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「眞弓の庭」はとても広い。どれぐらいあるんだろう?
ともかく広いので庭作りは大変だったと思う。庭師を使わないで殆どDaveと眞弓ちゃんの努力の結晶である。 8月の暑い日眞弓ちゃんと二人でサンスクリーンを塗りたくって散歩に出た。 周りの庭を東側から観察するためである。 この辺で庭を持つ(手入れする)ということは大変な労力かお金あるいは両方を意味する。何しろ乾ききった大地、夏は来る日も来る日もピカーンと晴れた青空、雨は一滴も降らないのだから。 眞弓ディブ夫妻の南側の家は庭師を入れたそうである。でも手入れを怠ったので、旅行中に北側の木が枯れてしまった。今も枯れたままほおってあるので見苦しい。ドイツだったら隣から苦情が来るであろう、庭の美観を損ねるから。 中には手入れする暇がなかったのか、お金がなかったのか庭は荒れ放題と言う家もあった。ここはドイツと違って夏は雨が降らないから、手入れしないと庭はすぐ枯れ草で荒れてしまう。中にはプールのある家もある。小さな子供がいる家はブランコなんかも。そうだろうなあ、この暑さでは子供を公園で遊ばせるなんて出来ないもんね。 私はプールなんか庭に造る人の気が知れない。ただ水浴びしか出来ないし、この暑さの中日向に寝っころがるのもなあ。私はおかやきが大っ嫌い。 「眞弓の庭」の日陰にはブランコがある。 このブランコに座って読書か昼寝なんて最高!! 眞弓の庭がいいのは手作りの暖かさにあふれているところかもしれない。敷石もまっすぐではなく曲げて変化をつけてある。 大きな木が1本あって日陰を作っている。大きな木が1本か2本あると日陰を作ってくれるだけでなく、庭にメリハリがつく。 同様に高さも東側の隅っこは土を40cmぐらい盛って高くなっている。 この高さが一様でないのもメリハリが利いていい。 植えてある木もいろいろである。カリフォルニアは植物の成長が早いらしく、桃、なし、みかんがたわわに実をつけていた。 20件か30件ぐらい庭を見て歩いたけど、眞弓の庭が一等賞だった。 中でもすばらしいのはローズガーデンである。アーチに這っているバラもすごくきれい。 毎朝暑くなる前に咲き終わったバラを選定するのは楽しい仕事であった。開き始めた朝のバラはとても美しい。帰るちょっと前に私はバラをプレゼントしてきた。Daveはバラがあまり好きではないらしく、渋ったのだが、私の希望を強引に押し付けてしまった。 眞弓ちゃんが選んだのは「イングリッド・バーグマン」という名前の真紅のバラ。 もう一つは色が気に入って買った「コーラル」。名前の通り、淡いピンクに珊瑚のオレンジ色を混ぜたような色である。 真紅のバラの名前のイングリッド・バーグマンは彼女の容姿には合わないように思ったが、考えてみると彼女は結婚していたのにもかかわらず、イタリア人のロッセリーニと恋に落ちて駆け落ちしてしまったほど情熱の人だったから、真紅のバラは彼女にふさわしいのかもしれない。 眞弓さんは花にたとえたら、クリーム色(黄色)のバラがふさわしい。 私も山吹色の濃い黄色ではなく、澄んだ待ち宵草やポピー、バラの黄色が好きである。 あ~あ、またアメリカに行きたい!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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