☆らびあんろーず☆

所用で霞ヶ関まで出かけたついでに、ふらっと赤坂に寄ってみた。
何故、赤坂かというと・・・まったくの思いつき。（笑）
最初は、日比谷公園でのんびり“ひなたぼっこ”でもしようかと思ってたんだけど
地下鉄の構内で《丸の内線》の表示を見た瞬間、「そうだ！日枝神社にお参りしよう♪」と思い立った。
その存在は昔から知っていたし、何度も前を通りがかったことはあるんだけど
一度も行ったことがないんだよね～。
たまに強い風が吹くけどポカポカ陽気だし、せっかく都心まで出てきたんだから
このままトンボ帰りじゃもったいない気がするもの。^^;

赤坂見附の駅を出て東急プラザ側の道をぶらぶらと歩いていくと
正面の大階段より手前に《稲荷神社》への案内表示を発見。
テレビや雑誌で見た覚えのある、あの赤いノボリ（？）がズラ～っと並んだ狭い階段よね！
引き寄せられるように、そちらへ足が向く。
都会の真ん中、すぐそこの大通りを車や人が行きかう平日の昼間だというのに、
そこだけまるで別空間のような静寂、誰もいない階段を一歩一歩踏みしめて上がると
急にものすごい歓声が聞こえてきた。「な、何っ？！」
生い茂った木々の隙間から、すぐ裏手に学校らしきものが見えグランドで何かスポーツをしているようだ。
この静と動が、不思議なコントラストを織りなし共存している。

さすがに平日とあれば境内も人はまばら、笙の音が流れる中、ゆっくりと正式なお参りをしてみた。
二礼・二拍手・一礼、おまけに鈴も鳴らしてみたり♪（笑）
しばらくボーッと佇んでいると「こんにちは」と着物姿の女性に声をかけられた。
《桃の茶会　ご案内》と書かれた紙を渡され「どうぞお寄りください」と誘われたのは
巫女さんたちがもてなしてくれるお茶の会、礼儀作法など関係なく煎茶とお菓子がふるまわれるらしい♪
たまたま開かれていたイベントに遭遇するなんて、早くもご利益か(^m^)♪
仕事で近くに来たので立ち寄ったという男性と、娘さんの家から散歩に来たという小母様と一緒に
丁寧にいれられた煎茶と、どこかからお取り寄せしたという上品な和菓子をいただいた。
街の喧騒が嘘みたいに、ここでもまた、非日常の空気が流れていた。

再び神殿に立ち寄ると、何かの儀式のようなものが始まったところだった。
衣装をまとった女性がお祓いをしてもらい、その後、現代風な歌に合わせて舞始めた。
それを見ていた青年が涙を拭うような仕草をしている。何だろ？身内の方かしら？
舞が終わり、神主さんと巫女さんが立ち去った後、今度はその青年がカンフーのような
武術と歌舞伎が混ざったような創作ダンス（？）を踊り初めた。何っ？！何なの、これ？？
まったくワケがわからなかったけど、すご～く貴重な体験をした気がする。(爆)

そうそう♪前に何かで見て頭の片隅に残っていた《猿の神様（？）》を見つけたので
さっそく体を撫でてお願いごとをしてきた。
何のご利益かは・・・ココの【豆知識】を見てね♪（笑）