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テーマ:生き方上手(689)
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社会に出て長く生きていると、夫婦、家族、友人、上司、部下、顧客、提携先...いろいろな人間関係が築かれる。
こうした人間関係の中でもめごとを起こさず、うまくやっていくには、自分自身の価値観やエゴを一方的に通すことはせず、相手を思いやり、ときには譲り、協調していかなけれならない。 社会経験を積みながら、自分の性格も序所に訂正が加えられ、わがままな子供から協調性のある大人へと成長していく。 だから人は社会性が成熟するにつれて、自分は元々どんな気質を持っている人間なのか、わからなくなってしまうのではないか? 僕自身、人付き合いが好きだけど、一方、ひとりになって思考にふけることも好きだ。 外交的なのか内向的なのかと問われても答えられない。 また、大雑把な面もあるし、すごくこだわる面もあるので、神経質なのかどうか問われても答えられない。 こうしたことから僕自身いったいどんな性格なのかわからなくなっていた。 性格テストはいろいろある。 交流分析で使うエゴグラムは、簡単に性格を診断することができるので、日本でも普及しており、入社時などに受けた経験のある人は多いと思う。 確かにこのテストは、自分自身の思考の傾向や価値観を知る上で有効だと思う。 だけどエゴグラムの質問は、子供の頃の親との関係や、その後の育ち方、環境に大きく左右されるので、後天的な要素が強い。 ちなみに僕のエゴグラムの結果は、 CP(批判的な親の要素)→ B AP(受容的な親の要素)→ A A(合理的な大人の要素)→ A FC(自由な子供の要素)→ B NC(従順な子供の要素)→ C 性格のバイブル新版によると一言で言えば「心優しい自信家」 やさしく思いやりがあるんだけど、譲らない強情な面もあるらしい。 これは今の僕の表面的な性格を表しているのかもしれない。 しかし、エゴグラムは後天的な要素が強いので、経験を積む中で、また変わっていくもの。 しかし、人間には変わらない先天的な気質がある。 血液型は、否定はしないが、科学的ではない。 僕はO型だけど、O型と思い込んで生きてきた結果、O型っぽく振舞っているだけかもしれない。 じゃ、人間の変わらない気質はどうやって調べるのだろう? 僕の変わらない気質とは何なんだろう? 変わらない自分自身の気質を知ることは、今後の自分の生き方を考えていく上で有益だと思うし、他人を理解する上でも有益だと思う。 こうしたことから、知り合いの産業カウンセラーの先生に相談したところ、面白い性格テストを紹介してもらった。 SCT(文章完成テスト) 不完全な文章を、自由に補足し全文を完成させる。 たとえば「人生は...」「家族は...」といった後の文章を自由に書く。 この結果を専門家が分析すると、その人の気質がわかるそうだ。 早速SCTを受けてみた。 このテストはクレッチマーの理論に基づいている。 人間の気質は下記のとおり3タイプに分かれる。 Zタイプ(循環性気質) 太った人、柔らかく丸い、脂肪が多い、太っている。 Eタイプ(粘着性気質) 筋肉質、固い、筋肉質、骨太、たくましい。 Sタイプ(分裂製気質) 痩せた人、背が高く、やせている、弱々しい。 先生によると僕は、どうもSタイプらしい。 そうか! そういえば子供の頃はひっこみがちで、わあわあ騒ぐより、ひとりで空想を描いたりするのが好きだったなぁ 今の社交性は親の影響、仕事の影響で、本当は内向的だった。 しかし、参謀的な面はコンサルタントとして適しているのかもしれない。 最初は診断結果に抵抗感はあったが、よくよく考えてみると当てはまる。 面白い! こうした気質はずっと付き合っていかなければならないもの。 自分らしい生き方を考えていく上で参考にしていこう。 あなたは、何タイプ? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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