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カテゴリ:お気楽~観劇日記~
東京・青山劇場で上演中の【リトルショップ・オブ・ホラーズ】。
観劇の動機はヒジョーに ハイ、ただそれだけ。(≧▽≦)ゞ しかも、人から「観に行こうよ!」と誘われ「うん!行こう♪」と勢いで決めた。 正直、内容にもあまり興味はなく(爆)共演者にもさほど魅力を感じなかった。^^; なのに、何故に一万円も出して観に行ったのかといえば、ひとえに山本耕史クン見たさ。 ハイ、ホントにそれだけ。(≧▽≦)ゞ ところが・・・ですよ♪ これが、なかなか楽しい舞台でした。 うーん、楽しいっていっても《ワクワク》《ドキドキ》な楽しさではなくて 《視覚的に楽しめた》といったら良いのかな。広い意味で。 “生”の舞台ならではの呼吸というかね、笑いを誘う場面での役者さん同士のイキというか、 多分それって演じるたびに違うものだと思うし。 もちろん、回転したり前後に移動して臨場感を出す舞台セットや、人喰い花『オードリー2』が どんどん巨大化してゆく様とか(笑)目で見て楽しめる部分も多々あり。 元々はオフ・ブロードウェイで演じられた作品で、日本でも何回か再演されたけど、 博品館劇場やアートスフィアと、いずれもハコは小さく、 今回の青山劇場でやるにあたって、演出面でもいろいろと工夫されているらしい。 肝心のお芝居も程よいテンポで退屈しなかったし、随所にコメディちっくな やり取りが散りばめられているので、結構「クスッ♪(*^^*)」と笑えたりもした。 物語が進むにつれ「クスっ♪」が「ぶはっ!」に変わり、最後の方はもう、 なかばヤケ気味に大爆笑!! 途中、笑い過ぎて何度も涙を流し、まだ@Pが完全に治りきってない目尻に 自分の涙がしみてしみて、おかしいやら痛いやらで大変な目に遭いました。(^_^;) 中でも「さすがだなぁ~」と思ったのは、小堺一機サンですかねぇ。 テレビで知ってる彼より、ずっとずっと面白かった♪ ひとりでも十分に笑いがとれる方だとよ~くわかりました。 今まで「そんな面白くもないじゃん」とか思っててゴメンナサイ!(≧▽≦) ある意味『素』でもあるカーテンコールの退場時にまで、おいしいとこ持ってゆくなんて!(爆) あと、『オードリー』役の上原多香子チャン♪ ハッキリ言って、「顔だけの子」だと思ってました。(;^_^A ソロになった時の歌唱力と表現力のなさ、女優としても素人っぽくてインパクトに欠けるし、 今回最も期待してない人といってもよいくらい“どうでもいい存在”でした。(笑) それが、舞台での彼女はすっごい綺麗で可愛くて、細くて・・・金髪のウィッグや 原色使いのド派手な衣装がちっとも浮いてない、そう、まるでお人形さんみたいに 次から次へと魅せてくれるの。 この役のためと思われる、恐ろしく不自然な可愛らしいセリフの声もよく通り、 コミカルな演技もとってもキュート♪ 一応ミュージカルということで「どーすんじゃい?(^◇^;)」と思っていた歌も 情感こめてきちんと歌い上げていました。これが一番ビックリしたかも?? 今まで「顔だけの子」なんて思っててゴメンナサイ!(≧▽≦) すべてにおいて、健気な一生懸命さが伝わってくる“初々しさ”って最高の武器。 舞台への初挑戦、きっと初日と千秋楽では全然違う『オードリー』が誕生していることでしょう。 こういうのって、舞台ならではの最大の楽しみだねー♪(*^^*) で、お目当ての山本耕史クンはどーだったのよ?ってことだけど、 「顔ちっさぁー♪(≧▽≦)」「細ーっい!(≧▽≦)」「歩き方ヘン~!(≧▽≦)」 こんなとこでしょうか。(笑) “テレビを通した姿は多少膨張して見える”ということを差し引いても、細いです。 「こんなはずじゃない!」って感じです。いや、マジびっくり。(@_@) 役柄上ずっと眼鏡をかけていたので、山本耕史クンというより『シーモア』としてずっと見てました。 このオトコ・・・アブナイっ!!(o_ _)ノ彡☆バンバン 『オリン』役のMAKOTOこと越中睦クンは全然知らなくて「誰?」状態だったんだけど プロフィールを見て「えええっ?!」 あの、ヴィジュアル系バンド『Λucifer リュシフェル』のリードヴォーカルだったと?? 『Λucifer リュシフェル』というのはアニメ『快感フレーズ』の中に出てくるバンドなんだけど、 リアルデビューするってことで、当時、結構話題になったんだよね~。 '03年に解散して、MAKOTOクンは舞台や映画など俳優さんとして活躍してるそうです。 街の少女たちとしてお芝居にも絡み、随所でパンチのある歌を披露してくれたのは 浦嶋りんこ&Tina&尾藤桃子という、これまた豪華な3人娘。 「ちょーだいっ!」と『シーモア』を威嚇する(笑)人喰い花『オードリー2』の声の 和田アキ子さんと共に、心臓がビリビリするようなソウルフルな歌声は圧巻です! ある日ふと手にした小さな植物が、実はとんでもない野望を秘めた怪物で、 誰もが抱く小さな願望をエサに巧みに人間を操り、自らの勢力を拡大してゆくという まさに《B級ホラー》な物語で、だんだん巨大化してゆく『オードリー2』はそりゃもう 毒々しいばかりなんだけど(笑)「え?そうなっちゃうの?(^◇^;)」っていうラストとか、 その後の大爆笑モノのエンディングとか、良い意味で ほんっとくだらない笑いを満喫させてもらいました。(≧▽≦)ゞ ←パンフレットまで毒々(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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