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テーマ:おすすめ映画(4053)
カテゴリ:★★★★★
いや~、よかった~ (T-T)
1度目以上に物語に入っていけました。満喫できました。 1度観たんだから泣けないかも。 なんて思っていたけど、とんでもありませんでした。 いいっ!ほんとにいい映画です! 先日1度目鑑賞時の評価を、なんと私、5点満点中4点にしちゃったんですが、 今回で★ひとつ追加します!(=つまり、満点です!) しかしながら、前回は何故こういう点数になってしまったかというと、 映画の観方にちょっと私情を入れ過ぎたから・・・ っていうこともありました(汗) 久々にスクリーンで観るジェラルド・バトラー氏(ストレンジャー役)への思いが強すぎて、 そちらに気が行ってしまう部分があったので、作品の評価としてはマズイかな・・・ なんて思ってしまったのです。 で、その分マイナスしてしまいまいした。。。(;^_^A でも今回はバトラー氏のことも、物語の一部として (役柄の"ストレンジャー"として)、冷静に観ることが出来ました。 上映が始まったら、もうそんなこと(?)以上に、 この物語の中へとすっかり入り込んでしまいました。 (第一、この映画、主演はエミリー・モーティマーですしね) で、なんといっても素晴らしかったのは、 フランキー(ジャック・マケルホーンくん)の、あの言葉のない中での演技と表情! 時には目を輝かせ子供らしく無邪気に振る舞い、 また時には曇った瞳で悲しそうに母親を見る。。。 そして、そんな彼のひとつひとつの仕草に焦点を合わせたカメラワーク。 映し出される小道具の中にも意味があって、それがまたジンとさせるのです。。。 そして・・・ ストレンジャーと別れなければならない時のフランキーからの言葉・・・。 この時はもう、溢れ出る涙を抑えることが出来ませんでした。。。 (T-T) ジャックくん、本当に上手い! そして、こういうさりげない演出や見せ方をした監督の手腕も! 片やリジー(フランキーの母役のエミリー・モーティマー)の演技も素晴らしかった。 女性として母としての苦悩や恐れ、強さ、モロさ・・・ 息子を愛し、彼の拠り所を何が何でも守り抜こうとする姿・・・。 女性として母としての気持が本当に痛いほど伝わってきて、これまた込み上げるものを抑えることが出来ませんでした。 そういった微妙な心の揺れを、彼女は見事に表現し演じていました。 そしてまた、 ストレンジャーの存在に序々にやすらぎを感じている自分と、それを制しようとする自分。 で、息子と同様、彼女にとってもストレンジャーとの別れの時が訪れるわけで・・・ この時向き合う二人のシーンの美しさといったら・・・☆ 観ているこちらの息が止まりそうになるくらいでした。。。 で、バスの中で母リジーがフランキーの手紙を読むあのラスト・・・。 もう号泣でした・・・ 。°°・(;>_<;)・°°。 この時の母リジーの気持を思うと、泣かずにはいられない、 本当にとても素敵なシーンです。。。 ・・・ああ、今思い出してもまた涙が・・・ (;_q) でも、でも、 悲しい涙じゃないんです。 本当の本当にこの展開にはやられます。。。 エンディング・ロールが流れる中、 「本当にこの映画を観てよかった・・・☆」という気持で胸がいっぱいになりました。 この日の会場には、男の人も多く(1人で来られていたり・・・映画好きな方という感じで)、 また、女性だとは思いますが、上に書いたようなシーンが展開される度に あちこちですすり泣く声が聞こえました。。。 「Dear フランキー」は、間違いなく今年の"マイ・ベスト ムービー"の一つになりました。 本当に素敵な映画でした。。。 ああ、やっぱりもう1回くらいは観に行きたいな。。。☆ 「Dear フランキー」 (2004・イギリス) [ストーリー] DVが原因で離婚したシングルマザーのリジー(エミリー・モーティマー)は、 耳に障害を持つ息子フランキー(ジャック・マケルホーン)と二人暮しをしている。リジーは息子に「父親は船乗りで世界中をずっと旅している」と嘘をついていたが……。 息子のためについていた嘘が現実となり、 とまどう母と喜ぶ息子を優しいまなざしでとらえた感動作。 監督は本作が長編第一作目となるショーナ・アウアーバック。 主演は『猟人日記』のエミリー・モーティマーと『オペラ座の怪人』のジェラルド・バトラー。 息子を思う母親の姿に涙を誘われる。 ■Yahoo!ムービー レビュー <Yahoo!ムービーより> ポチッとお願いします♪ m(._.)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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