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カテゴリ:ビジネス成功法
今日は前回の日記の続き。
全米で200万部をこす大ベストセラーとなった、トーマス・フリードマン著の『フラット化する世界』。 著者は本の中で、今後、世界中の人間を巻き込んだ競争が始まり、先進国のビジネスパーソンはインド、中国、ロシアと言った発展途上国のエリート達との戦いを強いられると警告している。 この戦いの中で、先進国の中間層の殆どは、崩れ、下級へ落ちてしまう.... では、そういう『フラット化する世界』で、生き残れる人材は、どんな人か? フリードマンは、下記のタイプだと言う。 (1)偉大な適応者 ・何でも屋になる ・常に新たな知識を身につける ・幅広い視野を持つ (2)偉大な、てこ入れ役 ・問題の根本原因を突き止める ・完全な解決策を編み出す ・実行して再発を防止する (3)熱心なパーソナライザー ・顧客のことを深く知る ・パーソナルな味付けをする ・熱心で客を喜ばせる (4)偉大な、まとめ役 ・社内の共同作業をまとめる ・多元的な労働力を管理する ・ローカル向けに微調整する (5)偉大な説明役 ・複雑なことを簡単に説明する ・モノではなく助言で稼ぐ ・人に説明するのが上手 (6)偉大な合成役 ・異種の専門分野を合成させる ・異種の人間を融合させる ・異種のサービスを合成する なるほど、もっともだと思う。 僕も仕事の経験から、具体的なロールモデルが浮かび上がってくる。 僕の会社のAさんは『偉大な適応者』 BSCや内部統制、ホットな経営課題については、いつも第一人者になり、 社内プロジェクトを推進する。 クライアントXX社のBさんは『偉大な説明役』 子会社の経理のおばちゃんに業務改革の内容を例え話を交えて、上手に説明し、抵抗勢力から味方に変える。 共通点はコミュニケーション能力。 しかし、これだけでは、もたない。 一時的に成功しても継続して活躍するには、メンタルのタフさが必要。 逆に、上記のどれにも該当しないが、メンタルが強く、決してへこたれない人は、いつか認められるように思う。 『メンタル・タフネス』(著者: ジム・レーヤー ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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