今年初めごろに定期検査して見つかったヤツの摘出の
ため、数か月待ちで手術をしましたー。それ自体はワル
モノではないのだけど、ほうっておくともしかしたら
大きい病気になりかねない、というレベルのもので。
手術の日程が決まったという電話があったのが5月末に
あって、それが6月初め。でも諸事情により、延期になり。
それほど緊急性の高いものではなかったので…。
その後また電話で7月初旬になったよ、と。決まると電話と
メールで詳細が来て、リンクも届いて、コロナ症状などが
ないかの事前調査も。朝7時に病院となっていたけど、前日
にメールが来て、待ち時間を減らすために8時でいい
です、と。よかったよかった。
で、到着後10分ほど待って、ベッドに案内され、手術用の服
に着替えてね、との指示。しかも、ゴミ袋みたいなやつに
コートも全て入れてください、と。
とりあえずトイレ行って着替えて、スマホをいじってたんだ
けど…待てど暮らせどその後、誰も来ず。
その部屋は6床くらいあって、待機用?
30分してナースかなと思う人が来て、例のごとくまたコロナ
症状関係、そしてペースメーカーや金属を体に入れて
ないか、ボディピはないか、ぐらぐらしてる歯はないか
など、問診。
なんで歯のことを聞くのか聞いてみたら、手術中に酸素
マスク?チューブ?を口にはめるから、万が一歯が抜け
落ちてのどに詰まったら大変だから、だそうな。
コンタクトはつけてる?と聞かれ、はい、というと外して、
と…ケース持ってきてないし~。先言って(苦笑)
さすがおおざっぱオーストラリア。あれだけ事前にメール
だの手紙だの送ってきてたのに。
ここで手術後の痛み削減のために、必殺パナドールを2錠。
そしてまた、待つこと約45分。本持ってくればよかったよ。
救いはスマホの充電が満タンだったこと。やることが色々
出来たのはよかったかな、。
で、手術自体は簡単なもので20分ほどで終わると言われて
いて、ただ全身麻酔は必要、と。超寝不足だったから、
ここで昼寝だ!と気合い入れて病院へ行ったわけです
けど(笑)
そしてやっと、手術用の部屋に移動か!と思ったら、また
もや待機室へ。そこは3床ほど入れるような少し小さめの
部屋。そこでまたナースが来て、同じこと聞くし!!
名前や生年月日の確認をするならまだしも、なんでまた
同じこと聞くのかねぇ??
で、麻酔医がやってきて、左腕の血管探し。
寒いからなかなか取れないでしょーとかなんとか話して、
ごしごし肌こすって、「はい、少しちくっとしますよ~」
って麻酔を入れるためのパーツが付いた針を刺したのだ
けど、いまいちだったらしく…。
手の甲でいいですよ、と言って再チャレンジ。
そちらは無事成功。それからやっと手術室へ。
とはいえ、ドラマに出てくるようなライトぎらぎら的な
場所ではなく…まぁ機器こそたくさんあって、ナースも
数名いたけれど、それぞれがなんかやってるような空間。
移動してきたベッドから、手術用のベッドに移動して、と
隣り合わせの細目ベッドへ、四つん這いで移動。普通に
歩けるからわざわざベッドくっつけなくていいのにー
なんて思いつつ。
そして麻酔医がさきほどの針にくっついた管に2滴くらい
かな?薬入れたな?と思ったら私は即撃沈だったようで。
次に気づいた時には、なんか患部に違和感が?なんだろ?
って思いながら、横にいたナースに「今何時ですか?」
って聞いて、「11時ですよ」と言われ、あ、終わった
んだなって分かったのでした。
意外と目覚めはすっきりで、しかももう移動用ベッドに、
しかも一番最初にいた部屋に戻っていて。
寒かったからブランケットもらおうと思って聞いたら、
「もう着替えていいですよ」って。さすがオースト
ラリア。確かに手術は簡単なものだったのだけど、
全身麻酔して、終わって目が覚めたら速攻着替えて
追い出す、基い退院ってすごいよね…。
コンタクトを入れたら、コーヒーか紅茶どっちがいい?
と聞かれ、水分補給かーなんて思ってたら「あっちの椅子
に移動してね」と言われ移動したら、サンドイッチが!
そうだ、断食してたんだった!というわけで、思いがけず
ごはんが出たのでした。そりゃそうだよね、ふらふら
しちゃう人もいるもんね。
退院予定の時間まで30分ほどあったので、図々しくも
コーヒーのおかわりをもらい。
しれっとくつろいで退院したのでした。
術後は夜少しだけ痛みがあったけど、必殺パナ(←しつ
こい?)で大丈夫でした。
24時間、運転、飲酒禁止も無事解けw
あとお風呂、プール、タンポンなど6週間禁止、と。
まぁこの辺は特に問題なしだけども。
そんなこんなで日帰り手術体験談でした。