|
カテゴリ:カテゴリ未分類
自分が目指す「健康」に到達するためには、ひとつのやり方(戦術)だけでなく、どのようなやり方を、どのような組み合わせで、どのようなタイミングで実行するか?また、何に重点をおいて、全体として、どのようにバランスをコントロールしていくか?これに答える構想および計画が必要です。これを一言で言うと『健康戦略を策定する』ということです。
健康戦略は、以下の手順で策定するものと考えます。 (1) 健康の定義 (2) 目標設定 (3) 課題分析 (4) ソリューション調査 (5) 仮説作成 (6) 仮説検証 (7) 構想策定 (8) 計画策定 (9) 費用対効果分析 (10)意思決定 (1)は、自分の人生観、価値観をもとに、自分にとって「健康」とは何か?を整理し定義することです。 (2)は、自分にとって「健康」になるとは、どういうことか?(どうなりたいのか?)具体的な目標と、目標達成時期を設定することです。 (3)は、設定した目標を達成する上で、自分自身にどのような課題があるか網羅的に挙げ、整理することです。また、目標を達成する上で制約となる事項についても整理しておきます。 (4)は、世の中に、どのような健康法、健康関連商品、成功事例があるか調べ、整理することです。 (5)は(3)と(4)の情報を突き合わせ、こうすればうまくいくのでは?という仮説を作ることです。 (6)有望な仮説ができあがったら、その仮説が正しいか?もう一度、収集した情報をもとに分析し、裏付ける情報が不足している場合は、追加調査を行い、仮説が正しいことを検証することです。候補が複数ある場合は、比較評価を行い、選定します。信頼する専門家からアドバイスを貰うことができたら、なお良いでしょう。 (7)は、(6)で選定した仮説をもとに目標達成のための全体構想を描くことです。 (8)は、構想にしたがって、何をどのような方法で、いつ実行するのかを定め、スケジュールを組み立てることです。 (9)は、計画を実行したら、いつ頃、どのような効果が現れ、逆に、どのような負担(費用など)がかかるか試算することです。 (10)は、策定した構想と計画の実現可能性を総合判断し、実行するかどうかを最終決定することです。 上記の手順は、あくまで、あるべき論です。 時間などの制約から、ある程度先を読んで、情報の収集範囲や情報の詳細加減などを定める場合がありますし、ある作業がうまく行かない場合は、後戻りすることもあると思います。 ただし、あるべき論は、やっぱり、あるべきだと思います。 多くの人は、自分自身の課題分析を十分に行わずに、世間で注目されている健康法に飛びついて、期待する程の効果があらわれず悩んでいるのではないでしょうか? 抜けがないように網羅的に自分自身の課題を整理した上で、本当に、その健康法が最適なのか?問題はないのか?十分検証することが大切だと思います。何故?本当にそうなの?という疑問を自分自身に何度も問いかけてみると良いと思います。 僕は、今年の1月から実施した健康&ダイエット戦略はラフではありますが、基本的に、この手順で策定しました。 詳しくは「ダイエット法が生まれるまで」をご覧ください。 次回は「健康管理」の必要性についてお話します。 続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|