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カテゴリ:お気楽~観劇日記~
《スーパー歌舞伎》大好きっゥな らび☆ミだけど、《歌舞伎》自体は馴染みがなく
なんと過去に2回しか観劇したことがない。(≧▽≦)ゞ しかも、そのうちの1回は遥か昔、まだ高校生だった頃に学校行事として強制参加の『鑑賞教室』。 当時の市川染五郎さん(現・松本幸四郎)の舞台だったと記憶しているが、 果たして何の演目だったのか? もしや・・・ずっと寝ていたのか??(;^_^A だから自分の意思でちゃんと観たのは、おととしの【競〔はでくらべ〕伊勢物語】のみ。 『121年ぶりに復活する通し狂言!』と銘打ったこの演目は、らび☆ミに 《歌舞伎》との接点を作ってくれた市川猿之助さんをはじめ、《スーパー歌舞伎》を通じて 名前や顔を覚えた役者さんたちがいっぱい出演していた。 思ってたよりストーリーや展開がわかりやすく、《スーパー歌舞伎》もどきの 舞台効果や演出もあったりして、視覚的にもヒジョーに楽しめた。 が、相変わらずTVの舞台中継などで見る《古典歌舞伎》は難解な場面も多く、 生の舞台ではないという緊張感のなさも手伝って、たいてい途中で挫折してしまう。^^; そこで今回、『初心者のための歌舞伎鑑賞教室』というイベントに参加してみた。 以前、《スーパー歌舞伎》の【ヤマトタケル】の話で盛り上がったとき、ゆきうさぎりんごさんに 教えていただいた『プランタン銀座』のカルチャースクール『エコールプランタン』。 なんと、終演後にバックステージを見せてもらえるというオマケ付き♪(^m^) この『歌舞伎鑑賞教室』というのは、国立劇場が主催する、まさに初心者向けの企画で 最初に『歌舞伎のみかた』という解説があるのだが、解説といっても堅苦しいものではなく 《歌舞伎》に関するいろいろな説明を歌舞伎俳優さんが実際に演じたりしながら、 わかりやすく楽しく進めてゆく。 今回この解説を担当したのが、市川笑三郎さんと市川春猿さんなんだけど、 このおふたりの息の合ったやり取りとテンポの良さに、最初は緊張気味(?)だった場内も “大向こう”を体験する頃には笑三郎さんもビックリするほどの出来を披露。(笑) それというのも・・・春猿さんの“美脚”と、笑三郎さんの“こうじネタ”のおかげ?!(爆) らび☆ミ的には“しょうざぶろうさぁ~ん♪(^0^)/”も爆笑!! まだ鑑賞教室は続くので、残念ながら“こうじネタ”が何かは明かせませんが。。。 是非、皆様も実際に体験してきてくださいませ!(^_-)-☆ ちなみに『社会人のための歌舞伎鑑賞教室』は20日・22日の夜7時開演です。 これはこれで、別のネタが用意されるのかしら?? ん~、見てみたい♪♪ それにしても本当に楽しい解説でしたよ~。あれだけでも見た価値があるというもの♪ 相手が喋っているときに、さり気なく後ろを向いて袂から真っ白なハンカチを取り出し 額や首の汗をそっとぬぐう春猿さんの姿に“ドッキリ”したのはワタシだけじゃないでしょう。 あぁぁ、何て色っぽい“おねぇさん”なんだぁー♪(≧▽≦) 本編の【『義経千本桜』河連法眼館の場】は、想像していたのとちょっと違い、 役者さんのセリフよりも“義太夫”さんの唄の方が気になっちゃって(^^;) やはりイヤホンガイド無しでは理解できない場面のオンパレード。 でも皆さん本当に綺麗で、舞台セットも豪華で、この際、話の内容なんて わかんなくてもいっか?と。(爆) 義経役の段チャンゥが登場する瞬間が近いとわかった途端に心臓バコバコ(笑) とてもじゃないけど、練習したように声などかけられる状態じゃない。 そして案の定、せっかくの段チャンゥのセリフも何を言ってるんだかサッパリわからず。 ダメじゃん、アタシ!(o_ _)ノ彡☆バンバン さて、主役の市川右近さんですが、狐の役のときは跳んだり跳ねたりソックリ返ったりで(笑) そりゃもぉ大変そうでした。天井から鉄棒みたいにクルリと回って降りたりね。 そして有名な、その場でクルクル回り続けるあのシーン。割れんばかりの大拍手!! にわか“大向こう”さんから盛んに「おもだかや!」の声が飛びまくる。(笑) 静御前から鼓を渡され、嬉しそうに哀しそうに愛しそうに、鼓を手にする姿は 胸にジーンとくるものがありました。 最後の宙乗りでは、いつのまにか音楽に合わせて会場中が手拍子。宝塚かぃ!(爆) 何か右近クンも楽しそう♪ あの人の笑顔は自然と見てる人をも笑顔にしますよね。(*^^*) 補助席が出る程の盛況ぶりに加え、前日には猿之助師匠も来場されたそうで、 「出演者も張り切ってますよ♪」と劇場の方がおっしゃってました。 嬉しいリーズナブル価格だし、もう1回観たいなぁ~。解説もおもしろかったし♪ 今度は是非、イヤホンガイド付きで。(;^_^A お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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