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 お久しぶり@ 12月20日はあなたのお誕生日 東京に居るのかな? 元気なのかしら。 出…
 ディマーンシュ@ まだ軽井沢かしら(爆) 夏到来よ。 マリー姫どの。たまにゃ更新…
 0ユート・ピア0@ おぉ  こちらは、黄砂がまっていまして、バイ…
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June 24, 2007
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マリーちゃんハーレクイン・ロマンス小説(爆)


やったわ~アタシってばっっ♪♪ 今日も全問正解だ♪
 (^0^)ヤルジャン~♪パリジャン~♪

大きな声で大喜びの 毬。

フランス  パリ市内にある 古~いアパルトマン。
paris

日本からパリにやってきた、白川 毬(マリー猫ちゃん)

可愛い気まぐれ猫・ソニアと二人暮らし。

昼間は料理学校に通い 夜は毎日カフェでバイト。

昼間の学校が終わるといつもならバイトにゆくのだが
本日はどうやら休み。

それもそのはず 毬が 大好きなテレビのクイズ番組が
ある日だからだ。

今夜も 全問正解、毬はかなり上機嫌になる。

だが寂しくなるときはふとこんな時だ。

「日本はいま、どうなってるかなぁ~」

ゴロゴロッと寝転がりながら・・・


嫌がるNGソニアを捕まえて じゃれあっていた。


「さあ 明日からのレストラン研修のために早く寝ようっと♪」


パリの料理学校から それぞれの生徒たちが
市内のレストランで研修する。

もちろん毬はこのためにフランスに上陸したのだ。


まさかこのレストラン研修での日々が
のちに毬の運命を変えるとは知らずに。。。
rest


物語はここから始まる


パリ フレンチレストラン  ジャルダン・デ・サヴール 

毬の研修先。この店でジャガイモの皮むきと、
得意のムーラン・ア・レギュームを毎朝作る。

Au restaurant


ピューレにして店に出していた。
毬の担当だった。
(今度、皆様にムーランを教えますわ♪)

オーナーはジョルジュ・ローアン

この店には毬を入れて学校からは
インド人、ロシア人三人のシェフたちが来ていた。

ジョルジュがいう。

「おい、日本人!今夜はあんたたちの国のビジネスマンがやってくる。恋人同士ならわかるが男ばかりのわが国でのディナーとは
マナーがなっとらんなぁ、どうなんだ ??」

毬「確かにィ~ホモかも(爆)」

気の抜けた三人はただ ゲラゲラ笑っていた。

ジョルジュ「とにかく、いつものようにやってくれ。
恥じることのないように、この職業に惚れることだ」


そして★夕刻★

ワルツが流れてくるよ♪

セシボン
歩きましょう パリの街を♪

精一杯 お洒落をして

セシボン
素晴らしい人生  

セシボン
♪バラ色の人生

あなた なしでは私は生きてゆけないの
セシボン♪




19時   フレンチレストラン  ジャルダン・デ・サヴール 

パリの街は夕暮れを過ぎ、店の灯りもなんとなく美しくみえる。

今宵、毬にとっては 懐かしい日本のビジネスマンが来店した。
彼らはワインも持ち込んでの来店。


毬「あらま、ほんとだ。男二人連れ(この人ら 大丈夫か?爆)」


店主・ジョルジュ 「いいか! 今日の給仕はすべて、マリー、あんたがやれ」

毬 「ええええ?!アタ、アタスィイ~(☆0☆) Oui ムッシュー」

ジョルジュは当然、日本語ができる毬を彼らにあてがい 給仕役に任命した。

ギャルソンはほかにもいるのだが客が
日本人と見ると日本語が話せないということで
メニューを聞きに行く前に逃げてしまっていたのだ。


毬はとても緊張した。
実はワインはぶっちゃけトークで苦手。

養命酒を飲んで酔っ払うほどなのだ(爆)語るどころか
アルコールをさほど飲まない毬には努力を要することだった。


マリー「Bonsoir ボンソワー、いらっしゃいませェエ♪」


毬の声も思わずおすぎ風に裏がえったが(爆)
なんとか見てくれは ギャルソン風にはなっていた。

彼ら 見たところ30代~45歳くらいだろうか?

滝野川という男が びくびくしていた毬に ひとこと言う。

「いっとくけど俺はワインにはうるさいよ、お嬢ちゃん!」

滝野川にとっては イヤミのつもりだったが・・・
毬には違ったように取っていた。

毬「キャッ!!!お嬢ちゃん・・・だって♪ひ~嬉しい~!!もっといってよ~!!」

気分は滝野川に抱きつきたい♪そんな心境だった(爆)

どだい お嬢チャンの年齢ではない毬ではあったが
気持ちの上ではまだ子供のつもりだった。

滝野川「変わった変な女だな・・・喜んでやがるぜ フッ」




滝野川 紘義

日本の証券会社に勤務するパリ16区で暮らす日本人。
趣味はワインの銘柄あてが得意。一番好きなのはビール。
根っからの仕事人間。


ジャルダンも客足が増えて店は大盛況。
いつのまにか・・・満席になっていた。


本場のフランス料理 彼らが注文したのは 
美食家用献立、フランス語でいうとメヌー・ガストロミー。

二人の男はアペリティフは 滝野川はシャンパーニュ、
もうひとりはジン・トニック。

先ずはアントレ(前菜・ENTRESS)オードヴルともいいます。
Dinner

オムレットゥ・オ・トリュフ(トリュフ入りオムレツ)

スープ(SOUP)

soup 


ビスク・ドゥ・オマール (オマール海老の濃厚スープ)

サラダ(SALAD)

スフレ・オ・セピナール(ほうれん草のスフレ)

魚料理(POISSONS)
サンジャック

コキーユ・サンジャック・ア・ラ・プロヴァンサル
(帆立貝のプロヴァンス風にんにくバターソース)

肉料理・・と進んでいくわけだが、

 


毬もここぞとばかりに張り切ってノリノリで
説明し、それにくらいついてくるのが

ワイン好きの滝野川というふうに

 テーブルは異様な雰囲気になっていた。

あまりのトークバトルに 
あたかも ふたりの対決のようにも見える。(爆)


マリー「コキーユにはこのワインが合うと思いますけどっっ!」

滝野川 「は?俺はボルドーならポムロールしか飲まないんだ!!」


マリー「なに?この男?!エラソーに!! 絶対にまけるもんかっつ!」

滝野川「口の減らない女だな」

「そんなにいうなら、俺が持ち込んだこのワインを当ててみろ!」

ピンチだった・・。 一口 飲んだのだが・・・
 


「あれ?(@@)これって 壁の味(爆)?」


「・・・・・」答えが出せなかった・・・。


とうとう 毬はワインの銘柄を言い当てることが出来ず・・・
でも知ってたかもしれないけど
さすがに持ち込みワインを飲んだ感想は

「壁の味」とは表現できなかった・・・。

だいたい壁を味見したことがあるのか?(@@)

それに滝野川が今までの人生でワインを
飲んできた数に比べたら追いつくはずがない
この人大丈夫?って肝臓を心配するほど・・・

ワインの銘柄をよく知っているのだった。

結局、客である滝野川のいいなりでワインを運ぶことに・・・。

(T0T)そんな姿をオ-ナーのジョルジュに見られた毬は、
その場にいずらくなり
ギャルソン失格になってしまった。学校にチクられる~!!!!

マリー「わぁあああああああああああああ」
厨房へと泣きながら入ってしまった。


滝野川は・・・「ちょっとやりすぎたかな?まずかったか・・」

と心の中で思ったが・・・。


だが、すぐに泣き止んだ毬は

厨房からドスのきいたニラミで滝野川をにらんでいた。

「ラディスイオン・スィル・ヴ・プレ!」
滝野川たちは勘定をすませ店をでていった。


毬「塩を盛ってきてください!!あ、ゲランドだけは絶対だめです!ほかの!!」

毬は 塩をもってきて まいていた。

「ふーーーーーーんだ!!」心の中で唱えた。


その日の夜はアパルトマンに帰っても・・・なにをしても
毬は眠れなかった・・・。
くやシーーーーーーーーーーーーーっつ!


次の日、滝野川はジャルダンへやってくる。


滝野川はどうも毬に興味があったようだ。


毬はよせばいいのにまた 塩をまいていた(爆)

「あなたみたいな人はこの店に来ないでください!」


滝野川は「ちょっと、そんな言い方しないでくれよ、ワインについていろいろ教えてやろうと思ったのにさ」

マリー「昨日のお詫びにとやってきたというの!?なにさ!?」


滝野川「いや、毬ちゃんだっけ?昨日は悪かったよ、やりすぎた。謝る」


あれ?イントネーションが・・(@@)なにいまの!?


滝野川「ああ、俺、四国 出身なんだ」



毬「ギャハハアアア!!!!!さんざんかっこつけちゃってたけど
!!!ふふーん!」


滝野川「ばかもん!!!なにが そんなにおかしいんだよ 田舎があるのがおかしいのか!?」


毬「そうじゃないけど(@@)なんだか 日本ときいてほっとしたわ!
  こちらこそよろしくお願いします!」


お互いにっこりと微笑み、あっさりと和解することに。

毬の中でなんとなく気が合うような気さえしてきたのだ。


それから 毬の仕事が終わるのを待って 滝野川はアラカルトで注文。

 

料理


こうして意味不明な和解を遂げた変な二人は
夜通し、パリのバーで盛り上がった。


また滝野川が


「パリ市内って京都に似てないかな?」といったのに対し



毬「あの~!!!!!!全然似てません!!!パリは碁盤の目かよ~~~~っっ!?」



またトークバトルがはじまっていた。


このふたり・・なんとなく似たもの同士なのかもしれない。

お互いのセッティエームサンス(第七感)

五感で香りを感じ 六感でなにかを察知し、そして七感で 結ばれる



レストラン・ジャルダンでの出会いから・・・



これから どんな恋愛に発展していくのか?それともしないのか?



気長にお待ちください♪(爆)続きは・・・いつになるか♪?


マリーちゃんハーレクイン?・ロマンス?小説 
「セッティエームサンス 巴里物語」

   

また今日も ワルツが流れてくる。


セシボン
歩きましょう パリの街を♪

セシボン 
精一杯 お洒落をして

セシボン
素晴らしい人生 ♪ 




恋は 似たもの同士 がするもの


甘く控えめに   amour








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Last updated  June 24, 2007 11:12:30 AM
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