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テーマ:おすすめ映画(4071)
カテゴリ:★★★★★
もうっ、ジェイミー・フォックスは凄いっっっ!!!
本当にレイ・チャールズそのものだった。 何の疑いもなく、スッとジェイミーの"レイ"の世界に入っていけた。 見た目が似てるとか物まねが上手いとかそんなレベルじゃなく、もうスクリーンに映し出される彼の動きや表情、そして発せられる言葉もハートも、全てに惹き込まれた。 レイを演じる彼の魂そのものが、痛いほど伝わってきた・・・。 途中、何度も泣きました。 (これは毎度のことで私の涙腺が弱いせいもありますが・・・) 中でも1番涙が溢れて止まらなかったのは時折フラッシュバックされる、レイの幼い頃のシーン。 とても苦しく切ないシーンや、レイの母の凄さを感じさせる場面に、もう涙を抑えることが出来ませんでした・・・/(・_;\ なんという素晴らしいお母さんでしょう。 盲目になってしまった息子に、母としてどうしてあげるべきなのかを痛いくらい分かっている。 あの素晴らしいお母さんがいたからこそ、その後の偉大なレイ・チャールズの存在があるのだなと感じました。 また、劇中流れる歌(歌部分だけはやはり口パクで、流れるのはレイ本人の歌声)が本当にソウルフルで素晴らしかった! 前半の躍動感溢れるパワフルな歌も素晴らしかったし・・・ 《たぶんアメリカの劇場なんかだと、レイのレコーディングやコンサート・シーンなんかには、観客も皆ノリノリだったのではないでしょうか・・・ 日本人は大人しく観賞してますが、きっとアチラは観賞の仕方もエキサイティングな感じなのでしょうね。 想像しただけで楽しそう♪》 ・・・後半流れる「我が心のジョージア」もとても胸に沁みました。。。 ラストに流れる在りし日のレイの画像と、エンディング・ロール中に流れる↑この曲が、また私の琴線に触れ、再び涙が溢れて止まらなかったです ( i ◇ i ) そして「2004年6月10日、レイ・チャールズ亡くなる。享年73歳・・・」(ウル覚えです) の文字が流れ・・・(しかも、奇遇にもこの日は私の誕生日でした!) ああ、本当にこの偉大な人が亡くなってしまったんだなぁ(ついこの間ですものね)・・・ そして、これは追悼の映画でもあるな・・・ と思ったらまた泣けてきました。 だって、ジェイミー・フォックス、この映画撮影時はまだ元気だったレイ本人から直々にピアノ・レッスンを受けていましたもん。(→その時の様子がTVの映画情報番組等で流れていましたね) それにしても、観る前はこんなに泣ける映画だとは思っていませんでした。 2時間30分と長時間でしたが、初めからジェイミーの演技、そしてストーリーと音楽の素晴らしさに惹き込まれ、ぜんぜん長さを感じなかった。 レイ本人の才能の素晴らしさや、当時の黒人差別などの時代背景を含んで描かれているところが凄かった。 本当に心から感動出来た、素晴らしい映画でした。 いずれ発売になるDVDにはきっと、レイ本人とのメイキングなども付くと思うので、ぜひ購入したいと思います。(サントラもさっそく買おう♪) 自分はその昔(80年代頃)、レイ・チャールズがサザンの「いとしのエリー」をカバーしたり、ビリー・ジョエルとレイが共演したりしていた頃、彼の存在を知りました。 そして当時、彼の"レコード"(このドーナツ版がまた雰囲気あってよかったんですよね~♪)を1枚買った記憶があります。 なので、あの頃の後輩ミュージシャン達がいかにレイ・チャールズを崇拝し、また彼が人柄も気さくでやんちゃでカッコいい人だったか(映画「ブルース・ブラザース」に出演していたりとか)ということも一応知っていたので、 そんな彼の人生の足跡を(その時代の様子なども含めて)この映画で垣間見ることが出来て、また、より彼の人となりを知ることが出来て、とても嬉しかったです。 しかしながら、「レイって誰?」「R&Bって?」って方には、この映画、時間的にちょっと長いのでもしかして退屈してしまうかもしれませんね。 最後にもう一つ、ジェイミーの相手役の女優さんがみな素晴らしかったように思います。 中でも、出演部分は少なかったですが、コーラス・ガールの一人でマージー役だったレジーナ・キング。 彼女の迫力ある演技にも惹き込まれました。 今後の活躍が楽しみです-☆ さて、ジェイミー・フォックスですが、ここに来てアカデミー賞主演男優賞最有力候補と言われ始めているようですが、 私も彼に期待します。 ぜひ、取って欲しい! 当日その光景を目にした時、私はまたきっと感動で泣いてしまうと思います。(って、もう勝手に彼が取ると思い込んでいる・・・) ウッ、今から想像してウルウルしてきてしまいました (;_;) はっ、早すぎるよ!(と自分にツッコんでみる) 参加しています↑ 1クリック いただけたら、嬉しいです♪ 「Ray/レイ」 (2004・アメリカ) レイ・チャールズ スーパー・ベスト~オリジナル・サウンドトラック タイトルをクリックすると、購入ページにジャンプします♪ 試聴 [ストーリー] 7歳で視力を失いながらもミュージシャンとなったレイ・チャールズ。 彼はやがてポピュラー番組に革命を起こし、 ソウル・ミュージックの神様と呼ばれるようになるのだった・・・。 この映画は、監督のテイラー・ハックフォードと15年前に出会って以来、 レイ・チャールズ本人自身が深くかかわりながら作られた作品となっている。 しかしながら、2004年6月10日、映画の完成を待たずして他界した。 監督は「愛と青春の旅立ち」のテイラー・ハックフォード。 主演のジェイミー・フォックスは、レイ本人の指名によりレイ役を獲得。 彼もまた3歳からピアノを始めるなどの音楽的才能を持つ人。 2004年 ゴールデン・グローブ 賞 男優賞(コメディ/ミュージカル)受賞 ;ジェイミー・フォックス 2004年 英国アカデミー賞 主演男優賞 受賞;ジェイミー・フォックス 音響賞 受賞 [監督] * テイラー・ハックフォード <作品はコチラ> [原案] * テイラー・ハックフォード、ジェームズ・L・ホワイト [脚本] * ジェームズ・L・ホワイト [撮影] * パヴェル・エデルマン <他作品:「戦場のピアニスト」など> [音楽] * レイ・チャールズ、クレイグ・アームストロング [出演] * ジェイミー・フォックス (レイ・チャールズ役) <作品はコチラ> * ケリー・ワシントン (レイの妻 デラ・ビー・ロビンソン役) * レジーナ・キング (コーラス・ガールでレイの愛人 マージー・ヘンドリックス役) * シャロン・ウォーレン (レイの母アレサ・ロビンソン役) * カーティス・アームストロング (アトランティック・レコードの 重役 アーメット・アーティガン役) 【 関連リンク 】 公式サイト 公式サイト(u.s) 予告編 予告編(u.s) 特集ページ(u.s) * フォト・ギャラリーやビデオ・クリップあり。 特集ページヘ * レイ・チャールズのバイオグラフィ&ディスコグラフィと動画。 ワーナー「レイ・チャールズ」サイトヘ * レイ・チャールズのニュース、バイオグラフィ、試聴あり。 「レイ・チャールズ」公式サイト(u.s)ヘ レイが亡くなった時の記事ヘ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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