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テーマ:今日のニュース(1448)
カテゴリ:ビジネス成功法
村上氏が会見、インサイダー取引疑惑認める
やっぱり... さて、この世の中で成功する人は大きく下記の2タイプにわかれるのではないかと思う。 (1)人に希望を与え喜ばすことが得意な人 (2)人を追い込むことが得意な人 (1)の典型は長嶋とか、たけし、さんまのようなスター。 この人といっしょに仕事をすると楽しい、幸せと感じさせる魅力的な人。 この人についてゆけば何かきっと良い事がある、感動できると期待させてくれる人。 (2)の典型は、村上ファンドの村上氏とか、ホリエモン。 人にプレッシャーを与え、退路を断たせて、追い込み、自分の都合の良いように操ることが得意な人。 阪神株TOB、村上ファンド応募へ…経営統合固まる まぁ、こんな人達を例に挙げても、身近ではないのでピンとこないかもしれないが。 (1)のタイプは残念ながら、なかなかお目にかからない。 僕の会社では唯一社長ぐらいだろうか? 一方(2)のタイプは多い。 村上ファンドの村上氏の場合、奇麗事を言っても、心の奥には企業を追い込んで、良い条件を引き出し、儲けようという魂胆がミエミエである。 こういう手口を使う企業は一流企業にも多い。 聞いたところ、ある銀行は、取引先のシステムベンダーに「XXXができなければ、ここにX百億積んでくれるんでしょうね?」とか、直接金融での資金調達を増やし、銀行借入を減らしている取引先に対して「明日X百億円用意できるのは、弊行だけです」といったゾッとするような台詞を行員が皆、口癖のように連発するらしい。 会社の中の上下関係においても、上司が部下にプレッシャーをかけ、追い込んで、言いなりにさせようとすることはよくある。 売り上げのノルマなど短期的な成果を得ようと思ったら、人を追い込んで必死にさせることが一番てっとり早いから。 自分も、そういうプレッシャーの中で育ってきている場合は、それが当たり前だと思って、部下を追い込む。 しかし、こういうやり方は続かない。 万年、背水の陣では、人は参ってしまう。 だから、人を追い込むことだけで成功した人は、長続きしないように思う。 危機感を共有するのであれば、信頼関係が生まれるかもしれないが、一方的に相手の立場を追い込み、脅すようなことをすると、二度と信頼関係は回復しないだろう。 まして、今の日本で、こういうやり方をしては、若い人たちは皆辞めてしまう。 しかし、人を追い込んで成長してきた会社で、踏ん張り生き残ってきた人は、なかなか発想の転換ができず、繰り返してしまう。 夢だけで人を導き成功することは難しいかもしれないが、それ以上に危機感だけも難しい。 まして人を追い込み、恐怖心だけで長く統制することは不可能だと思う。 長続きするには、人の心を掴んでいるかどうか常に気を配る努力が必要。 知能指数が高くても、こういう当たり前のことを、わからない人が多いように思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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