はドイツにはないなあ、ビールというより、清涼飲料水にちょっとビール味を添加したような感じ。アルコール度は大分低いような気がした。あれれ、だけどこのビールにはアルコール度の表示がない。 テイクアウトのヴェトナム料理を食べながら、コロナを2本空けたが全然アルコールを飲んだという気分がしない。 私はコーラ、ファンタなどの砂糖いっぱいの清涼飲料水は一切飲まない。 コーラを飲んだのは30年前、ソウルから羽田への飛行機の中である。 気分が悪くなってしまって吐いてしまった。あれから飲む気がしない。 コロナのほかにも2種類ばかり(名前は確かTekateだったと思う)飲んだ。 こちらも両方ともアルコール度は低めだが、おいしかった。 アメリカのビールに対してもも私はまずい、という偏見(?)を持っていた。ハワイで飲んだBudweiserがあまりにもまずかったからである。飲んでいて保存料の化学薬品の味をはっきりと感じた。 そういえばハーシーのKissチョコとかも保存料たっぷりみたいな変な味がする。 あんなまずいビールやチョコレートをアメリカ人はよく食べるなあ、と思っていた。 意外や意外だったのが全然期待していなかったワインである。 始まりは8月28日Mちゃんが一足先に帰国した時に帰り道にカリフォルニアのワイナリーをディブちゃんの運転手つきで観光したことであった。私はドイツではビールよりもむしろワインをたしなむ。アメリカのワインなんて今までバカにしていた。なんて言ったってヨーロッパはワイン作りの本場、中世からの伝統があるからねぇ~!! でも私は間違っていた! アメリカのワインはびっくりするほどおいしかったんですねぇ。 空港からの帰り道、私たちは6ヶ所(全部で50以上の醸造所がある)のワイナリーに寄り、合計19種類!!!のワインを試してみたのである。これもDaveちゃんというアルコールを全く口にしない人が運転手をしてくれたおかげである。 眞弓の庭で飲む時は「Daveちゃんも飲めたらいいのにねぇ」なんて言っていたくせにこんな時は「Daveちゃんが飲めない人でよかった~」と言ってしまった勝手な私たち!! ごめんねぇ~、Mちゃん、ワインの大好きなあなたをおいて私たちだけでこぉ~~んなに楽しんでしまってぇ~!! こんどはぜひいっしょにやりましょう! カリフォルニアワインを一口で言うと(ワインの形容詞は数限られていてみんなその形容詞の組み合わせであると思う)、自然なマイルドな味とフルーティさ、それでいてドライである、に尽きると思う。それが証拠にいくら分量が少なくても19種類も飲んだら、添加物がたくさん入っている、ドイツ、オーストリアなどのワインは必ず悪酔いしてしまう。 とある醸造所で眞弓ちゃんが昔、私の夫がよく言っていた、 「ドイツワイン?? あんなものはワインではなくてSugar Waterだよ!!」 とのRemarkに言及したところ、醸造所の人も同じ理由でその通り!と言った。 それはカリフォルニアは気候がいい、太陽の光と熱をさんさんと浴びて葡萄は糖分が多く自然の甘さがあるので添加物を入れなくても発酵する。かたやドイツやオーストリア、スイスは太陽が夏でもそんなに出ない、で、糖分が足りないから、砂糖や添加物を加えて醗酵させる、つまりカリフォルニアワインは自然の恵み、ドイツワインは人工的な味の「芸術(?)」である。 私は断然カリフォルニアワインのほうが好きだ。 もっともMondaviやSuperyなどの名前を見るとアメリカに移住したイタリア人、フランス人が気候がワイン作りに適したカリフォルニアでワイン作りを始めたのだと思う。 カリフォルニアで飲んだワイン、全部名前と感想を書いておけばよかった。 今度行ったときにはそうしよう。 アメリカから帰ってきて1週間しか経っていないのに、あの「眞弓の庭」で飲んだ楽しい日々は早くも遠い過去の出来事のような気がする。楽しいことって、幸せな時って何ですぐに遠い過去になってしまうのだろう? ボケ老人は近い過去は全く覚えていなくても過去の経験は昨日のことのように覚えているそうである。私も「眞弓の庭」での楽しい経験はいつまで経ってもきっと忘れないと思う。 「眞弓の庭」でBBQを楽しんだこと、ワイン、ビールを飲んだ夕べ、星がきれいだったね。これを幸せと言わず、何を幸せと言おうか? 眞弓ちゃん、Daveちゃん、ありがとう!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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