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息子がある日言いました。 「僕な、ドッチやりたいんや! お父さんが、春休みに特訓してくれるって! それとな、ココを(胸を拳でたたきながら)強くするんや! それで、遊園地でも、特訓するんで!!」 ・・・珍しく真剣な顔で話すから、きっとすごい決意なんだろうけど、あまりにも唐突すぎて、?????。 さっぱり、訳が分からない。 よくよく聞いてみると、↓だった。 息子は、お世辞にも運動神経は、いい方ではない。どっちかというとドンクサイ。 学校の体育の時間に、友達から、笑われる事があるらしい。 とびばこ、なわとび、100m走、鉄棒、・・・得意なものはない。 ドッチボールは、本人は、すごく好きなのだが、「よけてばっかりやん!」と笑われたらしい。 さらに、本人的に同格だと思ってた友達が、ドッチ部に所属してて、自分より上手い事を知り、激しくプライドが傷ついたんだとか。(その友達にあまりにしつれいな話だけど) 勉強もそれほどできる方ではないし、かといって運動が得意でもない・・・そんなコンプレックスのカタマリになってたんだな 父親に相談したら、春休みに特訓するだけじゃなくて、ちょっと笑われたくらいでヘコまない様に、心を強くしなくちゃいけないと言われたんだとか。 息子が寝た後、旦那に聞いたら、遊園地で絶叫マシーン系には絶対乗らない事を例に挙げて、「乗ってみたら、すごく楽しいかもしれないのに、お前は(怖いかも・・)って乗らない。運動だって、それと同じで、(できないかもしれない)って思いこんで、ロクにやってないだけじゃないか。やってみなくちゃ、わからないだろう。みんな始めた頃は下手くそなのは、当たり前なんだぞ!」って、話したそうだ。 ・・・例え話を、まんま受け取っちゃったのね。 まー、あの子らしいけどね。 でも、これまでの息子だったら、まず苦手なは避けてたハズ。 苦手な事に取り組もうなんて気持ちになれた事は、すごーい進歩なのだ。 本当は、野球クラブに入りたかったけど、さすがに気後れし、諦めた息子。 それを知った時、「やってもみないで・・・」と言っても、やっぱりやれなかった。 でも、今回は、ドッチボールクラブに入るつもりになっている。 一歩前進だ!! どうにかしなくちゃ!! そう思うキッカケになったのは、某子供番組で流れた曲を聴いたからなんだそうな。 それが、「勇気スイッチ」である。 「これだよ!」息子が録画した番組をみせてくれた。 野球部の子が、できなかった自分をふるいたたせて練習していく。 「僕だって、ヒーローになれる! その為に勇気スイッチを入れるんだ」って歌。 今日も友達の家に遊びにいって、ドッチの練習をしたらしい。 息子が親友と呼ぶその子は、息子の決意(!!)を聞いて、練習に付き合ってくれたんだとか。 うれしそうで、ちょっと誇らしげな息子の顔は、すごくいい顔で、私もうれしくなった インフルエンザの患者数増加に伴い、日々の勤務は益々過酷。 もっと動かなくちゃ、動けるハズ・・・でも、気持ちに体が全くついていかない。 乗り越えるべき壁は、なかなか手強く、自己嫌悪のどつぼにはまり込んでた。 でも、息子のちょっと笑えて、ちょっと驚きの決意表明は、「勇気スイッチ」を入れてくれたような気もします。 子供に教えられ、救われた・・・のかな? さーー、明日も頑張るぞいっ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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