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カテゴリ:ひとりごと
感動!動物スペシャル「チンパンジー密着記録~マハレの森の大騒動~」
人間に最も近いといわれるチンパンジー チンパンジーの社会を見ていると、恐ろしいほど人間社会に似ている。 力の強いオス同士が権力闘争を繰り広げ、勝ったものが集団のリーダーになるが、 ちょっと隙を見せると、いつの間にか立場が逆転し、今日のリーダーが明日には、いじめられっ子になってしまう。 昔の人間社会のように下克上の世界。 メスはメスで、オスの権力闘争に介入して、人気のないオスの邪魔をすることもある。 一方、人間社会の歴史を見ると、民主主義が主流の時代はほんの僅かで、過去の歴史において大部分が権力を握ったものが支配する社会がである。 民主主義のこの時代においても結局は格差社会 地位を得た者が、地位のない者を制する社会 人間の本能はチンパンジーと大差がないということか? 少なくとも民主主義社会に生きる我々人間は、誰もが差別なく平等に権利を主張し、何かを得ようとしたときに、平等に競争の機会が与えられるはずだし、負けたとしても最低限の生活が保障されるはずだ。 民主主義こそがチンパンジーと違う人間の叡智ではないだろうか? しかし、この世の中には、裏表のある人間が多く、表向き民主主義を支持しても、本音では差別的で、支配・従属の関係に生きる人達がいる。 先日の柳沢構成労働大臣の発言も、要は、本音が出たと言うこと。 こういう人達が極端な方向へ進むとナチスのようなファシストになってしまう。 自由・平等を守るよりも、権力に依存し、支配し、支配されることで安住の地位を得ようとする人。 いわゆる権威主義的パーソナリティーというやつだ。 こういう傾向の人は、特定の人種に限らず、どこの国でも存在する。 人間の本質の弱い部分 自分がどの程度、こういう傾向があるかは、アドルノというドイツのユダヤ系哲学者が考えたといわれるアドルノF尺度で測ることができる。 僕は詳しいことは知らないので、どれだけ信憑性があるかわからないが、下記のページでリアルタイム測定できる。 アドルノF尺度測定ページ( http://www.naokia.com/fscale/fscale.html ) ためしにやってみたら僕のF尺度は、1.6(ポポロ階級(男性))であった。 ポポロ階級が、どういう意味なのかよくわからないが... 権威主義的パーソナリティーではなさそうだ? しかし、この世の中、結局、権威主義的パーソナリティーの強い似たもの同士の争いに、平和と自由を好む人間が巻き込まれ被害を受けているように思われてならない。 北朝鮮の金正日、アメリカのブッシュ、日本の安部首相、東京都の石原知事 偉大なる将軍様 アメリカの正義 美しい日本 どれも一方通行 似たり寄ったりではないか? 古臭い大企業やワンマン社長の会社も同じ。 鶴の一声がまかりとおっている。 チンパンジーと変わりない。 力関係や上下関係ではなく、民主的に役割を決め、役割を担う人が自分の責任と権限の範囲で物事を決める。 範囲を超えた問題は話し合って調整する。 こういう社会や組織を目指すのが人間ではないだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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