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2008.11.24
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カテゴリ:インド旅行記

 今日は、一緒にインドを旅行したももまんじゅうさんのmixi日記を紹介させていただきます。
 転載にあたってももまんじゅうさんから許可をいただきました。
 ももまんじゅうさん、素晴らしい日記をありがとうございましたダブルハート


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「僕、奴隷だったんです。」

そう言って、彼は優しく笑いながら
静かに話しはじめました。


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今から18年ほど前
彼がまだ11歳の少年だった頃
お母さんが亡くなりました。
貧しいから何もできませんでした。

そしてある日
少年たち子供5人を置いて
お父さんは、居なくなりました。


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4人の小さな弟、妹たちを抱えて
少年は無我夢中に働きました。
毛布一枚持って駅で寝起きし
食べるためになんでもやりました。

カースト最下層の少年にできる仕事と言えば
不浄とされる仕事や、過酷な肉体労働
昼夜問わず、生きるためになんでもやりました。


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小さな弟、妹たちのために毎日必死に働きました。
それでもほんの僅かな収入です。
弟、妹たちをなんとか食べさせるのに精一杯。
育ち盛りの少年は、黒砂糖をかじって空腹をしのいでいました。
今日一日生きのびるのにギリギリの毎日。

お腹がすいてすいて、どうにもならない時は

「(腰布を)ギューッて思いっきりお腹のところで縛るの。
 そしたら、ググッとお腹がしまるでしょ。
 100Kgの荷物もグンッと持ち上げられるの。」

そう言って、懐かしい思い出話しのように
優しいまなざしで、彼は語ります。



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きらきらきらきらきらきらきらきらきらきら



「今、僕が生きていられるのは、みんなのおかげ。
 みんなの愛に支えられて、生きてこれたの。」



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容赦なく照りつける太陽の下
毎日、毎日、重労働の畑堀りの仕事をしていた時

雇い主の、隣の家のおばあちゃんが
『ご飯は食べたのかい。』
と、声をかけてくれました。

「うん。ちょっと、ね。」と答える少年に



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『それじゃあ、もうちょっとだけ、食べな。』

と、その隣の家のおばあちゃんが
昼ご飯を少しわけてくれました。

久しぶりに口にした食事。
少年にとって、どれだけ嬉しかった事か。
そして、どれほどありがたかった事か。

そのおばあちゃんの思いやりに
涙しました。

それは、辛くて辛くて毎夜ひとり
駅の片隅で、小さくうずくまりながら
流す涙とは違いました。

                           
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暖かいものが何か、胸の中に流れるのを感じました。

     きらきら
         きらきら     


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             きらきら

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                 きらきら
                    きらきら


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それからも少年は、死に物狂いに働きました。
そんな暮らしがどのくらい続いたのでしょう。



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生きるのに必死だった少年も大人になり              
耳の聞こえない弟を大学に行かせ
妹たちもみな育てあげ、幸せな家庭に嫁がせました。


きらきら



いつしか彼には、大きな夢ができました。     


 きらきら
   きらきら


「学校をつくろう。」


自分と同じ境遇の貧しい子供たちのために
彼らの先祖、誰ひとりとして
今まで「教育」を受けたことのない
カースト最下層の子供たちに
人生に「希望」というものがあることを教えよう。


 きらきら
     きらきら


2007年1月
インド ブッダガヤに、その学校「ミネハハ・ヘルピング・フリー・エデュケイション・センター」は設立されました。


ミネハハ・ヘルピング・フリー・エデュケイション・センターの子どもたち


ミネハハ・ヘルピング・フリー・エデュケイション・センターの看板



ミネハハさんとミネハハ・ヘルピング・フリー・エデュケイション・センターの子どもたち





インドより帰還の報告 パート10
インドより帰還の報告 パート10
インドより帰還の報告 パート10




これは、設立者ダルさんのお話しです。


「色んな経験してきたでしょ、そのおかげで強くなれたの。
 よかった。僕は、運がいい。」


そう言って笑うダルさんの笑顔は
本当に、とても綺麗です。


*上記写真すべて撮影:sukasippeさん



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 今回のももまんじゅうさんの日記に登場したダルさんは、
 人懐っこい瞳をした青年で。
 とても穏やかで優しい雰囲気をもっています。

 そして、日記にあるように、とても「綺麗な笑顔」をしているんですよ。


 失意のどん底から這い上がり、夢を叶えたダルさん。
 そしてインドで天命を悟ったQさん。

 この2人のトークライブはきっと、
 素晴らしい内容になるだろうなぁと楽しみにしていますダブルハート


きらきらQさんとダルさんのチャリティトークライブ in 東京きらきら
  ~インドで悟ったオレたち・・・天命を知る~



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 最後までお読みいただき、ありがとうございます♪

 応援よろしくお願いします~┌o ペコリ ⇒ ブログランキングバナー2


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 「笑顔の綺麗な人」ダルさんが作りたかったのはこんな学校です。


 ハート(手書き)貧しい子どもたちに教育をハート(手書き)

 ミネハハ・ヘルピング・フリー・エデュケイション・センター

今まで教育を受けるチャンスのなかった子どもたちが、この学校と出会い、勉強できる喜びで顔を輝かせながら、毎日楽しく登校しています。この学校には、貧しさのために学校へ通ったこともない子どもたち、物乞いをして暮らしていた子どもたち、小さなころから働くことを強制されていた子どもたち、様々な境遇の子どもがいます。⇒⇒⇒続きはコチラから。


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 ハート(手書き)ミネハハクリスマスチャリティーコンサートハート(手書き)

 12月12日(金) 逗子文化プラザなぎさホール


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 四つ葉アロマパステルアートを開催します四つ葉

 ●第6回アロマパステルアート
 http://aromar-t.com/event/eventall.html#6th


 ●アロマパステルアート  http://aromar-t.com/


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Last updated  2008.11.25 00:43:00
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