☆らびあんろーず☆

月に一度、母親が通院しているクリニックへ車で送り迎えをする。
小さな駅前のビルだから、当然のことながら専用駐車場などはないので、
近くの大型スーパーの駐車場を利用し、帰りに買物をして帰る。
『お買い上げ2000円以上で２時間まで無料』って、アレね。
それぞれに買物をして、母とアタシの分を合わせれば難なく2000円クリア。
屋外ってのが難点だけど(夏場は車に戻ると車内がサウナ状態！^^;）
どうせ必要なものを買うのだし、タダで停められるってのは有難い♪

今日も、そのスーパーに立ち寄った。
たいてい一緒に見てまわるんだけど、入り口付近に特設されていた
『バレンタインデー・フェア』に母が引っかかっていたので（笑）
先に店内に入り自分の買物を済ませることにした。
たいして買うものはなかったんだけど品揃えが豊富な店なので、ついつい
あれやこれやと物色しているうち、だいぶ時間が経ってしまった気がして
慌ててレジの方へ両親を探しに行った。
まだ清算は済んでいないようで、見あたらなかったので再び店内に戻り、
通路ごとに覗きながら探していると、パン売り場のコーナーを曲がった瞬間、
目の前にいた男性の左手がパンを掴み、何とポケットに入れたではないか！！(@_@)

「えっ？！万引きっ？？(^◇^;)」

男性は、アタシが見たことには気付いてないようで、そのままスタスタと歩いてく。

「ど、どーしよ。誰かに言った方がいいよね？！」

あたりを見回したが、店員らしき人がひとりもいない。
咄嗟に、通路を挟んだ位置で男性と同じ方向へ小走りに向かい、店員を探す。
男性が向かっているのは間違いなく出口だ。
そして、この人の歩き方が。。。早いっ！！
一応“歩いてる”のだが、スーパーの店内をこんな早歩きしてる奴いないって。(爆)
“キョロキョロ”とまではいかないが、視線が泳いでるっていうか、
とにかくもう凄い怪しいのよ、存在が。(≧▽≦)

何とか店員を見つけたときは、もう男性が店内から出て行くところだった。
とりあえず、報告だけはしてみようと店員に話しかける。

「あの～、ちょっと変なこと言ってもいいですか？」
「は？何でしょう？？」
「あの、今出て行ったadidasのジャンパー着てる人、パンを持ってっちゃったんですけど」
「え？今ですか？！adidasの人ですか？？」
「そうです」
「はぁぁ。出て行っちゃうと。。。（困惑）わかりました。保安の方に連絡いれときます」

そうなんだよねー。
声をかけるのは店内じゃないとダメなのだ。
レジを通らないで出口に向かったとき、初めて「もしもし」と言える。
う～ん、たかが菓子パン１個。（他にもやってたりして？！^^;）
されど、万引きは万引き。立派な犯罪なのだっ！
そうかといって、保安員でも店員でもない、一般客のアタシが
「ちょっと！」と声をかけるわけにもいかない・・・よね？？(;^_^A

アタシが何でこんなに万引きにこだわるかというと、前にパートで
スーパーの事務所の仕事をしていたことがあって、そのときに何件もの
万引きと遭遇してきたから。
ほとんどが常習で、しかもいい大人ばかり。（子供は１回もなかった）
あの人たちは「商品が欲しくて」やるんじゃないんだよね。
何ていうか・・・クセになってるっていうか、ビョーキっていうか。
『罪の意識』なんて全然なくて、口先だけで謝ってるのがバレバレだったり
そうゆうのが伝わってくると無償に腹立たしくて。。。

おまけに万引きしたのが女性の場合、警察官は男だからボディチェックが出来なくて
事務所の女性スタッフが頼まれるの。ボディチェックよ？
見ず知らずの人の体に、洋服の上からとはいえ、直に触って他に隠してないか探るの。
ササッと済まそうとすると「ちゃんと確かめた？ホントにもう隠してない？」とか
疑わしく聞かれるし、これ、凄～く嫌な役目だった。(-_-;)　


と、こんな経緯があるので、今でも万引きは「ＮＯ！」
正義感をふりかざすわけじゃないけど、お店にとっても無駄なロスになるし
やっぱり見逃すわけにはいかないのだ。
それに、偶然にも先日、そこの親会社の株を買ったばかり。（笑）
少しでも営業利益に悪影響を及ぼすような行為は許せんぞっ！！o(≧∇≦)Ｏ☆