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テーマ:ひとり言・・?(17621)
カテゴリ:心理学・カウンセリング
僕は昔から、落ち着いていて何事にも動じない人間に見られる。
地震のときも、表情を変えず淡々と仕事をしているらしい。 しかし、実際には、短気で、臆病な面もある。 地震の揺れが続くと、内心怖くて、ソワソワしている。 ずるい奴や生意気な奴を見るとムカッと腹が立つ。 嫌なことがあると、その後、しばらく、モヤモヤして落ち着かない。 それなのに表情には出ないらしい。 これは昔から、自分が、そういう人間でありたいとずっと思い続け、心の動揺が表面に出ないように自然と鍛えられているからかもしれない。 しかし、自分の態度が自分の気持ちに素直でないということはストレスが溜まっているということ。 結構、精神的にきつい。 まぁ、大人の男性が、すぐに負の感情を表に出すことは、常識的に恥ずかしいこと。 僕だけでなく、いい歳した責任ある立場の男性の場合、皆ストレスを溜めているのかもしれない。 大人は辛い。 では、この負の気持ちを、どのようにうまく始末すれば良いか? 良い方法がある。 僕は近頃、フォーカシングという方法を試している。 まず、自分に、モヤモヤ、イライラ、ヒヤヒヤ、キューッといった感覚が存在することに気づく。 次に、その感覚は、体の何処から生じているか探す。 僕の場合、胸、胃、喉、後頭部当たりが多い。 「あっ、これだ、これ!」と、その感覚の塊を認識する。 その塊を、決して敵対的に見ないで、優しく見てやる。 次に、その感覚を言葉で表現する。 「胸の奥に何か重いものがある」 「何か黒くて柔らかい塊が、ドロドロと動いて胸を圧迫する」 「.....」 そうすると、次第に冷静になり、そういう感じ方をしている自分がいることに気づく。 そして、いつの間にか心に落ち着きがでてきて楽になる。 これがうまくいくと、その感覚の原因が何かを探ろうと洞察に入る。 これは使える。 自分の気持ちに気付き、落ち着かせる良い方法が見つかった。 まだまだ初心者、いろいろ試してみよう。 ■マンガで学ぶフォーカシング入門 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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