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テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:★★★★☆
観終えてから「う~んなるほど、そういうことだったのねぇ!」と唸ってしまった。
パズルのように謎解きを楽しめたり、後からじわじわと面白さを感じてくる作品ですね♪ そんなワケでこちらの作品、"ハリウッド・テイストのど派手なホラー系ミステリー"のようなタイプの ものとは大分違った仕上がりになっているので、そういう"エキサイティングさ"を期待して観た人 には、ちょっと物足りないかも。 でも私は好きです、こういう作品♪ 同じ"作家が主役"のミステリーと言えば、最近の映画でジョニデの「シークレット・ウィンドウ」が ありましたが(作家が主役という意味では、内容もちょっと似た部分があるかも?)、 あちらの効果音や視覚効果をハデハデに使った感じより、 "ちょっと避暑地でミステリー本を読んでいる感覚"(って説明でわかります? "r(^^;)・・・ ) のこっちの方がゆったり楽しめる感じです。 ヨーロッパのミステリーものって、淡々とした描き方をしてますが(なので、ちょっと抑揚がなく退屈に感じる場合も・・・)、でも、登場人物一人一人の心理描写をとても繊細に描いているので、そこが 観ている側にもいろいろ想像の余地を与えてくれて面白いのです-☆ ストーリーは後半部分までこれといった事件は起こりませんし、作家サラ(シャーロット・ランプリング)の別荘での生活シーンを、ただ静かに追っていくカメラワークが続きます。 (でもいつか何かが起こるぞ・・・っていう雰囲気は、どこかしらに流れている・・・) そして後半、出版社の社長の娘ジュリーが別荘に現れてから、序々にストーリーは加速し始めます。。。。 しかしながら、謎解きは観客の目に委ねられているので、ラストまで真相についてはハッキリしないかも。 きっと「え、もしかして・・・」 とか、「なんだ、そういうことね~!」 と、頭をひねりながらも観賞することになると思います♪ 最後の最後までそういったシーンが待っていますので、未見の方はどうぞしっかりラストまで ご覧下さいね⌒☆ 出演者に関しては・・・ シャーロット・ランプリングという女優さん、"ミステリー作家"という設定がとても似合っていましたね。演技も繊細かつ大胆で素晴らしかった! また、<ネタばれ部分、伏字→>「ヌード」シーンもありましたが、58歳とは思えない美しさ (セクシー)でした。 こう言っては何ですが、「恋愛適齢期」のダイアン・キートンより艶やかでした-☆ ・・・ダイアン、ごめんなさいね σ(^_^;))・・・ それと共演のリュディヴィーヌ・サニエ(←DVDパッケージの女性)も、また違った意味でセクシーでした。 若い彼女の、奔放な性格に合ったセクシー・ボディ。 男性陣にはちょっとドキッとしてしまう、おいしい(?)シーンも満載です-☆ 映画の設定と、タイトルがタイトルだけに、 今度は暑~い夏の日に、またこの作品を観てみようと思います♪ 映画の中で、いくつか今も気になっているシーン(付箋となるような)があるので、そんな点も もう一度、観直したいです。 同タイトルの本の方も、映画以上に細かい描写がされていて面白いようなので、こちらもいつか 読んでみたくなりました♪ と思ったら・・・ さっき検索したけど、どこも品切れ中でした!・・・ σ(TεT;) ひっそりと静かにミステリーを書き上げるはずたったが・・・ " 「スイミング・プール」 (2003・フランス/イギリス) スイミング・プール タイトルをクリックすると、購入ページにジャンプします♪ [ストーリー] 次作の構想に行き詰っていたミステリー作家サラは、 出版社の社長の別荘に行くことを薦められる。 南仏の美しい自然に囲まれたプール付きの別荘に着くと、 次々とインスピレーションが湧き、サラはすぐに執筆を始めた。 だが執筆が進み始めた矢先、別荘に突然社長の娘ジュリーが現れ、 2人の奇妙な共同生活が始まっていく・・・。 2003年 ヨーロッパ映画賞 女優賞:シャーロット・ランプリング [監督] * フランソワ・オゾン <作品はコチラ> [脚本] * フランソワ・オゾン、エマニュエル・ベルンエイム [音楽] * フィリップ・ロンビ [出演] * シャーロット・ランプリング (主人公ミステリー作家 サラ・モートン役) <出演作品はコチラ> * リュディヴィーヌ・サニエ (出版社の社長の娘 ジュリー役) <出演作品はコチラ> 【 関連リンク 】 公式サイトヘ 予告編&クリップ(u.k)ヘ フォト・ギャラリー(u.s)ヘ サントラ試聴ヘ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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