話題の映画「ソーシャルネットワーク」
仕事を早く終わらせて、話題の映画「ソーシャルネットワーク」を観てきた。この映画は、言わずと知れた世界最大のSNS 「Facebook」の創始者マーク・ザッカーバーグの起業成功物語。ハーバード大学のオタク系学生だったマーク・ザッカーバーグは彼女に振られた腹いせに、仲間と、大学のコンピュータをハッキングして得た女子学生の身分証明写真をインターネット上に公開し、公開した女子学生の顔を比べて勝ち抜き投票させるゲームを作って公開した。これはさすがに大学に見つかって処分されたが、この延長線上に今の「Facebook」がある。要は「女の子と知り合いになりたい! お金持ちになりたい!」という強い欲求が、成功のエネルギー源となっているのだ。ゴールデン・グローブ賞4冠に輝いた名作だけに、人と人との絆とか、愛とか信頼とかがテーマなのかと思って観ることにしたのだが、内容は、まったく逆で、欲望と裏切りと若さゆえの失態の連続。期待はまったく裏切られたのだが、逆に、その意外性が面白かった。やはり文明の発展には、目的は何であれ、こうした異常なまでの貪欲さが必要。人間性も傷つき、傷つけられる経験を通して深みが増してくるというもの。いや、しかし、これが日本だったら一度の失敗で、再起まで相当時間がかかるだろうな?足を引っ張っては駄目。戦争や暴力さえ起こさなければ、ある程度、若者のやることに目をつぶらなきゃ。【送料無料】フェイスブック 若き天才の野望価格:1,890円(税込、送料別)