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カテゴリ:心理学・カウンセリング
問題を解決すること。
人であれば誰もが、生きていく上で、必ず行っている活動だ。 しかし、問題の捉え方は、人によって違うのではないだろうか? 問題の捉え方は大別すると下記の2つになると思う。 (a)問題は不快なもの。存在してはならないもの。 (b)問題は、夢や目標を達成する上でのハードル あなたは、どちらの傾向が強い? (a)のように捉えると、人は問題探しに執着し、自分や他人や組織の欠点が、すべて問題に見えてくる。 また、問題の原因を追究していくうちに、怒りや嫌悪感が増幅し、ストレスが溜まり、精神的に落ち込んでいく。 こんなことばっかり考えていると、人生が、どんどん辛くなっていくのではないか? しかし、そもそも問題=欠点ではない。 (b)のとおり、夢や目標といった欲求があるから問題は存在するもの。 夢や目標を達成する上で支障になっていない欠点は問題にはならない。 大事なことは、夢や目標といった欲求を満足させること。 夢や目標を達成するために、今何をすべきか?を考えることが一番大事なのである。 今把握している問題が、本当に重要な問題か? その問題を解決しなくても、他に夢や目的を達成する方法はないか? 欠点を無くすことは、簡単ではない。 むしろ、自分の長所や潜在力を活かすことの方が、夢や目標を実現する上で有効ではないだろうか? これは組織においても言えることだと思う。 組織の夢や目標を共有していない状況で、組織のリーダーが、組織や部下ひとりひとりの欠点を粗探しばかりしていると、組織全体が暗くなり、活力が無くなってしまう。 大事なことは、組織の夢や目標に組織のメンバーが共感し、それを達成するために何をすべきか?自分はどのような貢献ができるか?を真剣に考えることだ。 自分の長所や潜在力、組織の長所や潜在力を活用し、どのように夢や目標を実現していくか? 組織のリーダーだけでなく、メンバーひとりひとりが当事者として、深く考え、主体的に解決していくことが重要だと思う。 ■解決志向のアプローチ ★個人向けには、解決志向ブリーフセラピーが参考になる。 ★組織向けには、AI(アプリシエイティブ・インクワイアリー)が参考になる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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