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テーマ:おすすめ映画(4071)
カテゴリ:★★★★★
初めは、父エドワードのホラ話部分に何故かあまり気持ちが
入っていけなくて、眠気を感じちゃったりしたんですが・・・ (^^; でも、彼が息子のお嫁さんに、自分の過去の話(脚色された)を語るシーン あたりからは、徐々にストーリー展開と、そのティム・バートンらしい 映像美に惹き込まれていきました。 サーカスで出会った少女に一目惚れして、彼女のことが知りたくて そこ(サーカス)で働き始める話や、 彼女への一途な愛と素敵なアプローチの数々。 その後も彼にはいろいろなことが起きて、いろんな国へ行って、 ユニークな人々との出会いがあったりするのですが・・・ それらのエピソードの一つ一つがとても美しくファンタジックに (時にはユーモラスに)描かれていて、見応えありました-☆ しかしながら、この作品はただのファンタジックな作品ではありませんでした。 その奥には、永遠のテーマでもある、"親子の愛と葛藤"、そして、 いつかは誰の前にも訪れるであろう"最後"に向かって、 人はそれまでの人生をどう生きるべきなのか・・・ ということを胸に深く感じることの出来る作品でした。 ラスト近く、息子が父に話をするシーンでは、もう涙、涙でした。 そして、父の為に大勢の人々が集まってくる場面にも・・・ 。°°・(;>_<;)・°°。 自分の親子関係とも重なる部分もあるので、余計に 涙が止まらなかったのかもしれません (・・、) それから演じていた俳優さんについてですが、 若かりし頃の父を演じていたユアン・マクレガーもとても役に合っていたし、 父親役のアルバート・フィニーがまた味が出ててよかった! ジェシカ・ラングも実年齢 55歳(!)の割りにとても若くてキレイでした。 彼女の、病に倒れたエドワードへの愛が、とても自然に表現されてて素敵でした。 洋服を着たままバスタブの中に横たわるエドワードのところに、 自分も入り抱き合うシーンなんて、ジーンときました~☆ 息子役のビリー・クダラップは一見地味~な感じなんだけど、 でもお父さんの明るく楽しい性格と正反対な、お堅い感じがよく出てて、 バランス良かったと思います。 映像はとにかく全編通して、ファンタジーで美しくて、 子供の頃の回想シーンでの不気味な森などもティム・バートンらしかった。 描かれた一つ一つの場面が、ほんとうに夢の世界そのものでした-☆ シザーハンズやスリーピー・ホロウの世界が好きな人だったら、 たまらない映画だと思います-☆ " 人生なんて、まるで おとぎ話さ " 「ビッグ・フィッシュ」 [ストーリー] 父親エドワードの危篤を知り、帰郷したウィル。 魔女や巨人との冒険など、不思議な体験談を語る父親に反発する彼は、 再会後も心がすれ違ったまま。 だが、やがて父親の話に秘められた、真実を知ることに・・・。 * ダニエル・ウォレスの同名小説を、「シザーハンズ」「スリーピー・ホロウ」 などのティム・バートンが映画化。 [監督] * ティム・バートン <他作品:「シザーハンズ」「スリーピー・ホロウ」など> [出演] * ユアン・マクレガー = 若き日のエドワード・ブルーム役 <他作品:「トレインスポッティング」「ムーラン・ルージュ」 「S・W エピソード1&2&3」など> * アルバート・フィニー = 現在のエドワード・ブルーム役 <他作品:「オリエント急行殺人事件」「エリン・ブロコビッチ」など> * ビリー・クダラップ = エドワードの息子 ウィル役 <他作品:「世界中がアイ・ラブ・ユー」「あの頃ペニー・レインと」など> * ジェシカ・ラング = エドワードの妻 サンドラ役 <他作品:「郵便配達は二度ベルを鳴らす」「トッツィー」など> < ビッグ・フィッシュ 関連リンク > 公式サイトヘ 公式サイト(u.s)ヘ 予告篇ヘ 予告篇(u.s)ヘ 予告篇&クリップ(u.s)ヘ < ビッグ・フィッシュ 商品リンク > DVD内容詳細 試聴 ビッグフィッシュ 父と息子のものがたり ( 著者: ダニエル・ウォレス / 小梨直 | 出版社: 河... 【楽天ブックス】ビッグ・フィッシュフィルムブック お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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