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テーマ:たわごと(26898)
カテゴリ:ひとりごと
今年は自分自身、大きく変容した1年だったように思う。
一番大きな進歩は、現実認知力。 これにより、心の安定を保つことができるようになったことだろうか? 僕は、もともと、熱い人間で、納得いかないことには、すぐ怒りの感情がこみ上げてくるほうだった。 しかし、さすがに、いい年なので、むやみに怒りの感情を表に出してはいけないことをわかっていて、よほどのことがない限り、怒りの感情を抑え、理性的で平静な態度で通していた。 だから一層、心の中は、その度に、ストレスやフラストレーションの嵐が吹き荒れていた。 しかし、今は落ち着いている。 それは、冷静に現実を認知することができるようになったからだろう。 心のストレスは、何故生ずるか? それは現実と自分の価値観に大きなズレがあるから。 自分は本来こうありたい。 他人は、自分をこう見ている。こう期待している。 人は、こうあるべき。こうであってほしい。 世の中、こうあるべき。こうあってほしい。 しかし、現実は違う。 だから、イライラしたり、腹が立ったり、落ち込んだりする。 では、どうすればよいか? 現実は、そう簡単には変わらない。 自分には、できることと、できないことがあり、できることには限界がある。 他人は異なる価値観を持ち、変えようと攻撃的に主張しても、価値観や視点が違うので議論は延々と平行線をたどったり、相手は自己防衛に走ったり、逃げるだけ。 世の中は、常に変化しており、自分が思うように留まってくれない。 だから、一旦、冷静に現実を認め、無理な期待を諦めるしかないのだ。 それができるようになると、心が楽になる。 そして、正しい考えが思い浮かぶようになる。 人間は本来、建設的な方向に向かう力を備えているから。 しかし、こういうことは頭でわかっていても、いざ、自分のことになると、なかなかできないものである。 僕の、この1年の成長とは、この考え方が真実であることを経験を通して実感したこと、そして信念となったことだと思う。 成果としては、 営業成績が向上した!(クライアントとの信頼関係向上による) 会社での人間関係が改善した! 会社以外の人脈が増えた! かみさんとの喧嘩が減った! などなど。 人間は、歳をとって放っておくと、どんどん頭が固くなるもの。 人生の午後(40の大台)に入り、この成長は幸運だと思う。 何が自分を変えたのだろう?それは、 産業カウンセリングの勉強を通して心理学を学んだこと。 そして 父の死。 今年、5月の父の死は辛かった。 しかし、母の死、父の癌が発症して5年たった今年、やっと、愛する者の死が、どうすることもできない運命であり現実であることを認知できるようになったのだと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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