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テーマ:ニュース(100247)
カテゴリ:ひとりごと
民放は関東の場合、日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京の5局。
何十年も前から変わりない。 それは法律で定まっていて、誰も参入できないから。 生まれたときから、この状態であれば、空気や水のように当たり前だと思ってしまい何も疑わない。 北朝鮮の国民が金正日を支持し、日本が悪い国と信じるのと同じだ。 この数十年の間に、テレビそのものは高画質、薄型、大画面、デジタル対応と進歩しているのに、肝心のソフト(番組)の 進歩はあったのだろうか? 数十年前のドラマをリバイバルさせたりすると、そっちの方が面白かったりするのだが... 僕は、民放テレビが面白くないので、ケーブルテレビに期待して、昨年加入した。 何十局もあるので、何か面白い番組があるのではないかと期待して、月5000円近くも払って見ているのであるが、また 見ようと思う番組は、本当に限られている。 できればビデオオンデマンドで見たい番組だけお金を出して見たい。 つまらない番組のために5000円も出したくない! しかし、現状、ビデオオンデマンドで見られる番組は本当に限られている。 これでは形だけ顧客(視聴者)ニーズに合わせただけで本気ではないことが明らかにわかる。 この状況は昔の銀行や通信のサービスとよく似ている。 結局、規制された産業は、銀行や通信と同様に外圧でしか変わらないだろう。 5年ほど前、中国に出張したとき、ショックだったのは、建設中の深浅の大規模団地では、全部屋に、ケーブルテレビがつながり、インターネットとビデオオンデマンドのサービスを受けられると聞いたこと。 また、上海のタクシーにADSLの広告が張られていたこともショックだった。 当時、日本ではADSLなどまったく普及していないのに中国の都市部ではブロードバンドは当たり前になっていたのだ。 僕は、中国に何故ODAが必要なのか疑うと共に、規制に守られた日本の産業がいかに遅れているか強い問題意識を持った。 その後、日本では、孫正義がYahoo!BBを始め、ブロードバンドが一気に普及した。 もし、孫正義が参入して、この新規事業を行わなければ、日本のブロードバンドの普及は2~3年遅れていたかもしれない。 僕は、Yahoo!BBが始まったとき、まっさきに申し込みを行ったが、申し込みが殺到したため、半年経っても契約できず、腹を立てたし、あの店頭でのYahoo!の販売方法はうんざりしたが、孫正義がやったことは大いに評価すべきだと思っている。 それは孫正義の人柄がどうかとか、ビジョンがどうかとか、経営戦略がどうかとかとは、まったく関係ない。 社会に対して良い結果をもたらしたことについて評価しているのである。 今回のライブドア堀江社長の行為を、国民はどう見ているのだろうか? 傍観者としてメデイアの報道につられて感情的に考えていないか? この問題は、我々国民、市民の生活に返ってくる問題だと思う。 他人事ではなく、どっちの方が社会の発展のために良いか、考えなければならないと思う。 そもそも経済とは社会を良くするための仕組みである。 資本主義のルールの上で、自由に競争し、勝ち負けを争い、その結果が、豊かな社会作り上げていく。 国民、市民は豊かな社会を築くため、消費者、顧客として購買活動を通し、障害となる企業の活動にNoと言わなければならない。 また、企業が株主や従業員や一部の顧客のことばかり重視して、社会に対して悪影響を与えるならば、選挙を通して政治により守っていかなければならないだろう。 だから他人事のように世論を作り上げてはいけないと思う。 青色発光ダイオード訴訟の中村教授の報酬200億円が高いか安いかという議論でも感じたのだが、これが一体、企業経営や給与の制度に、どう影響するか?を抜きにして、「個人の権利をもっと尊重すべきだ!」という意見が多かったように思う。 もし、これが成り立てば、給与格差がもっと開き、天才を除く、殆どの人にとってメリットがないことは明らかだ。 (このときも大方のテレビ番組では中村教授を支持する内容が多かったように思う。) もう少し、国民は、自分や社会にどう影響があるのかを冷静に考えて経済や社会の問題を考えるべきではないか? 勿論、どういう社会のあり方が良いかは、ひとりひとりの価値観によるものだから、他人が、どうこういう話ではないが... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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