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テーマ:映画館で観た映画(8515)
カテゴリ:★★★★☆
(2005・アメリカ) 観始めはちょっと心配でした。 何故なら"スプラッターもの苦手"な私にとって、そういう(グロい)シーン満載の映画だったから。 それとモノクロ・トーンで始まる、アニメちっくなこの映像とストーリーに入っていけるかな~?とも。 でも、観終わる頃には「う~!面白かった~ぁ!!」と思わずつぶやいていました-☆ なんだか"癖になる"って感じ♪ アニメ(というか、フランク・ミラーのこの劇画は"アート"って感じですね!)と実写を こんなに絶妙にセンス良く組み合わせられるなんて、ロドリゲス監督のセンスと腕の良さを感じます-☆ (いわゆる普通のアメコミ作品とは一線を画している感じ♪) 先程も書いたように、人をこれでもかと殴り倒したりバッサバッサとぶった切ったり・・・ (*_*; 暴力的でグロいシーンはたくさんあるのですが・・・ (イライジャ・ウッド演じるサイコ・キラーなんかも出てきますし・・・;) でもそういうシーンも、フランク・ミラーの劇画本(グラフィック・ノベル)を生かした、まるで絵の世界に入り込んだかのような見せ方なので、 (たとえば、血の色がカラー劇画で使われるインクのような原色的な赤や黄色や青だったり・・・この三色が一番使われていたような・・・)、 それらがモノクロ・シーンの中でとても効果的に使われていて、グロさより前にそういった"差し色"の絶妙さと絵としてのカッコよさの方に感心してしまいました-♪ "生々しさ"は私にとってはギリギリ許容範囲内でした。(ダメな人はダメでしょう) この『シン・シティ』という世界にはああいうシーンも"必要描写だった"と思えました。 アニメっぽくなく"普通の描写"で"そのもの"の色を見せられたら、グロ過ぎてきっと私もダメだったでしょうけれど・・・ (@_@) 殺害シーンなどは『キルビル』っぽかったような? クエンティン・タランティーノも製作にワンシーンのみ関わっている・・・ とのことですけれど・・・。 特に"殺人兵器ミホ"なんか、(演じるのは"デヴォン青木"。 ←この名前がまた強烈!でも彼女、元スーパーモデルだそうで) 刀を武器にしているところといいあの衣装といい、彼女のキャラなんかはまるっきり"タランティーノ路線"ですよねぇ。 (ちなみに、この時彼女が使用している"刀"は、『キルビル』でユマ・サーマンが使用したものだそうで。) で、さすがのメイン・キャラ、 ブルース・ウィリス&ミッキー・ロークが出てきてからは、俄然緊張感が高まってきて、 それからはもうずっと画面に釘付け状態!-☆ (さすが大物俳優は登場してきただけで"オーラ"を感じますね♪) 二人のキャラのストーリー部分も良かったので、感情移入出来ましたw で、このミッキー・ローク演じる"マーヴ"がとにかくめちゃくちゃ良かった!! キャラの顔はあんな(!)だけど、でもカッコええ~~☆ アニメちっくなキャラなのに、しっかり目や表情で孤独や切なさみたいなものも滲み出ていて・・・ しかもアクションがこれまたカッコ良くて-☆ それにミッキー・ローク、お年の割に凄く鍛えていい体していましたね~♪ 最近脇役とかが多かったりして"どうしちゃったんだろ?"感がありましたが(笑)、 本作でのこの役と演技を観たら、「ミッキー・ローク、復活したじゃん!」と思いました☆ にしても、先日衛星放送の映画予告でチラッと昔の彼が映っていましたけど、 やっぱり大分顔は変わっちゃいましたね(苦笑) (昔はセクシーで綺麗な顔していたのにな~;) ベニチオ・デル・トロさんは、<ネタばれの為、伏字→>『便器に顔を突っ込まれ』ているシーンや 『切断(!)された頭部だけの』姿でしゃべっている姿は、ちと情けないというか、 笑っちゃいましたけどw イライジャ・ウッド(サイコ・キラー)も凄かったですね! 何なんだろう、あの変質者ぶりと気味悪い役どころは。最近のイライジャはあんな役ばっかりですね(笑) でも、今回の役はなかなか"クール"でしたけど(最後はちょっとギョエ~~~!!でした) ジェシカ・アルバも可愛かったですね~w 最近出まくっていますね!-☆ 人気急上昇!って感じなのでしょうか? (ちなみに、先日の『ファンタスティック・フォー』では、うちの相方、あまり気にも留めていなかったようなのに、この作品でのジェシカは"可愛かった"と申しておりました。 彼女って、なんていうかちょっと日本男性受けする感じがしますね) 彼女とポール・ウォーカーの共演の次作品『イントゥ・ザ・ブルー』も11/5~日本公開予定です。 (↑本当に立て続けですね!) フランク・ミラーはヒッチコックみたいに一瞬カメオで出ていました。(今は色々な監督さんとかがやっていますけど) でもこの人、存在感というかキャラクター性がありましたねぇ(笑) そんな豪華出演陣で溢れる中・・・ 唯一私が"なんだかな~"と感じたのが、クライヴ・オーウェン。・・・ (-_-;) 彼が画面に出てきた途端、緊張感が無くなったのは何故?? ・・・(苦笑) そうそう、ヒューチャーされた音楽も、絵のタッチに合っていて良かったなぁ♪ ロドリゲスさんも手掛けているのですよね-♪ (サントラ欲しいw)→【試聴】 それと、これは余談ですが・・・ 今度『オペラ座の怪人』でファントム役を演じたジェラルド・バトラーが、このフランク・ミラーの劇画を元にしたスパルタ王のレオニダス(主役)を演じることになっているのです☆ (今月から撮影に入って、2006年公開予定です。タイトルは劇画と同じ『300』) こちらも『シン・シティ』と同じようなグリーンスクリーン&バーチャルセット中心の、フランク・ミラーのグラフック・ノベルのタッチを生かした撮影方法のようで、 しかも監督がホラー『ドーン・オブ・ザ・デッド』を撮ったザック・スナイダーなので、 これはかなり斬新な作品になるのでは?!・・・ってことで、これまた楽しみです-☆ (・・・と、今から宣伝したりしてw) * ちなみに、↓の作品情報等はネタバレが入っている場合がありますのでお気をつけ下さい。 この作品の場合、先に情報はあまり仕入れないで観に行かれた方がいいと思います-☆ ■公式サイト ■予告編(u.s) ■予告編&クリップ(u.s) ■プレミア・ショー フォト(u.s) ■来日記者会見(動画あり)<Movie Walker> ■来日記者会見 記事<cinema@plala> ■ブリタニー・マーフィー インタビュー<cinemacafe.net> ■特集ページ(動画)<BIGLOBE> ■特集ページ(本編5分&特別番組あり)<Gyao> ■特集ページ(動画あり)<Movie@nifty> ↑「シン・シティ」詳細ページ部分をクリック ■特集ページ<Movie Walker> [ストーリー] シン・シティ”の住人マーヴ(ミッキー・ローク)は、夢のような美女ゴールディ (ジェイミー・キング)と一夜を共にする。 しかし朝目覚めるとゴールディは冷たくなっていた。 『デスペラード』のロバート・ロドリゲス監督が、アメコミ界の人気者で本作の原作者でもある フランク・ミラーとタッグを組んだ最高に刺激的なエンターテインメント・ムービー。 ハリウッド中の俳優たちが出演を希望しただけあり、ブルース・ウィリス、ジェシカ・アルバ、 イライジャ・ウッドなど豪華メンバーが勢ぞろいした。 白黒を基本とした映像に、赤い血や口紅の色をカラーで映し出すアイデアは斬新かつ強烈だ。 [監督・脚本] * フランク・ミラー * ロバート・ロドリゲス [特別監督] * クエンティン・タランティーノ [製作総指揮] * ボブ・ワインスタイン * ハーヴェイ・ワインスタイン [原作] * フランク・ミラー [音楽] * ジョン・デブニー * グレーム・レヴェル * ロバート・ロドリゲス [出演] * ブルース・ウィリス(ハーティガン役) * ミッキー・ローク(マーヴ役) * クライヴ・オーウェン(ドワイト役) * ジェシカ・アルバ(ナンシー役) * ベニチオ・デル・トロ(ジャッキー・ボーイ役) * イライジャ・ウッド(ケビン役) * ブリタニー・マーフィ(シェリー役) * デヴォン青木(ミホ役) 他 <Yahoo!ムービーより> ポチッとお願いします♪ m(._.)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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