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カテゴリ:ひとりごと
日本の「寿司ポリス」に巻き入る―フィナンシャル・タイムズ
日本食が外国で一風変わったものに改変されていく。 ・カリフォルニア・ロール ・テリヤキ・チキン ・ロンドンの「ワガママ」が出すチリ・ビーフ・ラーメン。 ・寿司を、宮保鶏丁(クンパオ・チキン、鶏の辛口炒め)と一緒に出すレストラン 「日本食」を名乗るレストランの急増を懸念する日本政府は、ついに対策に乗り出すことにしたそうだ。 農林水産省は、海外で「本物」の日本食を出す日本食レストランを「認証」する制度を、早ければ年内にも導入する方針。 う~ん、しかし...日本政府が何でそこまでする必要があるのだろうか? 美味しいと思う人がいれば、それでいいじゃん。 うちはビーフシチューにご飯と味噌汁だぞ。 これも安部政権の影響? 昨年、安部首相がNHKに圧力をかけた問題を知って、どうも、この人は異なる意見や価値感を強引に潰そうとする傾向のある人だなと警戒していた。 近頃、安部首相にまつわる出来事を振り返ると、やはりと思ってしまう。 これは安部首相だけでなく、人間には、こういう傾向の強いタイプがいて、安部内閣をはじめ、今の政府には、こういうタイプの人が集まっているということだろう。 このタイプは、『権威主義的パーソナリティ』と呼ばれる。 『権威主義的パーソナリティ』の特徴は、 (a)因襲主義 (b)権威への服従 (c)人種的宗教的などの偏見と差別意識 (d)反民主主義的イデオロギーを受容しやすい。 (e)型にはまった紋切り型の考え方(ステレオタイプ) (f)勝てば官軍(Might is right.)、権力や金力、腕力のある者になびいていく。 (g)人間を物のように考え、人を利用しても平気 (h)自分の集団だけに忠誠心を感じ、他の集団には冷淡 社会心理学者のE.フロムは、これをサド=マゾヒズムとしてとらえ、権威ある者への絶対的服従と自己より弱い者に対する攻撃的性格の共生としている。 これを尺度化してとらえようとした人が、前回の日記で紹介したアドルノで、その尺度がアドルノF尺度である。 ファシズムを受入れたドイツ中産階級は、『権威主義的パーソナリティ』の典型。 そういえば柳沢厚労相の女は『産む機械』発言は、『権威主義的パーソナリティ』の特徴をよく表した発言である。→ (c)(e)(g) また、今日のニュースでも、子供をふたり持つことが健全という発言をしているが、彼の特徴を裏付けている。 厚労相「若者は子供持ちたいという健全な状況」 健全とはどういう意味? また、安部政権下では、下記の問題も。 タウンミーティングやらせ質問 首相給与100万円返納 → 人を騙し、利用しても平気 しかし、人は誰も、多かれ少なかれ、こういう弱い部分を持っている。 いじめ問題は、人間のこういう傾向が原因だと思う。 他人の振り見て我が振り直せ。 自由・平等・民主主義 時には面倒だったり不安に感じたりするけれど、 これが人間の叡智 人間はチンパンジーとは違うんだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.02.07 20:20:41
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