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カテゴリ:ビジネス成功法
実は、今月から産業カウンセリングの講座を受講することにした。
産業カウンセラーになろうということではない。 今の仕事に役立てたいというのが理由。 僕はコンサルティング会社に務め、主に財務・経理系の業務プロセスやシステムのコンサルティングを行っている。 コンサルティングという仕事は、クライアントに専門的な知識・ノウハウを提供し、クライアントの問題を解決するため有効なアドバイスを行うの仕事である。 しかし、専門分野の知識・ノウハウだけでは限界がある。 コンサルタントは経験を積み重ねることにより、問題解決方法の仮説を沢山持つことができるが、それを、そのままクライアントに適用しても、うまくいかない。 クライアント企業の組織、企業文化、経営者や改革プロジェクトの担当者の思い、これらは案件毎に違う。 こういうことを無視して、一方的に、こちらの仮説を当てはめても、うまくいかない。 結局、仕組みを変えても、人が、それについていかなければ、何も改善しないのである。 コンサルタントは、クライアント企業の経営者、従業員の気持ち、そして、その中での人間関係を把握し、十分配慮しなければ、クライアント企業を成功に導くことはできない。 また、大規模なプロジェクトになればコンサルティング会社側のプロジェクト体制も大きくなる。 コンサルタント個々のモチベーションや心のケアもプロジェクト成功のため大変重要になる。 僕も、これまで、こういう心の問題について、いろいろ苦労してきたので、何とかしなければと問題意識は持っていたのだが、いまだにちゃんとした答え(方法論)を持っていない。 チェンジマネージメントといった方法論はあるにしても、では具体的に、どのようにクライアントや部下に接していけば良いか、あくまで自分の経験を通して得たノウハウであって、それが客観的に見て正しいのかどうか?、より良い方法があるのかどうか?わからない。 こういう理由から、心理学を学びたいと、ずっと思っていたのであるが、健常者のやる気を高め、能力を発揮させるという目的が主なので、産業カウンセラーの講座を受講するのがもっとも近道ではないかと考たのである。 今後、この講座を通して学んだことを、日記に書いてみようと思う。 クリックで救える命がある お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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