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カテゴリ:ビジネス成功法
近頃、つくづくと感じることは日本の企業は、リーダーが育ちにくいということ。
「出る杭は打たれる。」 残念ながら、これが今でも日本の社会では成り立つことわざだ。 クライアント企業の中で、ビジョンを持った頭の切れる次長クラスの人が左遷されたケースを何度か見てきたし、僕の会社の中でも、非常に優秀な人材が上とぶつかって辞めていくケースが多い。 部下から信頼され、業務改革プロジェクトを成功に導き、会社に大きく貢献しているにも関らず、自分の考えを正直に主張することにより、上と衝突して、出世の機会を潰してしまう。 おそらく経営者には、YESマンを好む人と、意見をズバズバいう人を好む人の2つに分かれるのではないかと思う。 YESマンを好む人は、物事を考えるときに、経営という目的に対してどうすべきか?ではなく、自分の立場を守る上で、どうすべきか?を第一に考え、反対意見を言う部下を活かす努力はせず、安直に敵とみなして対処してしまうのではないだろうか? どうもこういうことをする経営者は団塊世代に多いように思う? まぁ、これは僕の経験だけ言っていることで根拠はないが。 しかし、古い体質の大企業には、実力があるのに経営者にまで昇っていけない人材が非常に多いように思う。 一方、中年の人材の流動化は、まだまだで、名の通った企業に勤めている中年サラリーマンは、転職は、家族や年収など経済的な条件を考えると躊躇して、現状に甘んじてしまうことが多いように思う。 しかし、今は景気が回復して優良企業は、人材不足が深刻な状況。 人材募集に年齢制限をしている会社が今でも多いが、年齢制限はやめて、40代の優秀な人材探しを積極的にやるべきではないか? 中年・管理職クラスの人材の流動化は、長い目で見れば、優秀な人材を活かせない会社は淘汰され、活かせる会社が成功することになり、日本経済界の活性化のため良いことだと思う。 ■なぜあの人は「イキイキ」としているのか 「この日本の現場に活力を取り戻すために何をなすべきかを考えようとした書であり、実務家が書いた手づくりの処方箋」 人材紹介会社社長のかずめさんと、かずめさんが参加されているAPO研(人と組織の活性化研究会)の有志の方が書いた本。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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