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テーマ:男と女のエトセトラ(39)
カテゴリ:お気楽~ひとりごと~
ポストに見慣れぬハガキを見つけた。
パソコンで印字された宛名、通常と違う記念切手らしき絵柄、裏を返すと細かい文字が並び、 一目で何かの案内状か挨拶状だとわかった。ワタシ宛のこのハガキ、差出人は・・・?? 住所と名前以外、見事なカタカナと数字の羅列。一瞬、「何じゃこりゃ?」(^▽^;) その中に埋もれるように、見覚えのある漢字がようやく目に飛び込んできた。 あぁ!○○サンだぁ♪♪♪(*^0^*) それは、某外資系銀行で支店長などを務めていた友人からの、転職のお知らせだった。 彼とは、大手都市銀行の小さな支店で出会った。 結婚して引っ越すことになり、それまでの仕事を辞めて1年ほど専業主婦をしていた頃、 たまたま立ち寄った銀行のロビーで『派遣社員募集』のリーフレットを何気なく 手にしたのがキッカケで、その銀行でパートタイマーとして働くことになった際、 配属された支店で外為のエキスパートだったその人は、自分が忙しい時でも、 わからないことがあって戸惑っているワタシに気付くと声をかけてくれたり、 手が空いていると仕事を分けてくれたりして、何かと面倒をみてくれた。 そして普段の彼は、とてもチャーミングなキャラクターの持ち主だった。 銀行員、ましてや大手都市銀行というと、堅苦しく真面目でつまらない人たちという 勝手なイメージを持っていたのだが、少なくともその支店の人たちは違っていて、そりゃまぁ、 それまでワタシが接していた世界の人間とは一線を画すものがありはしたが(^_^;) 支店長を始め、同年代の副支店長や課長、営業の人たち、女子行員さん、そして同じ派遣仲間と、 フレンドリーで親切な人ばかり。 小さな支店だったせいか、みんなが仲良しで、歓送迎会など飲み会は本当に盛り上がった! 今でも時々、当時の仲間が集まって他愛のないお喋りを楽しんだりしてる♪ ワタシが働き始めて1年も経たない内に、エキスパートの彼は東海地方の要となる支店へ 栄転していった。確か、いきなり副支店長クラスだったような。。。 これにはホントに驚いた!\(◎o◎)/ 当時、彼はまだ20代だったはず。 その後、某外資系銀行に移った時は「ヘッドハンティングか♪」と勝手に納得した覚えが。(笑) その外資系銀行の支店長として関西在住だった頃も、時々メールなどで近況は聞いていたが、 東京勤務に戻り「またいつでも会えるね」と思っているうち、何となく疎遠になってしまった。 そして、突然のこのハガキ。相変わらず前進あるのみだね~。(≧▽≦) 今度は別の外資系銀行で、新たなプロジェクトの開設メンバーとして活躍するらしい。 一緒に働いていた頃、金融の仕事に関してまったく素人ながらも思うところあって 「どうしてココにいるの?自分で何かやったらいいのに。もったいないよ」と聞いたことがあった。 その人は当たり前のように、笑顔で「俺もそう思うよ」と答えた。 あれから10年。今も彼は前へ前へと進んでいる。 届けられた一枚のハガキ、さぞかしイイ男の顔になってるであろう彼を見てみたくなった。(*^^*) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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