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テーマ:おすすめ映画(4071)
カテゴリ:★★★★★
ジョニデorディカプリオ・ファンにはすでに有名なこの作品ですが・・・
久しぶりに観てみました⌒☆ 今年初めに書くレビューは、ハートウォーミングなものがいいと思っていたので、 旧作ではありますが、暮れに観たこの作品のことを書くことに。 で、観てみて・・・ まずは、(以前観たのがもう10年くらい前のことなので) 細かい部分を大分忘れてしまっていたんだな~ということに気づかされました。 それから、感動する箇所も、観た年代でビミョーに違ってたりして・・・(汗)。 ん~、でもこれだから映画って何度観ても面白いんですよね-☆ 本当に、同じ作品でも観る度に感想が違ってくるんですからっ。 当時印象に残っていたのは、やはりディカプリオの障害児としての演技でした。 とても自然でリアルで、凄いなと。 それから、ジュリエット・ルイスが演じた"ベッキー"が魅力的だったことも印象に残っていましたね~。 ああいう女性、私は大好きなんですよ(あの役"ベッキーが"ですが)。 気取ってなくて、自由で、心が大きいっていう感じの女性・・・ 魅力的ですよね、憧れます-☆ 劇中、ベッキーがギルバート(ジョニー・デップ)に言うセリフ、 「私は外見の美しさなんてどうでもいいの。長続きしないもの。・・・"何をするか"が大事なのよ。」 という言葉にはいたく感動してしまいました。 でもまあ、その後の彼女(ジュリエット・ルイス)は、プライベートではいろいろあったようですが・・・ ┐(´~`;)┌ そうそう、ギルバートを何かと支えている友達役(ラストの方で、ハンバガー・ショップの店員に転職した人) のジョン・C・ライリーもいい味出してたな~☆ 彼は"「N.Y.式ハッピー・セラピー」でアダム・サンドラーと殴り合う"坊さん"を演ってた人ですね(笑) それにしても、観直してみたらギルバート役のジョニーの演技、凄くいいですね~☆ 家族を愛しているけれど、でも自由にならない自分の立場の、若さゆえの心の葛藤なんかを、 とても繊細な演技で上手く表現していました。 (時たま、太ったお母さんの歩く床を心配そうに見つめたり・・・とか、ユーモラスな演技も見せてくれますが(笑)、 そんなところもまた彼らしくていいですね♪) もちろん、ディカプリオの演技もその年のアカデミー助演男優賞にノミネートされただけあって、 ほんと素晴らしいです。(←インパクトはこっちの方が強いですが) そして、そんな演技派の2人が、兄弟としてぶつかり合うシーンなんかは、本当にグッときました /(・_;\ そんなこんなで、(十数年前観たときには何故かあまり印象に残らなかった→)ジョニー・デップ演じる主人公"ギルバート"に、 今回は私、とても心打たれてしまいました。 ラスト近くの<ネタばれの為、伏字→>「お母さんが亡くなってしまう前後のシーン」では、 ギルバートと母の親子愛に、本当にジ~ンときて涙が出ました (;_;) 忘れてしまっていたエンディング・シーンも(そっか~、ここでこう繋がるのか~と思いました。 ↑観た方はわかると思いますが・・・)希望を持たせてくれる、とても素敵なラストでした~☆ 田舎町が舞台のこの作品、時折ちょっとした事件がありながらも全編に渡ってゆったりと時が流れていく感じで、 それを退屈と感じてまう人もいるかもしれませんが、 でもラストまで観終わった時には、きっと胸に温かいものが残ると思います-☆ 町の給水タンクに登って騒ぎを起こしてしまう障害児の弟や、 太りすぎで外に出られないお母さん(たまたま出ても、奇異の目でみられてしまう)を抱え、 父の代わりになって皆んなを支えるギルバート。 一見、とても辛い境遇の話に見えますが、L・ハルストレム監督はそんなギルバートの家族をとても優しく温かく描いています。 初めから終わりまでさり気なく描かれる家族愛が、観ていてとても心地良くて、胸に沁みてくるのです-☆ この監督の他作品である「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」もとても有名で、 皆さんの評価も高いようなので、今度ぜひ観たいと思いました♪~ (暮れに同監督作品「サイダー・ハウスルール」も観ましたがこれもとてもよかった-☆ こちらのレビューもまた後ほど書きたいと思います。) " 「あなたの望みは?」・・・「I wanna be good person.」" 「ギルバート・グレイプ」 [ストーリー] 身動きできないほど太ってしまった過食症の母、 18歳で知的障害をもつ弟アーニーと、2人の姉妹。 田舎町アイオワ州エンドゥーラで、亡き父の代わりに一家を支え、 希望や夢を抱く暇さえない日々を過ごすギルバート。 だが、自由で快活な旅人ベッキーとの出会いで、彼の心は少しずつ変わっていく・・・ 「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」のL・ハルストレム監督による青春映画。 ピーター・ヘッジスの小説を映画化。 [監督・製作総指揮] * ラッセ・ハルストレム <他作品:「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」「やかまし村の子どもたち シリーズ」 「サイダーハウス・ルール」「ショコラ」「シッピング・ニュース」など> [原作/脚本] * ピーター・ヘッジス [出演] * ジョニー・デップ(ギルバート・グレイプ役) <他作品:「シザーハンズ」「妹の恋人」「エド・ウッド」「スリーピー・ホロウ」 「パイレーツ・オブ・カリビアン / 呪われた海賊たち」「シークレット・ウインドウ」など> * レオナルド・ディカプリオ(アーニー・グレイプ役) <他作品:「ロミオ&ジュリエット」「タイタニック」「仮面の男」 「キャッチ・ミー イフ・ユー・キャン」など> * ジュリエット・ルイス(ベッキー役) <他作品:「ケープ・フィアー」「ナチュラル・ボーン・キラーズ」 「フロム・ダスク・ティル・ドーン」など> < ギルバート・グレイプ 関連リンク > 作品内容 記事ヘ 映画で英会話/TangoTango!!ヘ AMIJA館さんの「ギルバート・グレイプ」レビューヘ * 画像あり 「ギルバート・グレイプ」ファン・ページ(u.s)ヘ * 画像がたくさん 「ジョニー・デップ」ファン・ページ(u.s)ヘ * 画像がたくさん < 商品リンク > ギルバートグレイプ、スチール写真A アルク・シネマ・シナリオシリーズ ギルバート・グレイプ * ジョニー・デップ 関連商品ページヘ * レオナルド・ディカプリオ 関連商品ページヘ * ジュリエット・ルイス 関連商品ページヘ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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