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カテゴリ:国際結婚
題名の通り、先日プロポーズされた。
それは彼がヨーロッパから帰ってきたその日にあった。 彼は、ウィーン滞在中にメールにて、君にすごく大きなサプライズがあるんだよ。 といった。 私はなんとなく、ダイヤモンドのジュエリーのような気がした。 空港にて彼をピックアップして、その足で私達は夕食を食べにでかける。 ブースの席にてピッタリと私達はすわり、ラブラブ絶好調だった。 彼は「はいお土産♪」と嬉しそうに私に手渡した。 それは 私の好きなグスタフ・クリムト のスカーフだった。 去年もらったものと同じ絵 今年もらったものと同じ絵 私はそのスカーフをその場で着けて彼に見せる。 すごく綺麗な色のシルクのスカーフ。その絵をみるだけで幸せになった。 宝石ではなかったけれども彼の気持ちがすごくうれしかった。 おいしい食事が終わる頃、彼は、ねえ、そのスカーフがビックサプライズだとおもう? といきなり切り出した。 実は・・・後もう一つサプライズがあるんだよ。 (あ、やっぱりダイヤモンド・・!?) 彼は「家でロマンティックな夜のためにそのサプライズは取っておこう。」 といい私達はすぐに帰路についた。 家に帰ると早速彼はウィーンから買ってきた 白ワインのボトルを氷付けにして冷やし、リビングにキャンドルを点し始めた。 ロマンティックな雰囲気を演出してくれている彼をみて、私は心の底から ”彼は本当に私が側にいなくて寂しかったんだな~~~~” と思っていた。隣に寄り添って座り、ワインで乾杯をして、長ーい長ーいキス。 久しぶりのロマンティックなキスだったもので、少し照れてしまった。 その後、彼がサプライズの品をズボンのポケットから出す。 それはきっとピアスか?ブレスレット?うーん。ペンダント?とか、想像していた。 ロマンティックな中のこのビックサプライズはやはりダイヤモンドのような気がした。 それでも私はまさか指輪が出てくるなんておもってもいなかった。 その四角い小さい箱をみたとき?あれ?指輪でいいんだろうか・・・。とおもった。 箱を開けて中の指輪をみたとき、 私は硬直した。すごく可愛くて、すてきな指輪がハロー♪ と・・・・微笑みかけていたのだ。 で、(これは婚約指輪?それとも、たんなるプレゼントだろうか・・・) という思考が頭の中でグルグルまわると同時に、彼は私の手をとり、まっすぐな目で私をみて 「めんたいこ・・・・」と私の名前をいって、 あの、夢に見た 「Will you marry me?」 といった。 というわけで、題名のごとく、私は念願のプロポーズを ビックサプライズ!!!! されてしまった。 私は彼の思惑どうりにびーーーっくりして 涙がボロボロ出てきて、彼に抱きついて・・・そのまま、泣いた。 そしてyesではなく 「・・ありがとう~・・」といってしまった。 ・・・ハッ・・それはセリフが違うでしょう!と思う暇もなく 彼は、「それで、・・・返事は? 結婚してくれるの?」ともう一度きいた。 ・・もちろん YESよ!と返事をした。 (そんなの決まっているじゃない!) 私はその夜のことを一生忘れることは出来ないとおもう。 彼は、ウィーン滞在期間に隣国へ小旅行に出て、 そこで立ち寄った宝石店で地元で作られた指輪を買ってきてくれた。 クラシック音楽の好きな私に、その発祥地で指輪を買おう!とおもっていたらしい。 いつか指輪の出来た地へ二人でおとずれようね。と約束した。 次の日もなんだかまだ信じられなくて、なんだかぼけーっと抜けたようになってしまった。 朝、彼は私の重い荷物を車まで運んでくれた。 見送る彼にキスをしてさよならをし、いつものように学校へむかう途中、 一昨日前の思い出が溢れ出し幸せで胸が一杯になった。 何処までも続く青い空の下を運転しながら私は彼のことを考えてつづけていた。 出会ったときのこと、そして2年半の歳月をかけて少しずついろんなハードルを乗り越えてきたこと。 二人はもう駄目なのではないかと思うほどの喧嘩をしたこと。 そして、この先ずっとずっと彼のように素晴らしい人と生きていけると思うと涙が止まらなくなってしまった。 彼に出会えてよかった。 私は本当に世界一幸せだ~ 私の気持ちは時が発つにつれてじわじわとますます嬉しさが増していっている。 この喜びは、結婚後もずっと永遠に増し続けるのだろうと思う。 はあー。生きててよかった。 これまで二人のことを見守ってくださった皆さん。本当にありがとう~! ようやく、彼のフィアンセになれました。 ☆応援ありがとう☆ ☆初めてご訪問の方へ☆ 目次です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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