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テーマ:サッカーあれこれ(20139)
カテゴリ:ひとりごと
トヨタカップが大きく変わる。
「クラブワールドチャンピオンシップ トヨタカップ ジャパン2005」 以前は欧州と南米のクラブチャンピオンチームが世界一を目指し激突していたが、今年からは、アジア、アフリカ、オセアニア、北中米のチャンピオンチームも加わり、真の世界チャンピオンを決める大会となる。 しかも、今年も引き続き日本で試合が行なわれる! 僕はJリーグが始まる前に何度か国立競技場にトヨタカップを見に行ったことがあるが、その頃は、日本やアジアのサッカーのレベルは非常に低かったので、欧州と南米という限られらた地域間で世界一を決めることに何の疑いもなかったし、それよりも、むしろ日本で世界一決定戦を見れることが幸せだと感じていた。 何故、世界一を決める試合をサッカー後進国であった日本で行なうことになったかというと、欧州または南米でやると熱狂的なサポーターが暴動を起こす可能性があるので、サッカー熱の低い日本だったら落ち着いて試合ができるという理由だったらしい。 僕は、トヨタカップを見るまで、日本リーグ(Jリーグの前身)のヤンマー対フジタの試合しか見たことがなかったから、その雰囲気とレベルの高いプレーに、これが世界のサッカーか!と感動したものである。 そのトヨタカップにJリーグのチームも参加するチャンスが出てきたとは、古いサッカーファンにとっては夢のような話である。 我が浦和レッズも出場するチャンスがあると思うとワクワクする。 選手も燃えないわけが無い! やはり競争が存在する世界は進歩し発展する。 これは真理だ。 プロ野球と違い、Jリーグは、弱ければ生き残っていけないし、強ければ世界一になるチャンスがある。 サッカー選手には、ナショナルチームとクラブチームの両方で世界一になるチャンスがあるし、一方、負ければ本大会に出られず惨めな思いをする。 選手もサポーターも希望と危機感を併せて持ち、選手は真剣に練習し、サポーターは真剣に応援する。 こういう環境を作ってこそ、人は燃え、自分の可能性に挑戦し、感動を味わうことができるのである。 日本一の人気チームである浦和レッズがJリーグから脱落したとき、僕を含めサポーター達は本当に悔しい思いをしたが、当時から世界レベルの選手であった小野が、海外行きの気持ちを抑え、Jリーグ復帰を誓い、そして見事、復帰に導き、そしてサポーターに別れを告げ、オランダへ旅立っていった。 小野って本当に良いやつだと思った。 メキシコオリンピック銅メダルの栄光から長らく低迷していた日本のサッカー界の中で、岡野さんや川渕さんなど指導者達は志を貫き、本当によく頑張ったと思う。 そして、今回の「クラブワールドチャンピオンシップ トヨタカップ ジャパン2005」については、本当にありがとうと言いたい。 プロ野球も、ライブドアの参入問題がきっかけになり、顧客(ファン)を無視し自分達のことしか考えていないナベツネや堤義明容疑者の呪縛がやっと解けてきた。 ソフトバンクの孫さんや楽天の三木谷さんがどこまでやってくれるか期待したい。 次なる改革は、最後の聖域、テレビ業界か!? 僕は長年、いろいろな会社の仕事を手伝っているが、規制に守られた業界と、自由競争が行なわれている業界では、企業文化やクライアントの性格が大違いであることを強く感じる。 自由競争が行なわれている業界は、付き合っていて気持ちが良い。 フェアだし、物事を前向きに考える。 厳しさもあるが、それは我々取引先にとってもレベルアップに繋がる。 規制に守られた業界は、問題から逃げ、先延ばしする。 我々取引先に甘え、傲慢な態度をとる。 もともと性格の良い人も、長年そういう環境にいると性格が歪んでいくのだろうか? こういう人は本当に残念である。 お父さん、お母さんがせっかく大事に育ててくれたのに... 僕も自分のビジネスが確立するまでは、嫌なクライアントでも我慢してきたが、ようやく自分で仕事を開拓し、自分でクライアントを選べる状況になってきた。 これからは、付き合っていて気持ちが良い企業を優先して支援していきたい。 しかし、社会保険庁やテレビ業界の改革の仕事だったら、心を鬼にして頑張るかもしれないが... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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