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カテゴリ:ビジネス成功法
■落ちる中間層
・あなたにも突然訪れる「中間層」からの脱落 ・「象牙の塔」も今は昔、大学教授もクビになる時代 ・公務員200万人がワーキングプアになる日 ・グローバル化の総本山を歩く ・これが日本の5年後?沈みゆく米国の中間層 今週の東洋経済によると、日本の中間層の殆どは、年収がじわじわ下がり、下級に落ちてしまうそうだ。 原因は、グローバリゼーションとIT化。 インターネットの普及などIT化が進み、今では、コールセンターやシステム開発など、中国やインドといった低所得の国家に移行が進んでいる。 企業間の競争がグローバルで激化すれば、当然賃金の低い国に業務がアウトソースされる。 日本はマイナーな日本語が公用語なので、外人にサービスを任せられないと思ったら大間違い。 グローバルに展開する日系企業にとって、日本人を多く抱えることは、コスト面で競争力を失う。 国際競争の中で生き残るには、やはり、日本語教育をしてでも、賃金の安い海外に移行していくだろう。 僕も、コンサルティングの仕事をしていて、この方向は残念ながら間違いないと思う。 グローバル化だけでなく、企業のIT化は確実に加速する。 日本版SOX法(金融商品取引法、新会社法など)により、企業の内部統制に関する報告義務が課されると、ITによって企業グループ全体の業務プロセスのリスクを削減していかないと、内部統制の業務負荷や人件費が大幅に増加してしまう。 おそらく人を多く抱えるよりは、IT化した方が長期的には割安になる。 となれば、定型業務しかこなせない人材は、ますます不要になり、業務改革をリードできる人、プロジェクト管理ができる人など少数の人材が高く売れる時代になっていく。 二極化は避けて通れない。 これが僕の実感である。 では、日本人はどんなスキルを身につけるべきか? 次の日記で書きたいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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