☆らびあんろーず☆

先週末からまたアトピーが悪化したため、一歩も家から出ない生活。
でも今日はどうしても行かなきゃならないところがあって、四苦八苦しながら
何とか赤い顔をごまかし（多分、ごまかせてない^^;）世間の目から逃れるように、そそくさと家に帰ってきた。
アタシ以外、誰もチェックしないので、ポストから溢れそうになった数日分の郵便物を取り出す。
エレベーターの中で郵便物を確認していると、請求書やDMに混じって
見慣れぬ一通の封書が目に留まった。
淡いブルーの、差出人にまったく心当たりのない不思議な手紙。
「何？これ。(-_-;)」

新しくできた近くのオフィスビルに入っている《法律事務所》からだった。
宛先は、確かにアタシ宛になってる。
自慢じゃないけど、法律関係の知り合いなんていないし、そういう案件に関わったこともない。
「何だよ～。(>_<)　気持ち悪いなぁ～。」
ちょっと躊躇いながら封を切ると、思いもよらない内容が目に飛び込んできた。
それは『桃源クリームの件で起訴された被告人の弁護士』からの手紙で、
その本人から被害者へ向けた言葉が綴られていた。
※《桃源クリーム》については、ブログを始める前に別のところで日記を書いているので下記に付け足しておきます。※
手紙の内容には触れていいのかどうか判断しかねるので、ここでは省略するが
内容の信憑性はともかく、別のことが気になってしまった。

今回の件で、アタシがコンタクトを取ったのは警察のみ。
住所や名前は、そのときに伝えた。
もちろん、当事者である被告人の弁護士が、被害者の情報を知る必要、権利はあると思うんだけど、
それがいつのまにか、まったくこっちには知らないところでやり取りされてて。。。
ちょっと怖いな、って思っちゃっいました。
いや、それがいけないとか、どうこうってことじゃなくて。。。
こうやって、《個人情報》なんて簡単に、あっちこっち動いてるんだな～って。
従業員が顧客情報を持ち出したとか、フロッピーディスクが紛失したとか、
そんなのは日常茶飯事で、持ち出すまでいかなくても、そういう情報を見ようと思えば
意外と簡単にチェックできるってこと、何よりアタシ自身が経験してるしね。（笑）

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夕べ、オリンピックを見ていたら、途中でニュースの時間になった。
少しづつ押し寄せる睡魔に流されかけていたとき、
ふと、耳に、ある言葉が飛び込んできた。
「トーゲンクリーム」「アーレフ」
え？？何っ？？
ハッと我に帰り画面を見ると、男性の映像が映って消えたとこだった。
今・・・立川市の中野なんとかって出てたよね？
「トーゲンクリーム」って・・・桃源クリーム？？
え？？アーレフって・・・オウム？？？

昨年、突然発症し、ワケのわからぬまま悪化の一途を辿っていた
アトピー性皮膚炎の地獄のような日々の中で、もう本当に
「治るなら何でもいい！！(>_<)」って極限状態だった頃、
インターネットでその商品と出会った。
《漢宝堂》という、いかにもそれらしい名前のショップで売られていた
《桃源クリーム》は、『ステロイドは一切使用していません』
『効果がなければ返金します』という謳い文句で、
何とかステロイド処方に頼らず治したい！と切望する
多くのアトピー患者の心に希望の光を投げかけていた。
10gで8000円という価格、ステロイド不使用の根拠（証明）など
「大丈夫なの？」と疑う要素も、もちろんあった。
普通なら「アヤシイ～(>_<)」って通り過ぎてしまうシロモノ。
でもその時はもう、そんな余裕もなかった。
とにかく、一日も早く、その状態から逃げだしたかった。
「試してみよう」
治まらない痒み、変わり果てた自分の顔、着実に広がってゆく
疾患部への恐怖・・・耐え切れず、1週間ほど迷った末に購入を決めた。
支払方法を確認する時、どこかで立川という文字を見た。
自分の生まれ育った地名だから、それだけ頭に残っていた。

《桃源クリーム》は、そりゃもぉ効きましたよ。
塗った翌日には、赤味も引いて痒みもない。
その瞬間にわかりました。
「これは・・・ステロイドだ(-_-;)」
でも、症状が酷いときはそのまま使い続けた。
だって楽になれるんだもん。
それでも心のどこかで「もしかしたらステロイドみたいな
即効性のある成分が中国にはあるのかもしれない♪」と
淡い期待でステロイド説を否定していた自分がいたのも確か。^^;
それがまさか、よりによって「プロピオン酸クロベタゾール」という
最強ランクのステロイドだったとはね。。。

中野という人が信者なのかはわからないけど、
アーレフが絡んでいたことは事実のようです。
8000円の内、4500円が信者の取り分とどこかに書いてあった。
相手が相手だけに（？）捜査本部が設置されていたので、
「クリームを購入した」と報告しました。
「これは立派な詐欺なので、何とか出来るよう頑張るから」と
励まされ（？）た。
別に「騙されたー！(>_<)」とか、落ち込んだりとかはしてないけど、
「金返せー！(>_<)」とは思う、かな。（笑）
何となく疑いながら、ステロイドだと確信しながら、
それでも使っていた自分も自分だけど、こういう
人の弱みにつけ込んだ商売ってのは、やっぱ許せないよね。
これは何でもそうだろうけど、その苦しみってのは
その本人にしかわからない、どうしようもない時もあるのだから。

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