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カテゴリ:ビジネス成功法
ライブドアの堀江社長は、政財官やメディア業界からバッシングに遭っているようだ。
まぁ、メディア業界からのバッシングは当たり前だろう。 既得権益を維持したい経営トップの考えがメディアに表れるのは当然。 フジサンケイグループが改革されることになれば、他社も変わらざるを得ない。 それでは胡坐をかいていた他社の経営陣も困るだろう。 政財官からのバッシングも、権力を握っているお年寄りから見たら、礼儀作法の知らない成金の若者の挑戦は不愉快に感じるだろうし、脅威だろう。 それにしても森元首相の発言は相変わらず笑ってしまう。 ”お金で何でも片付けるのは、日本の教育の成果か?”なんて発言をしていたけど、 この人こそ、お金に関して悪い噂しか聞いたことがないのだが... 文部大臣を務め、首相になってIT(イット)改革をやった自分が堀江社長を生んでしまったと自分自身に怒っているのだろうか? (くだらないので、これで止めておこう) さて、どうも、この政・財・官・メディア業界のバッシングと世論には大きなズレがあるようだ。 若手経済人57%がライブドア支持=JC調査 (Yahoo! News) BIGLOBEニュースのアンケート この結果を見ると、以下のとおり、意見が真っ二つに分かれているように思う。 (a)権力の座に居座る人と恩恵を受けてきた人 (b)権力の座を狙っている人、奪えず負けた人、まだ権力に届かない人(関係のない人) BIGLOBEニュースのアンケートを見ると、全体的に若い世代はライブドア派、古い世代はフジテレビ派だが、40代にフジテレビ派が多く、50代にライブドア派が多い結果になったところが面白い。 50代は学生運動の世代だから? それともリストラの恨み? 僕自身は、どちらかというとライブドア派かな? 堀江社長の哲学は、よくわからないが、こういう人が出てこないと、閉鎖的な業界は、まったく進歩せず、顧客(視聴者)にとって不利益だと思う。 既得権を握った一部の人だけが努力もせず甘い汁を吸い続けるよりは、ずっとマシだ。 堀江社長も村上ファンドの村上さんも、自分だけのために金儲けをしているわけではなく、投資家の期待に応えなくてはならないのだから、責任をまっとうしようと必死だろう。 それを単純に私利私欲のような言い方をして大衆に同調を求めようとする政治家や財界人の方が、ずっと、胡散臭く見える。 フジテレビの日枝久会長も、毎日、テレビのインタビューに答えて、ご苦労だと思うけど、話のレベルが低すぎる。 ”金があればなにをしてもいいというわけではなかろう” ”社員は堀江社長を嫌っている” ”礼儀がなっていない” これが大メディアのトップの発言だろうか? これでは、そこらへんのオヤジと変わりない。 自分の経営哲学が何なのか?何が堀江社長と合わないのか? 自分の経営戦略が何なのか?何が堀江社長と異なるのか? 何故、堀江社長に変わると企業価値が低下するのか? これらの問いに明確に答えられなければ、第三者割り当てによる新株予約権を発行する理由は私利私欲としか言えないのではないか? 曖昧な精神論で、ごまかすのは止めてもらいたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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