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カテゴリ:舞台
日生劇場へ「ベガーズ・オペラ」を見にいって参りました。
席は2階上手の隅… ただし、帝劇よりはキャパが小さいので、舞台が遠い感じはしませんでした。 乞食がオペラを演じる、という劇中劇のような2重仕立ての設定です。 そして、オペラに出てくる人物は皆悪い奴ばっかり。 追い剥ぎ・スリ・盗品を買う奴・売る奴・賄賂を受け取る看守・娼婦・・・ 事前に、この時代の背景を勉強しておいて良かったです。 (オフィシャルサイトを読んだだけですが) 18世紀の英国の腐敗した社会を踏まえた上で、出来上がった舞台なのだと思います。 とにかく、悪い奴ばっかり出てくるので、この時代には 「清く正しく美しく」生きてる人間なんて居ないんじゃないだろうか、と思えてくる。 以下ネタばれあり ・舞台上、上手と下手に客席が有り、俳優と同じ高さで観劇できる。 当然客席から丸見えで、恥ずかしいと言えば、チョ~恥ずかしい席です。 しかし、俳優からはイジラレまくり(内野さんの膝に腰かけたり、薔薇をもらったり) ヘタすりゃ妬まれるんじゃないかと思いますが、2階の隅っこ席の私からしたら、 10倍は楽しい席じゃないかな…? (私は座りたいとは思わなかったけど。だって恥ずかし過ぎる) ・主人公(内野)と女性とのいちゃいちゃシーンが多い。 私はシャイなので、あんなのを目の前で見せられた日にゃ、照れちゃって…(ひや汗) 2階席で良かった…(負け惜しみ) ・主人公が「キャプテン・マクヒース」(追い剥ぎの親分マクヒース) キャプテン・・・キャプテン? キャプテン・ジャック・スパロウ…?(パイレーツ・オブ・カリビアンのジョニーデップ) ジョニーデップか・・・結構いいかも(はあと)などと勝手に妄想に入る私。 ・2幕の最後(主人公脱獄)あたりから眠くなる。(をい) そのまま、休憩の間はウトウト…。(劇場内って暖かくて気持ちイイのよね) ・登場人物のキャラがバラエティに富んでる割りには、ストーリーがまったりとしている。 意表をつく展開があれば、もっとワクワクしたかもしれないです。(だから眠くな…ぐはっ) ・オペラの大詰め、誰が絞首刑になるんだろうか…? 当然の如く「追い剥ぎ」が? それとも、どんでん返しで高嶋ピーチャムとか、村井国男か…? などと、想像していたら・・・・・・ をい! ・・・「なーんちゃってぇ、笑ってごまかせ!」みたいな終わり方でした。 ま、いいんだよな。乞食の書いたオペラだもんな。硬い事は言わないよ。あはは・・・ ・橋本さとし。スラリとしてなかなか素敵でした。 ・内野さまのタイツ(尻及び太もも)は、双眼鏡にてジックリと堪能させて頂きました。 ごちそうさまでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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