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カテゴリ:ひとりごと
亀田のお父さんを見ていると、正直に非を認め、謝罪した方が良いと思うのに、頑固だなぁと思う。
これは彼のいろいろな苦労の経験から備わった価値感に起因するように思える。 僕は、人間観には下記の2つに大別されると思う。 (a)人間は皆不完全である。 しかし、誰もが建設的に成長する可能性を持っている。 人間は差別なく存在そのものに価値がある。 失敗は許される。 人間は平等である。 人は皆価値感が異なる。 共存共栄を願う。 (b)人には完全な人間と不完全な人間がいる。 完全な人間は価値が有り、不完全な人間は価値が無い。 失敗は許されない。 人間は支配関係があって当然だ。 価値感はひとつ。正しいか、誤りかのどちらかである。 勝つか、負けるかだ。 亀田の父さんは、おそらく(b)の人間観を持っているのではないか? このタイプは人生の逆境をハングリー精神で乗り切ってきた人に多いように思う。 確かに何かに打ち込む場合、その極端な考え方をエネルギーに変えて成功することはあると思う。 しかし、安定はしない。 人がどのような価値感を持つかは自由ではあるが、(b)の信念を持っている人は、失敗したときに破滅的な行動をとる可能性が高い。 本人に対して「本当にそれで良いの?」と問いたくなるし、その行動に巻き添えになる関係者は可哀想だと思う。 様子を見ていると、お兄さんの方は世界チャンピオンになる位だから、合理的な頭脳を持っていて、切り替えが早いように思う。 弟の方は、まだ未熟な感じがするけど、若いだけに、良い指導者にめぐり合えば、切り替えも早いと思う。 カムバックを期待したい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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