☆らびあんろーず☆

〔歌舞伎〕を観に行って。。。
こんなに爆笑させられるとは思わなかった
これが王道なのか邪道なのかは“ド素人”のワタクシにはわかりませんが（笑）
これでますます『おもだかや』公演のファンになってしまったこと間違いなし
市川猿之助さん率いる〔スーパー歌舞伎〕がキッカケで〔歌舞伎〕というものに興味を持ったので、
『おもだかや』さん以外の舞台はまだ観たことが無いし、〔歌舞伎〕を語れるような
ツウではないんだけれど、本来は庶民の娯楽という観点からいくと、まさにこうして、
爆笑したり、驚いたり、共感したりっていう楽しみ方でいいのかなと思う。

前回の鑑賞教室の時の教訓を活かして(^^;)今回はちゃんとイヤホンガイド付で
臨んだにもかかわらず、やっぱりセリフは・・・ちんぷんかんぷん。(≧▽≦)ゞ
それでも話の流れは把握できるし、悪人や悪巧みは超～わかりやすいし（笑）
段チャンは主役かと思うほど圧倒的な存在感オーラ放ちまくりだし、
“馬”の仕草に思わず感動（だってホントに馬みたいなんだもん♪）
宙乗りこそないけれど、ありとあらゆる見せ場たっぷりの舞台に大満足
そして。。。。。やっぱり今回も、らび☆ミ的に笑いの要はこの人
そう、延夫さんどぇ～～～～っす♪d(⌒o⌒)b♪
大向こうさんからも盛んに「のぶおっ」とお声がかかっておりました。
あぁぁ・・・もぉ『おもだかや』さん公演に延夫さんは無くてはならないお方ですぅ～♪♪♪

主役の『小栗判官』を演じるのは市川右近さん。
小栗判官は《馬術の名手》ということで、屋敷内を駆け回るサンデーサイレンス並みの
暴れ馬をなだめ、しずめ、果ては碁盤の上に乗らせるという技まで披露。(爆)
そのまま難なく乗りこなし、花道を颯爽と馬に乗って去ってゆく。
この“馬”がねぇ～、すっごい良く出来てるのぉ～！！
脚の部分は人が入ってるから（笑）まぁそれなりなんだけど、首を振るしぐさとか、
碁盤の上に立たせようとすると嫌がって後ずさる様子なんて、まるでレースのとき
ゲート入りを嫌うサラブレッドそのもの
ここまで細かく馬の特徴を再現するなんて、この人たちは競馬ファンに違いないっ

で、カッコよく愛馬と共に消えて行ったまでは良かったが。。。
なんと再び出てきちゃうんだなぁ～。
「あんた誰っ？！」てな役で、これが。(^◇^;)
初めて見る演目、パンフレットも未読という、まったくの“無”の状態での観劇だったから
最初は全然わからなかったのよ。
普通に、ヘンなおじさんが出てきた、と。(爆)
声色も違うし、まさかそれが、あの右近クンだったとは
少ししたら、喋り方とかが「あぁ！やっぱり右近クンだぁ！！！」とわかったけど
あのキャラは。。。何なんでしょう？？(o_ _)ノ彡☆バンバン　

会場中が爆笑の渦、あまりにもおちゃらけたキャラで、これでもかこれでもかと
アホさ炸裂の右近橋蔵をまるで無視、ひとりクール・ビューティを決め込む
段チャン浪七の凛々しさと涼しげなマナザシに惚れ惚れ
でも・・・さぞかし苦しいだろうなぁ。(;^_^A　
あのメイク、あの喋り、それだけでも耐え難いと思うんだけど(爆)そのキャラで
自分に絡んでくるだから。。。ぷるぷるしちゃうよぅ～ぜったい～。(≧▽≦)
きっと日を追うごとに、どんどん右近橋蔵は暴走してゆくんだろうなぁ。。。
負けるなっ　浪七っ

おまけに、この右近橋蔵、アドリブ部分（？）では時事ネタを駆使し、
小道具まで用意し(^^;)お客さんを笑わす、笑わす。
らび☆ミの右側にいらしたご夫婦なんて、奥様がもう大爆笑で
旦那サマの膝をバンバン叩きまくり涙を流してウケまくっていましたわ。
ご主人、いい迷惑です。(o_ _)ノ彡☆バンバン

ハ○スさん♪
体を張って頑張るウコンさんに、“例のドリンク”差し入れてあげてくださいませね。（笑）

この『當世流小栗判官（とうりゅうおぐりはんがん）』は、と～っても長い物語なので
今回の公演では《第一部》《第二部》の二本立てになってます。
でも、一日で両方を通して観るのは時間的にも体力的にもちょっと大変なので(^^;)
とりあえず今回は前半部分の《第一部》だけ観劇したんだけど、まさか段チャンが
主役ばりの大活躍とはねぇ～　おほほっ♪♪♪
もぉこれだけでお腹いっぱい大満足というものだけど、最初の口上にもあるように
笑三郎さんと春猿さんは《第二部》の方にしか出てないんです。
そうとわかったからには、いや、そうでなくても、絶対に続きが観たいと心の底から
フツフツと、また昨年のようなリピート熱が湧き起こってきたのは言うまでも無く、
「さて、次はいつにしようかしら♪」とカレンダーとにらめっこ。(≧▽≦)ゞ

「歌舞伎って退屈そう」とか思ってる方、是非この舞台をご覧になってみて♪
なぁ～んも知らなくても、細かいセリフなんてわかんなくても、きっと自分なりの
歌舞伎鑑賞を楽しめるはず。(^_-)-☆