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カテゴリ:お気楽~観劇日記~
〔市川右近編〕といっても、二幕からしか観ていないので(>_<)とりあえず〔市川段治郎編〕との違い、かなぁ。(^0^ゞ
来週の土曜、右近クンのタケルをちゃんと観劇するので、感想はまたそのときに。(笑) まず印象に残ったのは、何といっても、その存在感の違い。 “存在感”っていうと、ちょっと違うかな?むずかしいな、言葉って。^^; ん~、何て表現したらいいんだろう。。。 とにかく段チャンタケルは背も高いし、顔はキリリ系で綺麗だし、あの重そうで派手な お衣装にも負けない舞台映えする華がある。えっと、ヴィジュアル系?(笑) セリフは感情コメコメで勢いがあるし、そうかと思うと天然のほほん系で母性本能くすぐるし。(爆) 一方、右近タケルはナチュラルっていうか、板についてるっていうか、 人間として出来てる感じ? セリフもこなれてるし、間の取り方とか、感情が切り替わる瞬間が自然で、 物語の流れを安心して見ていられるというか。(笑) だから余計に落ち着いたタケルに感じるのかなぁ、段チャンタケルよりオトナっぽい。 ふと思ったんだけど、あのタケルはいったいいくつくらいの人なんでしょう?^^; 最初は多分、10代とかだよね? 少なくとも段チャンタケルを見てると“少年”って感じがするもの。 大きな甘えたさんの坊や。(爆) 右近タケルの良かったとこは、二幕の終わり、走水でのお別れシーンで 心の奥底から絞り出すような悔恨の念と悲しみが、じわりじわりと伝わってくること。 決して絶叫ではないんだけど、“心の叫び”というか、タケルの心が血を流している切なさに ヒジョーに心を打たれました。 段チャンタケルの激情叫び型もすごく好きですけどね♪ これは大きな違いだったかな。 それぞれの持ち味が活かされてる代表的なシーンではないでしょうか。 話が前後するけど、らび☆ミ的にツボにはまっているのが、二幕の頭、熊襲(くまそ)から 戻ってきたタケルに、帝が「最も美しいものと最も大きなものをあげよう」と まず兄橘姫(えたちばなひめ)を引きあわせるんだけど、二人は久々の再会を喜び、 見つめ合ったり、手を取り合ったり、結構イチャイチャするのよね。(≧▽≦) で、次に問題の「大きなもの」蝦夷の国の征伐を言い渡される直前の二人の様子が 見てられないほどらぶゥらぶで(爆)すっごい可愛いの♪おままごとみたい。(笑) これは、どちらのタケルも同じでした。どっちも超~らぶゥらぶ(爆) あと、タケルではないけれど、今回もしっかりチェックしてきましたよ~!(^0^)/ 三幕、尾張の国造(くにのみやつこ)の館での、みやず姫の母上のアタフタぶり。(爆) もぉほんっとにおかしい!この人、絶対おかしいからっ!! 皆様も要チェックでございますぞ♪(^m^) でも、この母上役の市川延夫さん、一・二幕では何と! 相模の国造(くにのみやつこ)ヤイレポを演じてる!! ひゃぁ~。変われば変わるもんだ!\(◎o◎)/ すっごい芸の幅広さに脱帽。 三幕でのクライマックス、さすがに右近クンは魅せますね~。 個人的には、大きな体でダイナミックに闘い、大げさに傷つく(笑)段チャンタケルが 好きですけどね。^^; 戦いで傷を負い、死を目の前にしてタケヒコたちに語りかけるシーンは、右近タケルの “気”に引き込まれます。 ただひとつだけ、「かんざしは、こぅ。。。」って言うところ(観た人にしかわからない表現でゴメンなさい!) あれは、ダントツに段チャンのが好きっ!! 理由なんて無い。まったくの勝手な好みです。あしからず。(^0^ゞ 最後に、白鳥になってお墓の上で舞うところ(文字にすると笑えるな^^;) 長い手足がより大きく見えて段チャンタケルは圧巻。 そのせいか、右近タケルは違和感ないというか、お墓とのバランスもとれていた。(笑) 決めゼリフの「天翔ける心・・・」は、やっぱ右近タケルがはまってるかなぁ。 あぁ、羽ばたいてゆくのね、自由な空へ・・・♪みたいな。(≧▽≦) あれれ?タケルのことばっかでタケヒコのことが書けなくなっちゃった。^^; じゃあ、そちらは後日ということで。 あと、演技とはまったく別のことなんだけど、右近クンと段チャンの大きな違いを発見。 右近クンは、よく客席を見てる。 こないだはタケヒコ役(主役じゃないという意味)だったからかなぁと思ってたけど、 どうやら違うらしい。 自分が主催する会も持ってるし、これまで何度も“主役”を演じているから 勝手がわかるし、余裕があるのかな。 生の舞台、やっぱりお客さんの反応って気になるもの。 そういうところも含めて、兄貴分というか、〔スーパー歌舞伎〕を受け継いでゆく 責任ある人って感じました。 対して段チャンは、常に正面を見ている。タケヒコ役でもそうだった。 誰かが喋っていればその人の方を、自分が喋るときはもちろん、他の人の話を聞いてるときも、 ほとんど客席に視線を落とすことなく、真っ直ぐに前を見ていた。 とにかく真剣、演じることに一生懸命なんだなぁと、ちょっと感動しちゃいました。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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