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カテゴリ:艶紅の似合う女性に
会社に行かなくなって2週間ほどが経過した 母は就職を勧めた 私もその道が正しいと思っていた
幸せなことに 最近色々なMusicianとセッションさせていただく機会が多く ライブやコンサートに誘っていただき 素晴らしい演奏に触れさせていただいている 関係者の方々 お世話になってます(笑) プロ、アマチュアの方々 色々な方々が音楽を楽しんでいて とても嬉しい気持ちになる
先日ジャズピアノの発表会に行かせて頂いたのだが メインは生徒さんが出るというもの 生徒さんも大人(社会人)から子供まで みんなとても楽しく演奏をしていて、良かった そして、先生が最後に演奏したのだが 先生の演奏はすごい 技術的なことはもちろん 「音」だ 社会的な立場も よく見られたいがためにつく嘘も 全部丸裸にする 「音」は嘘をつかない その人の「感性」と音楽にかける「情熱」 「向上心」や「姿勢」までも 全部全部音にでる
今日も一人セッションさせて頂いたのだが 仕事のことを聞かれて 「仕事しながら、好きなことやった方がいい」 と言われたが、私はそうは思わなかった
この何日間会社を離れて一番思うことは 「音」に鋭くなっている 自分の演奏にも相手の演奏にも 音の本質に近づこうと無意識の中でしている 会社で頑張っていた自分は 音楽を演奏する人間として 私が悩むべきところは完全にずれていたし 「音」に対して甘えがあった 完全に歌いたいことだけを歌うだけでOKと思っていたし それでは自己満足なのだ 「音」を感じる感性も衰えていただろう 感じられないものは演奏できない バイトをしながらミュージシャンになったピアノの先生 追い詰め、追い詰められ 出来た感性の「音」深さは やはり嘘をつかないのだ
一般的な「もう。こんなにふらふらして」と言う人がいても 「音」への情熱だけは「音」が嘘をつかない それを守り続けるのは かなりの精神力が必要だし リスクもある だからこそ 成長していくものだし 人をひきつける演奏が出来るのかも知れない
この二週間方向性を見出すことに必死で 色々な方に出会ったり ライブに行ったりする中で 自分が本当にどうなりたいのか 自分がほんとうはどうしていくべきなのか 生きる土俵はどこなのか こればっかり考え、考え、考え ずっと考えた
これからは甘えのない音を つくるべき道を選ばないといけない やっぱりフリーで頑張ってる人はすごい 鍛え抜かれたものを持ってる人はすごい 私はそこの感動を覚えてしまう
この2週間がないとそのことにも気がつかなかったと思うと とても有意義な時間だった
私は多分 生きる土俵が違う それを認めるのは本当に勇気がいることだった 私も強くないからきっと認めきっていないが 多分嘘もつけないだろう 社会的ステータスとは全く逆のことをしているので 理解されにくいことも多いと思う ただ、多くの方々からいい刺激を与えていただいている 私にとって正しい方向に導かれているような気がしてならない
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Last updated
2008.09.02 03:08:21
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