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テーマ:ニュース(100237)
カテゴリ:ひとりごと
昨日、TBSでホリエモンと筑紫哲也とが、ニッポン放送買収の件で議論していた。
ちょっと面白かったので、「コンサルティング会社で活躍する方法」については次回にして、今日は、この話をしたい。 メディアやジャーナリズムの世界のベテランは、どうもホリエモンに反感を持っているようである。 筑紫哲也も例外なくホリエモンに反感を持っていることは、この番組を見た人は全員わかるだろう。 まぁ自分たちがやってきたことを否定されているので無理もないが.. この番組を見た人は、この勝負、どっちが勝ったと思っただろうか? 僕は、この番組を見て、明らかに、ホリエモンの勝ちだと思った。 ホリエモンの言っていることは筋が通っていたし、筑紫哲也の反論は、もやもやとしいて、論理性がなく、ただのぼやきのように聞こえた。 このふたりの間には、明らかに世代のギャップがある。 ホリエモンはコンセプトを説明するのが下手なので、ネットの世界を知らない筑紫哲也を理解させることはできないし、筑紫哲也がネットの世界に触れることは一生無なさそうだから、このふたりが、いくら議論しても歩み寄ることはないだろう。 結局、メディア業界の権力者は筑紫哲也のような人ばかりで、ネットとメディアが融合した未来の姿を想像することができず、危機感もないというのが現状なのだろう。 今回の対談でわかったことは、ホリエモンのビジョンがわからないとか、事実を正確に伝えるジャーナリズムの精神がわかっていないというのは、ホリエモンに反感を持つ人達の詭弁であることだ。 真意を無視し、言葉尻を拾って、揚げ足を取っているだけである。 こういうところが見えてしまうと、ますますテレビ関係者達が信じられなくなってしまう。 どうも見ていると、筑紫哲也をはじめ、メディアをリードする人達は、自分たちがオピニオンリーダーとして国民を引っぱっていくという使命感があるようだが、ホリエモンから見ると、それは奢りに他ならない。 ホリエモンは、一方通行の既存メディアが度々、誤報し、メディアに登場する限られたオピニオンリーダー達が度々、ミスリードすることに問題意識を持っている。 ネットとの融合により双方向性を増し、誤報を訂正し、無視された情報を補い、ブロッガーなど、より多くのご意見番を通して、バランスのとれた世論形成がなされるべきだと主張している。 それに対して、筑紫哲也は、「ミスが生じるのはしかたがない」といった言い訳しかできず、ホリエモンのビジョンにまったく反論できなかった。 昨日の番組を見ると、ホリエモンにビジョンがないと批判する有名人達の実態は、ホリエモンのビジョンを理解する力がないということだったのか?と思ってしまう。 やはり、既存メディアの時代錯誤、努力不足については否めない事実であろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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