放送:2006/10/09 NHK第一 22:15-22:55
原作:宮部みゆき 語り・演出:大沼ひろみ
時代物やミステリーは私の大好きなジャンル。
ある老舗での不思議な伝統と不審な死。不進死を遂げた姉(おさと)の後を継ぐ形で奉公にあがった妹は姉の死の真相を探ることも出来ないまま奉公に忙殺される。やがて奉公人が必ずする慣わし“布団部屋で一泊”の順がとうとう回ってくる。窓のない真っ暗な部屋。
誰だって怖いと思う。そういう真っ暗な部屋でたった一人でいると妙な気配を感じる時ってある。それを救ってくれたのは亡くなった姉だった。四十九日までは霊がそこに留まっているというけど四十九日を過ぎても姉(おさと)は妹の事が心配で守ろうとしていたんだなあ。絆の深さを感じました。
朗読というカテゴリが良かった。これはオススメ。
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最終更新日
2006/08/30 12:29:59 PM