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カテゴリ:舞台
出演:市村正親 藤原竜也
ホリプロのサイトの解説では… 特にストーリーはない。 二人の男優…1人は老境にさしかかりつつあり、1人は俳優になったばかりの若手…が、劇場の中のさまざまな場所…楽屋や舞台袖…で交わす会話や、舞台の上での様子などがオムニバス風につづられる。 二人は同じ劇団に属しているのかもしれない。この劇団は、古典劇から現代劇まで比較的広範な演目をレパートリーで上演していると思われる。 ちなみに、オフィシャルブログなんてのも、あるんですね。 これから全国で公演をされるようですので、以下はネタバレしてますので、 知りたくない方は、読まないでください。 場面が次々と替わっていきます。 楽屋(鏡に向かって化粧をしたり落としたり)衣裳着けながら、舞台の袖、舞台上での芝居・・・ つまり、少し芝居すると、舞台が暗くなって場面チェンジ、 次の芝居をすると、舞台が暗くなって・・・という流れ。 途切れ途切れの芝居を見ながら、二人の俳優の間柄や気持ちの変化を、感じていく・・・ という舞台でございました。 物語りとしては、たいした盛り上がりは無く(をい)淡々とした二人の会話のなかで、 市村さんの、とぼけたキャラとか、ちょっとした小芝居に笑ってしまう感じです。 (手術のシーンは楽しかったです) 私としては、上半身裸(下はボクサーパンツ)になる藤原クンの 楽屋での着替えのシーンにハァハァしちゃいました。 蜷川演出の、台詞を機関銃のようにダダダダダダ・・・と捲くし立てるようなスピード感はありません。 とにかく、二人(特に市村さん)の「間」を堪能する感じです。 きっと実力のある俳優だからこそ、この「間」を演じられるんだと思いました。 手にイヤ~な汗をかいて、きっと針のムシロに座らされているような気持ちになるんだろうな。 近頃、こんなにシ~ンとした舞台を見ることがなかったものですから、 この静かな客席でお腹がグ~って鳴ったら恥ずかしいな、と心配でした。 そして昼間、肉体的にハードに過ごしたせいで、途中で目をつぶってしまいがちになったのは、 許してください。(誰に言ってんの?) それにしても、 藤原竜也は可愛えぇ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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