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テーマ:最近観た映画。(40123)
カテゴリ:ひとりごと
昨日、ファインディングニモのDVDをレンタルビデオ屋から借りてきて見た。
映画通の中では、今更の話題かもしれないが、幼い息子を持つ父親としては書かずにはいられない。 この映画は、過去の悲劇から過保護になってしまった父親と自立心が芽生え始めた息子の物語りで、親子愛と自立がテーマだ。 うちは幼稚園児の息子がいるが、赤ちゃんの頃、熱製痙攣で救急車で病院にかつぎこまれて以来、それがトラウマになり、ちょっとした病気でも神経質になってしまう。 ニモのお父さんのマリーンの立場と重なる。 親は子供より先に死んでいく。 いくら守ってあげようと思っても、守り切れるものではない。 自立するため、いかに子供を強く賢く育てていくかが課題だ。 人間は経験を通して成長していくから、子供に成長の機会を与えなければならない。 しかし、人間は未来を予知することができないから、機会を与えるということは失敗を覚悟しなければならないということだ。 その子の力の程度をよく知り、何だったら任せてよいのか親は、判断しなければならない。 また、しっかり見守ってあげることも大切である。 しかし、言うことは簡単だけど、具体的にどうすれば良いかは、状況によって異なるので難しい判断を迫られる。 この世の中、危険なことばかりだから、いくら親が監視しても、しきれるものではない。 最後は、子供を信じること、運命を信じることしかない。 これはビジネスでも言えること。 経営者、管理職が自分のビジネスを拡大するには、部下に仕事を任せ、成長させることが重要だ。 ビジネスでもリスク管理の能力に加え、最後は信ずる気持ちと覚悟が必要だ。 お父さんのマリーンは、最後にニモの判断を信じて、脱出に成功し、ハッピーエンドに終わった。 人生、常にハッピーエンドではないが、最後は、信じて覚悟するという心構えが大切だと思った。 映画通の人の中には、この映画のストーリーがつまらないという人がいるが、僕は、人生の重要なテーマを誰にでも、わかりやすく伝えることに成功した良い映画だと思う。 おまけのバーチャル水族館も美しいので、これは買って、また見ようと思う。 ファインディングニモ【楽天野球団】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004.11.15 20:34:02
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