☆らびあんろーず☆

「そうだ！お花見に行こう♪(~o~)」
急に思い立ち、父にメールしたのが昨日の朝のこと。
天気予報によると土曜日だけが気温も高くマーク。
この日を逃したら、今年も桜の花をゆっくり見ることなく終わってしまうかもしれない。

６年前に両親をこちらに転居させてから、お花見は何度かしている。
最初は近所の土手沿いの公園で、コンビニで買ったお弁当を持参し、
満開の桜に囲まれて“お花見気分”を満喫した。
あと、『千鳥ヶ淵』も行ったなぁ。
あそこは本当に花を見るだけなので、向かいの靖国神社内の出店が大賑わい。^^;
そして『墨田公園』。
浅草の土手の両岸にズラーッと咲き誇る桜、桜、また桜。
松屋の地下で〔花見弁当〕と白ワインのベビーボトルを調達し、まさに花見三昧。
腹ごなしの散歩がてら対岸まで歩き、「お茶しよう♪」と立ち寄ったアサヒビールの
上階レストランで何故かまた 飲み（笑）窓際から街並みを見おろし
「ウチはあっちだ」とか「あれは何だ」とか、わぃわぃ盛り上がった。(≧▽≦)ゞ

それ以来、花見らしい花見は行ってなかったんだけど、ひさしぶりに
“桜の名所”と呼ばれる場所に行ってみたくなった。
歩き過ぎると疲れちゃうから、母のことを思うとあまり遠出は出来ないのだが
何より都心が大好きな母、体調さえよければ、きっと行きたがるはず。
ということで、アークヒルズの『桜坂』はどうかと提案。
この『桜坂』は、毎年のようにダーリンから「ライトアップが綺麗だ」と聞かされていて
いつか行ってみたいなぁと思っていた場所。
幼な心に憧れていた霊南坂教会のある、あの坂道です。(*^^*)


地下鉄・六本木一丁目駅の３番出口から、スペイン大使館の方へと続く『スペイン坂』を登る。
　←ここから桜のトンネルが延々と続く♪
せっかく素敵なアングルなのに、駐車車両が景観を台無しにしてるなぁ～。(-_-;)
ここら辺は桜が咲いてなくても、ちょうどいい散歩道なんだよね。
すぐそこの〔首都高〕や〔六本木通り〕を車がビュンビュン走ってるのに、
一歩こちらへ入ってしまうと、まるで別世界のような閑静で趣のある街並みが広がってる。
桜の花を見ながらKIHACHIでランチでも♪と思っていたのだが、
さすがに11時では、ちょっと時間が早すぎてお腹がすかないというので(^^;)
もう少しブラブラしてみよう、ということに。
　←霊南坂教会付近の桜のトンネル♪
土曜日だし、もしかして結婚式でもやってるんじゃないかしら♪と淡い期待を抱いてきたが
あいにく教会はひっそりと静まり返り、うっかりすると気付かずに通り過ぎてしまいそうなほど。
道を挟んだ反対側には、クラシックの殿堂『サントリーホール』。
フジ子・ヘミング＆スロヴェニア・フィルハーモニー管弦楽団公演があるのを知って、
どうしようかずっと迷っていたんだけど、結局チケットは取らなかった。
できれば、フジ子さんのピアノはやっぱりソロで聴いてみたいなぁ、なんて。(無理だろうなぁ^^;）
　←全日空ホテルと桜♪
ずっと昔、もう20年くらい前(マジですかぃ^^;）母と一緒に、この東京全日空ホテルに泊まったことがある。
何でわざわざ都内のホテルに泊まったのか、今となってはよく覚えていないのだが
母はそのときのことを事細かに記憶しているらしく「あの時はあーだった、こーだった」と
とても嬉しそうに話していた。
ただひとつ、アタシが覚えていることといえば、翌日そこから出勤したことくらい。(^０^ゞ

せっかくだから「今日のランチはここにしよう♪」ということで、ランチビュッフェ目当てで
３６Ｆの《マンハッタンラウンジ》を目指すも、予約なしでは満席。
２Ｆの《カスケイドカフェ》でもやっているとのことなので、そちらへ向かう。
ここで何より嬉しいのは“シニア料金”設定があること！
せっかく美味しそうなお料理が並んでいても、高齢者となるとそう食べられるものではない。
「残すと悪いから」と、いつも母は気にして、なかなかレストランに入りたくても
入れないというジレンマを抱えていた。
ビュッフェ形式なら、自分の好きなものを好きなように選べるからちょうどいいのだが
ひとり\3000もするホテルの料金では、またまた二の足を踏んでしまうところ。^^;
それが“65歳以上はシニア料金”で約20％OFFとなると、俄然話は違ってくる！（笑）
父とアタシはスパークリングワインを頼み（もちろんボトル♪）乾杯だけ母も一緒に♪
ハッキリ言って、メニュー自体は珍しくも何ともない普通のビュッフェだったが
父も母も「美味しい♪」と喜んでくれたし、こんな何気ないランチでも
非日常というだけで気分的に全然違い、何より皆が笑顔でいられるというのが一番

母が「まだ大丈夫！」というので、お散歩がてら日枝神社まで歩くことにした。
途中、新しくなった首相官邸を下から見上げ「へぇ～～♪モダンな建物だねぇ！」と感嘆。
日枝神社では何かイベントが行われていて、神社なのにお坊さんらしき人が般若心経を
唱える横で巫女さんらしき女性が舞を披露するという、何とも不思議な光景が。^^;
そして、ここで・・・待望の結婚式と出くわした！(≧▽≦)
介添えの人に手を引かれながら歩く白無垢姿の花嫁さんに、母ともども
「おめでとうございます(*^^*)」と声をかけると、はにかむように微笑みながら
会釈を返すその可愛らしさに、思わずウルウル。　←何でやねん！(爆)

「ホテルでパンを買いたい」と言っていた母が、全日空ホテルで買い忘れたため
さらに赤坂プリンスホテルまで歩くことにした。
わざわざパンを買うために？？(^◇^;)
　←弁慶橋付近から見上げた桜♪
都心の青い空にそびえたつ純白の赤坂プリンスホテルと、そのエントランスまで続く
桜並木のコントラストが、まるで絵のようにそこにおさまっている。
ロビーラウンジでお茶した後、ベーカリーショップに立ち寄り目的のパンをゲット。
思いのほか長旅になってしまったお花見ツアーは、終わってみれば
やっぱり“花よりダンゴ”か。。。(;^_^A